※注意
このキャラクターは、その所業故にアンチが非常に多く、時折過剰なキャラヘイト表現や、「似たような人物」など本来の記事内容の趣旨からズレた書き込みが行われることがあり、それが原因となって編集合戦へと発展することも多々あります。
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データ
別名: | 凶悪宇宙人 |
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身長: | 52メートル |
体重: | 3万トン |
出身地: | ドルズ星 |
概要
『ウルトラマンタロウ』第45話「赤い靴はいてた…」に登場。
M88星雲にドルズ帝国を築いている。
同じく第45話に登場したうろこ怪獣メモールを操っていた宇宙人。
毒々しい体色と、脳髄が肥大化したような不気味な頭部が特徴。
地球上にドルズ帝国を築くために侵略活動を開始するが、その方法は地球人の少女を誘拐し、地球攻撃用武器として怪獣に改造し送り込むという非道極まりないもの。誘拐してから数十年経ってから作戦を開始する、忘れたころにやってくるという面でも悪辣である(この時、北島にも何らかの仕掛けをしたとも取れる描写もある)。
さらに非常に好戦的であり、侵略や破壊の役目は部下たちに全て押し付け、自分は安全な場所を確保して高みの見物を決め込むという、「凶悪宇宙人」の名に恥じぬ卑怯かつ残忍な性格。
しかもこの話では黒幕であるドルズ星人が倒された描写が無いまま終わるというなんとも後味の悪い終わり方をする。
『ウルトラマンタロウ』の宇宙人や怪獣は全体的にコミカルで、どこか憎めない連中が多い中、無力な者を利用するだけ利用するという、ここまでタチの悪い外道は珍しいと言える存在。
派生作品での登場
ULTRAMAN
侵略者集団“暗黒の星”のメンバーの1人としてまさかの登場を果たす(そっくりさんという可能性もあるが)。
ゼットン星人・エドと同様、原典におけるドルズ星人とかなり近い容姿で描かれている(ただし、口元をマスクのようなもので隠している点が異なる)。
単行本第6巻巻末の開設によれば、元々残酷な種族の宇宙人で、傭兵のエースキラーたちと違って最初から地球侵略を目的に地球へと潜入したらしく、彼らが、過激な選民思想集団である“暗黒の星”に参加するのも必然であった。
アメリカのニューヨークを拠点に暗躍しており、何らかの目的で詳細不明の薬を地球人に売りつけ犯罪を誘発させていた。しかし偶然にもその薬で自我を保ったまま超人的な力を持ち、計画的に誘発した犯罪を次々に阻むカメラマンの東光太郎に計画に水を差された事に怒り、地球を守護する存在=ウルトラマンと見なして遂に排除することを決意。
支配下に置いた地球人と共に、彼の友人のデイブ共々光太郎を襲撃・拉致するが、最後は目の前で友人を殺された事で未知の力を発現させた光太郎に部下諸共吹き飛ばされ絶命した。
あくまで外伝作品とはいえ、ドルズ星人の明確な死亡描写の描かれた初の事例となった。
酩酊!怪獣酒場
第43話にて、ペットボトルからロケットを作り出そうとしているうるま一行の周りに集まって来た野次馬役で2体登場。隣にはメモールが2体いるが特に因縁はなさそうだ。
余談
着ぐるみはカーン星人に改造された。
担当声優は不明だが、声質的にウルトラマンAの掛け声を演じていた納谷悟朗氏ではないかとファンの間では噂されている。
本編では出番が通信シーンのごくわずかしかなかったが、雑誌媒体などでは宇宙船の船内なのか、複数のドルズ星人が写っている作戦会議らしきシーンなどの写真が掲載されている。
一部の資料では通称が「悪宇宙人」とされ脱字の被害を受けている。さらにいい加減な資料では名前をドルツとされ、出身地をヨーロッパと書かれたこともある(そんな変身忍者嵐の敵みたいな...)。
関連イラスト
関連項目
ザラブ星人:別名が同じ宇宙人。しかしドルズ星人に比べればまだ凶悪具合は大分マシだが。