「やっぱり…パンダさんが人の為に動くはずがないんだ…」
「あんまりよく分かりませんけどとにかく諦めちゃ駄目ってことですね!」
「ここで会ったが100年目じゃぁ!!オラァ!!」
プロフィール
概要
Twitterで連載されている漫画『テイコウペンギン』を原作にした同名のアニメの登場人物。(以下、前者を原作、後者をYouTube版と記載する。)
「【アニメ】キャッシュレス社会になるとどうなるのか?」にてペンギンの後輩としてゲスト出演し、この回やシャチの人気も相まってか、登録者50万人突破記念にレギュラー入りを果たした。(後の作品でも一定数のチャンネル登録者数を記念として、新キャラを取り入れることがあるが、ゲスト出演から明確にレギュラーに昇格したのはシャチのみであった。とある人物の正体が発覚するまでは...。)
作中では4番手の扱いであるが、近年のグッズ展開では他チャンネルとのバランスの関係で3番手の扱いになることが多い。
席はペンギンの右隣(視聴者視点)。
※きんだーてれび版での初登場は7話。それ以前にもナレーションを担当していた。
原作
2019年12月19日と2024年2月3日に投稿された1コマに登場。
YouTube版と比べると、丸みを帯びたキャラデザとなっている。
2019年に投稿された1コマにて、ペンギンから目の位置について聞かれた以外ではセリフがない為、某企画の社員であるかは不明である。
YouTube版
動物像
体は浮いて移動していることで、海洋生物でありながら陸上活動を可能にしており、人間の言葉を喋る事も含めて、企業や研究機関が目を付けそうな珍しい動物そのものだが、作中ではパンダと違い特別な存在として扱われる事も自身の価値を強調する事も無い。(実際のシャチは陸に上がると海中での浮力や体温調整の恩恵が無くなり内蔵が押しつぶれたり体温上昇で皮膚が火傷と同じ状態になり弱って死ぬため、空中を浮くだけで解決はしないのだが突っ込んだら負けである)また、現実の同動物と異なり、目の下の白いマークが目の代わりになっている。
回によって、ペンギンと同じ大学の後輩だったり、社会人になってから面識を持つようになったりと経歴がバラバラになっており、「シャチ子」などの女性として出る回(そのほとんどがペンギンの配偶者設定)もある。その際の声に女性声優を使うといった事はしておらず、同じ声優が担当している。
ただし「シャチ子」は、シャチとは別個体として登場している回も存在する。(『【アニメ】一瞬で友情が壊れる絶対にやってはいけないこと7選』、『【アニメ】すれ違いざまにブタって言われた』など)
一人称は、2020年中期以降の回では『自分』であるだが、初期は『僕』や『俺』を用いており、回によってバラつきが有った。
能力
作中では真面目&善人寄りで自分の親に対しても敬語を使う回が有る。
しかしやる気が空回りするタイプで、ペンギンに迷惑をかけまいと一人で仕事をこなそうと頑張るが、仕事のデータを消してしまうなど結果的にペンギンの負担を増えてしまっている。
「チャンネルを乗っ取りました。」では完成したデータをバックアップごと消してしまった際にパンダから意図的としか思えないと言われたり、
「無能は解雇!非正規の給料アップ!同一労働・同一賃金が施行されるとどうなるのか?」だと仕事でミスをして会社の仕事を何倍も増やすスキルがあると発言する場面がある(一部視聴者からは「サボる事で利益は出さないが損害も出さないパンダの方がまだマシ」とさえ言われている)。
回によっては問題なく仕事をこなしている回も有るがペンギン同様に燃え尽きた姿になっており視聴者に仕事の過酷さが伝わってきたり、自分の分の仕事をこなしペンギンにお疲れと言い先に帰る回も有る。
仕事は出来ないと強調されている回が多い一方で、海洋生物なこともあり海難救助の能力は申し分なく、「地球から人間がいなくなるとどうなるのか?」では犬を手下にし手懐け情報収集をこなした事も。元々海のヒエラルキーの頂点にいることもあって軍人や独裁者としての適正も高く5000万年後の彼の子孫は他の動物を排除しシャチの帝国を築きペンギンの子孫に批難されていた。
空腹の時や怒りが頂点に達した時は絡んできた者を捕食してしまう。本人曰く「サボタリアンなのでサボり魔=やる気の無い、生きている価値の無い奴しか食べない」らしいが、犯罪者やサイコパス、果ては契約を破棄した取引先の社員も対象になる回も有る。
ペンギンに対しては安全かと言うとそうでもなく、「おいしそう」「僕は『まだ』食べようとしてませんよ」「食べたくなっちゃいます」「食べても良いですか」などを言う回も有り本心が読みづらい。前述のとおり、食欲交じりの愛を彼に向けているが彼からの愛を得られないと判断した途端に食べようと脅しにかかるか襲いかかろうとする傾向も見られる。
捕食対象には人間も含まれており(実際数名殺っていることを暗示させるシーンが多数ある)、とある回で人肉専門のレストランをオープンしたこともあった。こいつの正体はアマゾンか何かなんだろうか。
しかし上司は食べるとお腹を壊すらしい
しかし、基本ペンギンを尊敬しているため、彼がパンダや上司の悪行を阻止しようとする際にはそれに賛同する他、互いに危機が訪れた時は自らを省みず助けようとしたりする。
それに対してパンダに関してはサボり魔として見ていることがほとんどだが、彼のことをやればできる子と見ている節もあり、実際に彼が成功を収めた回では彼を見直す場面もある。最近はパンダの性格が改善されたこともあってペンギン同様先輩として見ている。
動物関係
基本的に敬語で話し、上司やパンダにパワハラを受けている描写も有り弱い立場なようだが、キレると海のギャングの本性が出るのか荒っぽい口調になり、そのおかげで事態改善に繋がった話も有る。
本来なら海の王者やギャングと呼ばれる海の生態系の頂点に位置する生物でペンギンの天敵でもある。
しかし、本人はペンギンの事を頼れる先輩として尊敬しており『ペンパイ』と呼んで慕っている。
だが度が過ぎた結果メンヘラ化したり、幼児退行したときは「そういう事は薄い本の中だけにしなよっ!!」と言われるほど彼に甘えたりしている。バレンタイン回では完全にやらかした。
ペンギンはシャチのミスに手を焼いているが、一番味方に付けやすい&その際大きな戦力になる存在ゆえか、パンダや上司と対立した時は彼を味方に付けることが多い(というか、その時はシャチが自分から味方になってくれる事が殆ど)。繰り返すようだがシャチもペンギンを非常に慕っているため、互いの絆は強い。そのためペンギンから誰かへの罰として捕食するように要請を受けた際には、その対象が前述の理由から食べたくない上司だろうと素直に応じている(「パクリYouTuberになるとどうなるのか?」や「(後編)美女が野獣に捕まるとどうなるのか」、「ナワバリバトルで白黒つけてみました」を参照。しかし「恐怖!ブラック企業飲み会の実態!」では「クソ(な人間性)がうつりそうなので遠慮します。」と拒否している。)。
パンダに対しては、初期の頃は自分やペンギンに仕事を押し付ける彼を嫌い、呼び捨てしている描写も多々見られた(パンダも同時期に、シャチに対して呼び捨てしている描写がある)。しかしパンダの性格が良化しつつあることもあって、現時点で呼び捨てはキレた時のみになっている。
フラグちゃんとのコラボ回では、シャチが現れただけでペンギンに死亡フラグが立っていたが、パンダの方がペンギンに死亡フラグを立てたり殺害を実行した回数が多い(ものの、2匹それぞれがペンギンに生存フラグを立てている事もそれなりに多い)。
こんなふうに良くも悪くもペンギン頼りな彼だが、新たにトラが入社してからは、彼に慕われている事もあって、肉食動物社員の先輩として振る舞うよう努力している。
ペンギン・ユニバース
ペンギンユニバースの世界でのシャチが某企画の社員であるかは一切不明であるが、劇中では以下の項目における並行世界の彼が登場している。
キャラ | 世界 | 勢力 |
---|---|---|
シャチ子(ホスト) | 「【アニメ】ホストクラブで働くとどうなるのか?」 | 味方 |
シャチ子(魔法使い) | 「【アニメ】"魔法"が使えるとどうなるのか?」 | ※(過去からの召喚による登場。現在は死亡扱い。) |
(注釈)
※ ペンギン(ホスト)のテーマの力によって召喚されたキャラ。それ以外にも何処の世界かは不明だが、複数体のシャチが召喚されている。
立体物
- ぬいぐるみ(2022年2月25日〜3月24日までの受注生産)
3周年を記念したイベント『テイコウペンギンミュージアム』の開催記念商品。
- テイコウペンギン コレクションフィギュア(2022年10月28日発売)
全国のカプセルトイにて、順次販売開始。
余談
「【アニメ】ブラック企業の年越し」の最後の挨拶でも触れているように、公式的には2020年度になってから登場するように見込んで制作していた為、主要キャラ入りを果たした当初は未登場回も結構あった。(8連続未登場もあった)
しかし、後に主役回を貰う事も多くなり、「会社の後輩がメンヘラだったらどうなるのか?」は、Twitterの公式アカウントで続編を見たい回を募集した際に1位になった。
パンダからは『シャチくん』と呼ばれており、恐らく社畜とかけていると思われる。(公式も少しだけ、「【アニメ】某企画の入社試験、合格者を発表する」にて触れている)
関連タグ
社会不適合者…仕事が出来ないというのはまだ分かるが、少なくとも(やりがい抜きで)自分でもできる仕事に就くという考えがない点はかなり厳しい。ついでにこれにはペンギンの指導にも問題がある。というか次は頑張ろうではなくやり方を教えた方が効果的である。
関連キャラクター
Plott関連
- タブー…秘密結社ヤルミナティーの登場人物。コラボ動画にてシャチを「サイコ野郎」と罵るも「チェーンソー持った人に言われたくないです…」ともっともな反論を返した。むしろサイコパスは別にいる。
- シャボ…同じく秘密結社ヤルミナティーの登場人物でポンコツな所はシャチをそのままロボットにしているがシャチは哺乳類、シャボは魚類の違いがある。