「単刀直入に言おう—————キミに「ウルトラマン」になってもらいたい」
概要
かつて地球侵略を企んで宇宙恐竜ゼットンを操り、ウルトラマンを殺したゼットン星人の生き残り。初代ゼットン星人と同様に黒いスーツを着用しているが、他の媒体におけるゼットン星人達と違い、手は地球人と同じサイズ。
地球人に擬態する際は、原典における岩本博士とよく似た壮年男性の姿を取る。
アニメ版では声が徐々に低くなっていく演出がなされている。
地球サイドにおける異星人の代表的な立ち位置であり、技術者及び指揮官、星団評議会との連絡役として、科学特捜隊の井手光弘と共に地球の危機に立ち向かう。
平時は科特隊に常駐しており、寝泊り(ちなみに1日の睡眠時間は2分)や食事なども本部内の私室で済ませている。そのような環境故か意外にもホームシックを患っており、故郷の記録画像や「光の巨人記念館」のウルトラマン対ゼットン戦を再現したジオラマなどを見て郷愁に耽る事も。
ベムラーの襲撃から逃れた早田進次郎の前に現れ、自身の目的を語った上で地球外部からの侵略に対する抑止力としての「ウルトラマン」を求めていることを伝え、彼にウルトラマンになってほしいと頼む。
一応現段階では進次郎達の味方だが、不可解な指示を出すなど謎も多く、部下である諸星弾もその意図を読み取れないことも多い(ちなみに、エド自身もその諸星に対して、激怒した彼を思い出して身震いするなど若干の苦手意識を持っているようである)。ただ、任務外では進次郎の悩みを聞くことがあるなど意外な一面を見せており、決して冷淡なだけの人物ではないことが窺える。
独自の終わり方を迎えたアニメ版ではラスボスを務めており、過去のウルトラマンスーツのデータで作り上げたゼットンスーツを装着して戦うこととなる。
以下、ネタバレ注意
その正体は星団評議会の最高議長である。その地位もあり当初は物語の黒幕と考えられていた…が、実際は星団評議会を裏から操っていた存在であるゼットンコアの傀儡でしかなかった。エド自身は「地球人のウルトラマンへの信仰を殺す」というゼットンコアの目論見とは考えを異とし、「傀儡という立場を利用し星団評議会を破壊する」ためにゼットンコアに対する抑止力として新たなウルトラマンを必要としていた。
さらにはゼットンコアの統領であるダムドという兄がいる。
酩酊!怪獣酒場
特別編に登場。井出と共に「BAR COOL」に来店。
うるま達の上司であるケムール人そっくりなので、「星団評議会に報告しなくてはならないな」というセリフが一人歩きし、ケムール人は巨大な組織と繋がりがあり、不祥事を報告しているものだと勘違いされてしまう。