概要
『Fate/Grand Order』ではいろいろなキアラについて言及されているが、彼女はFGO時空における殺生院キアラである。
この世界ではセラピストの職についている。学生時代から同級生に年上扱いされておりけっこう気にしている。
14歳までは『Fate/EXTRA-CCC』と同じ人生を送っている。彼女は病に自由を奪われていたが、実家である真言立川詠天流の本山を訪れた医者の治療を受けて快癒。
山を下りた彼女は、幸せな学生生活を送った後、医療の道に進むことになる。
聖母のような気性の彼女は多くの人を救った。料金を取らずに人助けをし、誰でも応用できる奉仕活動のアイデアや研究も残すという功績もあげたが、既得権益団体や医師団体から自分達の利益を奪いかねないとして睨まれ、圧力をかけられてしまう。
居場所を次々と追い立てられた彼女は、海上油田基地セラフィックスのセラピストとして招かれることになる。
ここに行き着いたのは全てを失った結果であったが、意気を奮い立たせ、人々を救うという志を貫くと決意する。
彼女のその後については期間限定イベント『深海電脳楽土SE.RA.PH』で語られている。
作中において、事件が発生しなければ小さなコミュニティの主としてつつましくも幸せな人生を過ごしていただろうと、とある存在にお墨付きを与えられていた。
西出ケンゴローによるコミック版『Fate/Grand Order -Epic_of_Remnant- 亜種特異点EX 深海電脳楽土 SE.RA.PH』では新規デザインの白衣姿が描き起こされている。
実際に人望はあったらしく、多くの職員に囲まれて笑顔で写真を撮る姿も描かれている。
関連タグ
殺生院キアラ:『Fate/EXTRA-CCC』に登場する彼女は別世界における同一人物であり、全く異なる生き方をした別人。『Fate/GrandOrder』にアルターエゴのサーヴァントとして登場する彼女は、本項のキアラが魔神柱に余計なことをされた結果として『Fate/EXTRA-CCC』の彼女と繋がってしまい、精神を乗っ取られて変貌した『深海電脳楽土SE.RA.PH』におけるラスボスのキアラが、主人公達に敗北して消滅する寸前に自身の一部を英霊の座に登録したという「元ネタは同じだけど別人」という存在。非常にややこしい。
殺生院リリィ:方向性は違うが、ある意味で「きれいなキアラ」。ある目的のために暗躍していたのだが、その目的自体は非常に可愛らしいものであるものの、その結果は……。
エミヤ・オルタ:Fate/EXTRAシリーズやFGOとは別の世界のキアラと因縁があることが仄めかされているが、彼が相対したのはFGO時空の彼女とは異なる危険人物。
始皇帝:治める異聞帯の状況的にある意味該当する。