スペック
全高 | 20m |
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全長 | 60m |
全幅 | 54m |
重量 | 50t |
最高速度 | マッハ3.3 |
乗員 | 6名 |
概要
ZATの主力大型戦闘機。
前線で指揮を執る移動指令室であり、作戦に使用する武器や装置等の輸送、偵察等の任務もこなせる。
また単独での大気圏離脱や宇宙航行も可能。内部に科学分析室があり、作戦に応じて機内の化学部分析室で即座に薬品調合や白酒の合成も行う等様々な武器やアイテムを作り出すことができる他の防衛チームのライドメカには無い特徴がある。
作中ではジレンマの強酸に対抗できるスーパーアルカリ砲やベロンを酔っぱらわせる白酒などを製造した。
武装は機首のレーザー砲や両主翼付け根の箱型ミサイル、ナパーム弾ランチャー。レーザー砲は改造ベロクロン二世を倒せるほど強力。また状況に応じて機体下部に様々な装備を取り付ける事も可能。
劇中ではライブキングにくしゃみをさせるために散布したコショウ1t、電流を流すワイヤー、カタン星人によって失明したタロウのために星人に取り付けた鈴付の首輪、改造ベムスター相手に使用したウルトラブレスレットと同等の強度を持つ丸鋸を装備している。
これまで戦闘機の名前には鳥の名前やアローを付けるのが定番であったが、その中でも珍しい海生哺乳類の名を関するウルトラ戦闘機界の異端児とも言える存在である。
ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE
中島、堀井、土井垣の3人が乗る科特隊の「超先進技術実証試験母体機」として登場(※)。機体サイズは原作とほぼ同じ。
霞が関の地下40メートルに収納されており、位相波通信システムやテスラコイル、粘着リボン、配合した薬品を放射するスプレーなどを搭載しており(要は『タロウ』で見せたイロモノ作戦とほぼ一緒)、機首からはマルス133を発射可能。しかし、装備の殆どはスペースモス用であったためにキングカッパーに撃ち落とされた…無念。
(※)本作でのZATはあくまでも最終防衛ラインの名前であって、組織としては存在しないが、スカイホエールやラビットパンダといったメカは登場している。
関連項目
フライホエールジラーク:ある意味後輩?