概要
①爆発に巻き込まれて死ぬこと。
爆発の衝撃波、熱エネルギー、飛んできた破片や瓦礫といったものが死因となりえる。
いずれの原因でも犠牲者の遺体は損傷が激しく、見るに堪えない事となる。
現代の日本では実感し辛いが、戦争中または戦争直後の国ではこれで死ぬ民間人も多い。
②自らが爆発して死ぬこと。
主にフィクション作品で見られる光景。
体内にある危険物質や、気や魔力などといったエネルギーが暴走する等して爆発する、など様々なものがあり、正確には「自爆」とも言える。
また、スーパー戦隊シリーズの悪役など、死ぬ際に爆発するキャラに対しても爆死と呼ばれる。この場合は爆発が派手であればあるほどファン達から喜ばれるので、ある意味名誉とも言える。
③プロジェクトの大失敗
ネットスラングの一種で、「多額のコストをかけたにもかかわらず、それに見合った結果がほとんど得られなかった」ことを指す。
鳴り物入りで始まったアニメ・ゲーム・映画などの商業企画が、結果として失敗に終わり、収益面で大損をしたりファンの失望を買った制作サイドへの揶揄として用いられる。
こうした爆死に絡むことが多く、消費者から忌避されるようになった人物は爆死請負人と罵られる事もある。
「表現的には不発が正しいのでは?」という意見もあるが、あえて語源を考察するとすれば、「失敗作にまんまと乗せられ金を払ってしまった客のショックの大きさを表した」「莫大な負債を抱えたであろう制作側のダメージの大きさを例えた」「無惨かつ派手に散っていった制作費や信用を爆発に例えた」などが挙げられる。
④課金ガチャの大はずれ
③から派生した用法で、現在のSNS等で最もよく見かけるのはこれ。
オンラインゲーム/ソーシャルゲームにおいて、イベント上位報酬を目指しながらその獲得に失敗したり、実装されたばかりのレアキャラや期間限定のキャラを狙って大枚をはたいてガチャをしたが、目当てのものが手に入らない結果に終わった事を指す。
さらに、排出レアリティが最低ラインばかりだったり、ハズレ扱いされる存在を引いた場合「大爆死」と言うとか言わないとか。
ガチャは悪い文明。粉砕する!
関連項目
メガンテ(ドラゴンクエストシリーズ) 自己犠牲の呪文。(作品にもよるが)正確には爆死ではないが、「ばくだんいわ」が使用するイメージが強いためか、「メガンテ=爆死」というイメージも強い。