データ
登場作品『ウルトラマンタロウ』
第6話『宝石は怪獣の餌だ!』
別名 | 身長 | 体重 | 出身地 |
---|---|---|---|
なめくじ怪獣 | 不明~73m | 不明~4万3千t | エジプト |
概要
古代エジプトに伝わる『満月の夜に現れて宝石を探し回り、強い光の刺激を受けると、巨大化して町を焼く』と伝えられている伝説のナメクジに酷似した怪獣。
とある幸運を運ぶとされる宝石を主食としており、その宝石の持ち主を口から吐く強酸性の溶解霧で殺害して奪い喰らっていた為、何時しかその宝石は災いをもたらす悪魔の石として忌み嫌われるようになった元凶でもある。
主な戦力は上記に上げた口から吐く強酸性の溶解霧のほか、相手に絡みつかせて身動きを封じてしまう程の長さを誇る舌で、突進攻撃を得意としており、足跡に残った粘液は1万Vもの電気を帯びているとされている。
また、体はナパーム弾にも耐える程の強固さを備えているとされる。
劇中、光太郎がエジプトでさる老婆から(厄介払いとして?)譲り受けた宝石をはるばるエジプトより追いかけ日本に上陸(作中では海を渡った描写すらなく、唐突に白鳥家の近くにいたが)。
宝石を持つ白鳥家に侵入し、彼らが飼っているペットのポチを殺害し身に着けていた宝石を喰らった後、同じく宝石を身に付けて就寝中の白鳥健一を襲うものの偶然、体と宝石の間に物(描写やセリフから、たぶんゴミ箱)が倒れてきた為に健一は無事だった。次にその宝石をお守りとして身に着けている白鳥さおりを付け狙う。
当初は大人の腕の太さぐらいの大きさだったが、光太郎がさおりを護るために放った『ZATガン』のレーザー光線を受けたことにより巨大化。宝石を狙って襲い掛かるが、そこへ登場したタロウと対決。
当初は口から吐く強酸性の溶解霧でタロウを苦しめるがZATが『スーパーアルカリ液』でタロウにかかった酸を中和したため形勢が逆転。
最後は触角をもぎ取られ、駄目押しに舌をブルーレーザーで焼き切られ衰弱した所へストリウム光線を食らい爆死した。
事件解決後に健一は光太郎からポメラニアンを授かり、(作中では二代目とは言われなかったが)ポチと名前を付けた。
余談
予告でのサブタイトルは「怪獣は宝石がお好き」となっていた。
第1話で、光太郎が海外から持ってきて勝手に東京の埋め立て地に植えたチグリスフラワーが一つだけだったのがやがて短時間で群生し、それどころか彼の愛犬を捕食してアストロモンスという大怪獣になった前例がある事から、『光太郎が持ち込んだ物がきっかけで怪獣関連の事件が起こる』というジンクスができてしまった。
ちなみに似たような事態は17話でも発生してしまっている。
関連タグ
ナメゴン:ナメクジ怪獣の先輩