グロスト
ぐろすと
第36話「ひきょうもの!花嫁は泣いた」に登場。
第35話でカタン星人が倒された直後に地球へ潜入した宇宙人。首だけの姿で地下に潜み、人間を目から放つ催眠ビームで操る能力を持つ。
冷気による攻撃を得意とし-200℃の冷気すら物ともしない。
手から放つ−210℃にも及ぶ冷凍光線「フローズンホワイト」には、周囲を一瞬にして氷の世界に変え、建造物を凍結させて粉砕してしまうほどの威力がある。(『ウルトラ怪獣大百科』では凍結怪獣ガンダーの冷凍ガスよりも低温である事が指摘され「ウルトラ戦士にも勝つチャンスがある」と評されている。)
反面熱には非常に弱く、レーザー光線などの高熱を受けると身体が溶け出してしまう。
また、催眠術で操られた人間は肩書同様猫舌(というよりも熱いものに対して拒絶反応を示す)体質になってしまい、多少冷めた焼き芋程度の熱すら嫌うようになってしまう。
氷で覆われた怪獣のような風貌をしている。実際オープニングテロップでも「冷凍怪獣グロスト」と書かれており、一部書籍では怪獣扱いされている。
ZATの監視網を掻い潜ってマンションの建設現場へ潜入し、作業員を催眠ビームで操って侵略を進めていた。しかし、焼き芋屋の清彦少年(演:矢崎知記)に潜入の瞬間を目撃され、作業員たちの様子がおかしい事に気付かれてしまう(清彦の姉・陽子(演:久保田民栄)は作業員の岩坪(演:平泉征)との結婚を控えており、清彦自身も作業員たちと親しかったため)。
清彦の通報を受けて駆け付けた東光太郎を作業員たちに迎撃させるが、光太郎が落としたZATガンを清彦が拾って発砲した為、顔面を撃たれて催眠が解除されてしまった。
やむなくグロストはマンションを破壊しながら巨大化し、清彦と作業員を救うために変身したウルトラマンタロウと対決する。
開戦直後は「フローズンホワイト」でタロウを氷漬けにして瀕死に追いやり、コンドル1号やスカイホエールのレーザー攻撃で角を溶かされつつも反撃で返り討ちするなど優位に立っていたが、キングブレスレットの力でタロウが蘇生したことで形勢逆転。猛反撃を受け、最期はシューティングビームで爆発炎上した。
スーツはボルケラーの改造。
名前の由来は恐らく「Glacier(グレイシャ、氷河)」+「Frost(フロスト、霜)」
登場した話のサブタイトルは「ひきょうもの!花嫁は泣いた」である。
タイトルだけではどう見ても結婚詐欺の話にしか思えないが、実際には清彦少年がグロストから家族を救うため奮闘する話であり、花嫁(陽子)が泣くシーンも存在しない。また、ウルトラシリーズにはグロストより遥かに卑怯な侵略者が多数登場しており(筆頭がこいつら)、劇中でグロストが卑怯だと非難されたわけでもないため、何故こんなタイトルになったのかは不明。
また、「ねこ舌」星人という肩書だがグロスト自身がものを食べる描写はなく、操られた作業員たちも焼き芋を口に入れる前に放り出しているので、猫舌と言えるかも疑わしい。
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