「貴様らはこの漆黒の堕天勇者レクイエムが成敗してやる!!」
「あいつらめ...絶対に許さないぞ...」
cv.坂本悠里
概要
キリンたちと同じ大学に通う大学生。ハックと同じ理工学部で学年も同じ。一人称は基本的に「僕」だが、まれに「俺」を使用することもある。
登録者数50万人記念の新キャラであるが初登場は登録者数53万人前後の時の特別編であった。
プロフィール
所属 | YBT(ヤルミナぶっ潰し隊) |
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誕生日 | 6月19日 |
年齢 | 20歳 |
好きなもの | 中二心をくすぐるもの・ママ |
苦手なもの | ナス・納豆 |
特技 | 永炎の漆黒(エターナルブラックフレイム)・エ作 |
人物
異世界から堕天した天使もとい勇者として、暗黒の組織「ダークサクリファイス」に命を狙われ地上の世界に逃げて来た。「ダークサクリファイス」の追手から身を隠すため学生として地上の生活に紛れて暮らしている。
右手の包帯の封印を解くと漆黒の炎を、左手鎖を取ると閃光の雷を放つことができる。漆黒の右翼を背中に隠し持っている。もう片方の翼は「ダークサクリファイス」によって消滅させられた。現在は「ダークサクリファイス」を全滅させるために力を蓄えている。
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という自己設定を持っているが、もちろんただの妄想である。
その正体は、いわゆる中二病というやつで、本名はサブローという。アニメや漫画の能力をノートにメモしそれを信じ込んでいる。
ヤルミナティーをその中の敵対組織と勘違いし黒く塗ったダンボールを漆黒の右翼と称し身に付けていたりエターナル・ブラック・ブレイムと称しビニールテープで攻撃するといった何の変哲もないあたおかだがそのたびに本物のチェンソーなどを持ち出すヤルミナティーの面々に驚かされ呆れられ現実に戻そうとノートも燃やされてしまう。実家暮らしの典型的なマザコンでもあり、母親との二人暮らし。しかし、母親の家事を手伝ったり、誕生日にプレゼントを用意したりと、依存しきっている訳ではなく母親思いで大切にしている一面もある。さらにキリンと喧嘩して落ち込んでるタブーを慰めて自分たちの仲間に誘ったり、小さくなった不死身の爬虫類を拾って面倒を見たりと、根は良心的かつ育ちの良い心優しい性格であり、実際にはかなり常識的な人物である。
厨二病アイテムを自作する等、手先が器用で、理工学部であるためシャボの細かい部分の修理やメンテナンスは彼が行っている。
ナスが苦手。
呪物などの呪いに対する耐性があるようで、アイスマンや妖刀・村正、バズビーンズチェアなどの特級呪物は最終的にヤルミナティーの3人を呪い殺してきたり、パンドラの箱に関してはハックが呪いにかかったものの、持ってきた本人は全く影響を受けていなかった。
しかしその回のラストでは2名の声に話かけられており、後に他のYBTのメンバーであるティラとシャボが登場しているが、ティラからは使い走りにされている。
ハックの事を一方的に親友だと思っているが、ハックからは「全然友達じゃないっすよ?」とあっさり否定されている。しかし、いざという時は協力し合ったりと、なんだかんだで仲の良い一面も見られる。一方で、ハックのパーカーを内心では「ダサい」と思っている(ちなみにこのパーカーは、ハックの高校生時代の友達の形見である)。
モチーフはカラス。メカクレ前髪はカラスの嘴を意識したデザインになっている。イメージカラーのや髪の濃い青も、カラスの羽が光りの加減により青っぽく見える事から。タブーの元ネタや、ホラーやオカルトを扱うチャンネルであることを考えると、ヒッチコックの映画「鳥」もモチーフか。
彼が登場すると腐向け回も含め決まってこうなる。なお、本家キリンとは無理矢理襲われて肉体関係を持っている。
過去
元々は漫画家である父親と母親との3人で幸せな日々を送っていた。
父親は人気ではないが、それなりに評判がある漫画を描いていて、その内容はどれもまさに厨二病と言わんばかりの内容であった。この事から彼の厨二病体質は父親の影響であると思われる。
だが、中学生になったある日、家に帰ったら父親はおらず、母親が職場が変わったからと言う理由で母親についていく形で、父親と別居する事となり、さらには転校も繰り返すようになった。(2ヶ月に1回は転校していた)また母親に父親はどうしているのか聞いても、いつもはぐらかされてしまい、度重なる転校や厳しい門限により、友人や部活もできず、学校のイベントも素直に楽しむ事が出来なかった、そしてそんな生活の中でついに我慢の限界が来たと言わんばかりに、「みんなママのせいだ」と母親にきつく当たるようになってしまう。
ある日、外を歩いていると、彼は「アカシックレコード」という本を見つけて拾い、その本にはなんと×印のついた父親の写真が挟まっており…?
そしてそれを彼は母親に見せると「今すぐそれを捨てて」と酷く焦った様子を見せ、彼と揉み合いになってしまい、感情に任せ家を飛び出してしまう。
行くあてもなく、彼は公園で拾ったアカシックレコードを読み始める、そこには様々な世界の秘宝の情報や「被験体No.1919」の実験記録と言う謎の情報が書かれていた。
その時、黒服の男が彼の前に現れ、自分は父親の仕事仲間と言い「母親に会わせてほしい、返して欲しいものがある」と頼み込んでくる、サブローは最初黒服の男を信用していなかったが、「母親に会わせてくれたら、父親に会わせてやる」と黒服の男はサブローに電話越しから父親の声を聞かせ、彼は黒服の男を信用し、家へと案内した。
だが彼が家に来た途端、母親は青ざめ、黒服の男は豹変する。
彼曰く、母親は男たちの組織「秘密結社ダークサクリファイス」から、組織にとって重要な物である「玉」を持ち出し、逃げてきたのだという。
そしてその見せしめとして、サブローの父親は組織に殺害されてしまい(電話の声は、彼が死ぬ直前の会話を録音した物だった)母親は父親の死を隠し、サブローを連れて何度も引っ越しを繰り返す事で、組織から逃げていた。
組織は玉を何とか取り返さんと母親を強引に連れて行こうするが、サブローは母親を守ろうと対抗し撃たれてしまうが、母親がサブローを庇い彼にその玉を渡すと、そのまま息絶えてしまう。
その時玉が光り、彼は覚醒した。
「我が黒煙に沈め…!爆ぜろ!永炎の漆黒!(エターナルブラックフレイム)!!」
彼の左目は赤くなり、右手から炎を繰り出し、組織を撃退した、そして息絶えた母親に、彼は何度も何度も「死者蘇生」を試みる。
そして、彼の力により、母親は蘇った…。
…という物語を、彼は書いていた。
彼はすっかり「中二病」になっており、母親との関係も改善し、大学生となった、そして、これからの大学生活に胸を膨らませて、大学へと向かっていく。
果たして彼の過去は、どこまでが真実で、どこまでが妄想なのだろうか…。
性格
基本的にクールで落ち着いているが、意外と寂しがり屋でハックが絡むと感情がいろいろと変わるところがある。また、少々マザコン気味。
両親ともに美形という事もあり、かなり端正な顔立ちをしており、中学生時代は女子に人気があったが、本人は極めて鈍感な性格なので好意には全く気付いていなかった。
元々は社交的な性格で友達も多かったが、転校を繰り返す内に友達を作れなくなってしまい、次第に内向的な性格になり、とある事が切っ掛けで中二病に目覚めていった模様。
トラブルメーカー?
主にハックとの主役では、彼とあらゆる面で危険な状態に追い込まれる事が多いが、稀に自分の招いた事でハックに殺されたりテレビ番組を見て落とし穴のサプライズでハックを喜ばせようとしたものの、ハックを死なせてしまったり、さらに自身が考えた自作のデスゲームにキリンを始めとする主要メンバーを集めてデスゲームを仕掛けた事もあるが、ルールが無茶苦茶だった為にキリン達に修正される羽目となった。
関連タグ
ヤマ…同じPlottアニメの中二病キャラクターで同じように通常回以外で初登場している。
シャチ、ヨーメイ:彼と同じく一定数の登録者数突破記念に登場したレギュラー入りを果たしたキャラクター。
海藤瞬…中二病キャラ繋がり。しかも「漆黒の右腕」「ダーク○○」など確信犯レベルで設定が酷似している。
真神圭護…性格が少々酷似しているキャラ。ある回では、レクイエムと同様にオリジナルのデスゲームを考えて主要キャラ達にやらせたが、批判を食らったこともある。
※ネタバレ注意!!
最終回にてハックと知り合った経緯について語られた。
オカルト研究とは名ばかりで不真面目なキリンとタブーに怒り、自分でオカ研部を立ち上げたハックにチラシを配られるが、入部を迷っていた。
やっと決心がついた頃には募集を締め切られている。
キリンとタブーの卒業に伴うヤルミナティー(とYBT)解散により、ハックからとある頼み事をされる。
数ヶ月後、ハックとは呼び捨てかつタメ口で言い合える程に打ち解け、新たなオカルト研究部を立ち上げた。
ちなみに、ティラとは声優が同じ。
声変わりしていない少年と男の娘(女性っぽさがどこか残る男性つながり)
や
ヤルミナティーに募集締切で入れなかった
など共通点がある。