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概要編集

哲学者ジョン・ハリスが提案した思考実験の一つ。

要約すると、「他者を犠牲にしてまで誰かを救うことは果たして正しい事だろうか?」ということ。


内容編集

ある国では臓器移植を待つ患者がたくさんいるが、臓器提供者がなかなか現れなかった。

そこで定期的にくじ引きを行い、健康な国民から臓器提供者を選ぶ「臓器くじ」を行うことにした。

くじに当たった国民は、臓器の全てを提供しなければならない。臓器の全てを提供すればその国民は死んでしまうが、1人分の臓器を配分すれば最高で5人の患者を救うことができる。


ただしくじには公平性を持たせるために次のようなルールがある。

  • くじに不正行為は絶対に起こらない。
  • 移植手術は絶対に成功し、5人の患者が助かる。
  • 人工臓器や死体からの移植など、くじ引き以外の方法では選ばれない。

くじは完全に平等に行われるため、地位や権力、知名度、年齢を問わず、誰もが当たる可能性がある。

決定に拒否権はなく、選ばれた人は臓器移植を待つ人のために犠牲にならなければならない。

しかし、1人の犠牲により多くの患者が助かる。


さて、この制度は正しい制度なのだろうか?


YouTubeでは編集

テイコウペンギン編集

主要メンバーであるパンダが選ばれた。あまりの理不尽に怒りを覚えたペンギンシャチはパンダを守ろうとするが上司がパンダに綺麗事のような恫喝を行った上医師達もこの制度を推奨するという異常な状態の中パンダは逃げ切れず殺害されてしまった。

パンダは最期この制度を廃して欲しいとペンギン達に託して死亡し、ペンギン達に共感したと思われる大観衆が政府に反対意見を出し続けた結果この制度を強引に通していた政府は多数決で廃案するかどうかを決めることとなった(その後は明かされておらず視聴者投票がコメント欄に設けられた)。

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