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もしかして

イリーナ・イェラビッチ/ビッチ先生

マルティ=メルロマルク/マイン=スフィア/ビッチ


ビッチとは

  1. bitch英語で「雌犬」のこと。女性を罵倒するスラング → 本頁で記述
  2. スラヴ系人名において『~の(男の)子』という意味。ヴィッチとも表記される。特にバルカン半島に多い。なお、ロシア人など一部のスラヴ系民族では男性の父称の末尾に必ず使われる。例)ボリスの息子イワン → イワン・ボリソビッチ

概要編集

いわゆる『卑語』であり主に女性を罵る言葉として使用される。公的な場では例えば Fuck を「Fワード」と婉曲的に言及するように、こちらもBワードと呼んで聞き手や読者に理解を求めることが多い。


日本語での使用法編集

この言葉を日本で使う場合は、


・複数の男性と肉体関係を持っている女性、もしくはそのような雰囲気を持っている女性。

・一時の快楽金銭を求めて男なら誰でも寝たがる女性、もしくはそのような雰囲気を持っている女性。


を意味するが、これは英語ではslut(スラット)である。


その他にも、


・喜ばしくない人物。

あばずれ

売女。(英語ではwhore(ホア))


などを意味し、いずれにせよ主に女性を罵る言葉として使用される。


英語での使用法編集

女性の性格が悪い事を指す言葉。基本的に


・嫌な女

・態度が悪い女

腹黒い

卑しい

ムカつく


などを意味する。


:Did you see her attitude? What a bitch!(彼女の態度を見た? なんて嫌な女!)

  You bitch!(このクソアマ!)


なお、「軽尻」「誰とでも寝るような女」という場合はslutもしくはwhore(hoとも)を使う。これはどちらも日本語の「淫らでだらしない女」「売春婦」「ヤリマン」などの意味に相当する。


:She sleeps with everybody! She is such a slut! (彼女は誰とでも寝る!なんて軽い女だ!)


その他の使用法編集

Hip HopにおけるBitch編集

ヒップホップの世界では「金目当てに近づいてくる女」という意味で使うこともある。

また、「ビアッチ」(Biatch)とも言われ、ヒップホップの曲ではよく「ビアァァッチ!」という雄たけびが歌詞の中で使われている。


「難しい」「つらい」編集

場合によっては、女性とまったく関係なく「難しい」「つらい」という意味で使われる。


:Life is a bitch.(人生はつらいことばかりだ)


「愚痴る」「文句を言う」編集

動詞として使うと、「愚痴る」「文句を言う」という意味になる。これは、おそらく男性より女性の方が不平不満を言うことが多いということから来ていると思われる。


:Stop bitching!(文句ばかり言うな!)

  He was bitching about work.(彼は仕事のことで愚痴っていた)


男性に対して使う場合編集

男性をbitchと呼ぶ場合は「女々しい」「弱々しい」という意味になる。


:Don't be a bitch.(女々しいぞ、やめろ)※男らしくしろ

  I'll make you my bitch.(俺の「女性」にしてやる)※支配下に置くという意味


サノバビッチ編集

son of a bitch(サノバビッチ)は直訳すれば「雌犬の息子」という意味の、男性に向けた罵倒語である。現代語的かつ俗っぽく「クソ野郎」と訳されることもしばしば。S.O.Bとも略される。


:Sink the S.O.B.!!(あのサノバビッチを沈めろ!)


とはいえ、日本語のバカ・アホ・ボケ・クズ・クソ等々と同様、怒りの感情が乗りやすい罵倒の語彙は英語でも口をついて出やすい短いものに変化しがちなのか、同じクソ野郎の意味のままson of aすら略されて、 bitch! の一言だけを男性に投げつけるケースも以下のように見られる。


:Happy Birthday, bitch!


参考:ニュース記事「『誕生日おめでとう』の後に不適切ワード 大谷翔平にRソックス右腕が物議(日本語記事英語記事


形容詞として

Bitchの最後にyをつけると形容詞になり、「怒りっぽい」「不機嫌な」の意で使われる。


:Why are you so bitchy recently?(どうして最近そんなに不機嫌なの?)


Bitchという言葉の意味の変化編集

11世紀ごろには雌犬オオカミキツネ等のイヌ科の生物を含む)という意味で使用されていた。

14世紀ごろから「盛りの付いたメス犬」からの比喩として、「複数の男性と肉体関係を持つ女性」「売女」という俗語的用法が現れ、19世紀までこれが一般的であった(Geoffrey Hughes "Encyclopedia of Swearing")。

日本で英和辞典が初めて作られた時期にはこの用法しかなく、この影響から今でも日本語で「ビッチ」と書いた場合はほぼこのような意味合いで使われている。


タグとしての『ビッチ』編集

ピクシブタグとして使われる「ビッチ」は淫乱(Slut)な女、という意味に重点が置かれている事が多い。人によっては「だがそれがいい」という萌え要素である。→ビッチ萌え


ただし前述のように元々『卑語』であり、人によってはそのものに不快感を覚える者も少なくない。よってたとえ合わせタグとしての使用であっても含まれる事自体不快感を与えるので好ましくない。


関連イラスト編集

『ツーサイドアップしか勝たん♡』センシティブな作品センシティブな作品センシティブな作品

センシティブな作品センシティブな作品センシティブな作品センシティブな作品


関連タグ編集

スラング 俗語 英語 悪口

ヤリマン 痴女 尻軽 させ子 おサセ とんでもないオサセ

売女 娼婦 売春婦 パンパン 雌豚 変態

小悪魔 悪女 肉食系女子 黒ギャル ファム・ファタール

処女ビッチ 清楚ビッチ ロリビッチ 公式ビッチ ビッチ化

ビッチ萌え クソビッチ

歩く18禁


類義タグ

阿婆擦れ / あばずれ ズベ公


男性版

種馬 ヤリチン プレイボーイ ジゴロ ヒモ ドン・ファン タラシ

ビッチ男子 ショタビッチ


外部リンク編集


『ビッチ』に分類されがちなキャラクター編集

ビッチ一覧参照

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