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初登場:『【ストーリー】episode1「出会い」(2020年12月18日UP)



「ガハハッ!さあ笑え!」

「俺様は昔からずっと独り身でな、連れなんざ一人もいねぇよ、タブー以外はな」



概要編集

タブーの過去編に登場する。

ヒットマン(殺し屋)であり、カウボーイの格好をした男。前髪を一部下ろしたオールバックの黒い長髪に髭を生やし、左目に縦傷が走っていて、視力を失っているのか常に閉じている。「ガハハッ」と笑い、一人称は「俺様」。


タブーがブタ小屋で育った子ブタ時代に、三日三晩何も食べておらず空腹であったため、ブタを盗もうと小屋に侵入したが、飼育員に見つかりそうになり、大きいブタを断念して慌てて小さかったタブーを盗んで逃亡した。


その後隠れ家に持ち帰ったタブーを食べようとしたが、他のブタにいじめられてボロボロになっていたタブーを見て食べる気を失せ、やられっぱなしなのが気に食わず、タブーに対し「他のブタをギャフンと言わせて、見返してやろう」と鍛えさせた。


最初はタブーに対しいきなり「腕立て100回」と筋トレをさせ、逃げ出すタブーに対し怒って銃を放ったりと容赦なく冷酷だったが、夜遅くまで特訓につき合い「苦しい時こそ笑え、笑えば何とかなる」と励ますなど、実は熱血で情に厚い人物。


本人曰く「あんまり昔の事は覚えていない」そうで、気が付いたら独り身だったという。一瞬で大勢を撃ち殺すなど凄腕の殺し屋で「化け物」と評される程。


実はタブーと言う名前は彼が付けた名前であり、人間の言葉を覚えさせて(突然タブーが喋り、ジンジャーも想定外だった)、衣服や顔に着けてる仮面も彼がくれた物。(仮面を渡した理由は「顔が殺し屋をするにはチャーミングすぎる」から)


その後、彼をいじめていたリーダーのブタを倒し見返すことに成功したタブーに喜び、自分と一緒にいたいと望んだ彼を相棒にして、一緒に殺し屋稼業を行った。


誕生日はタブーと出会った日である「11月13日」


上記の事があり自身の誕生日を知らず、(タブーも同じく自身の誕生日を知らなかった)タブーの「誕生日がないなら作ればいい」という発言から、自身とタブーの誕生日を決めた。その時に誕生日プレゼントとして自身の大好物であるプリンをプレゼントし、自身もタブーから似顔絵をプレゼントされ、絆を深めていく。


⚠️ここから先はネタバレ編集


















そしてそのまま3年も共に仕事を行うが、殺しを躊躇うタブーが足を引っ張り仕事が失敗続きとなり、仲介人で行きつけのバーの女マスターに、非情になれないタブーに殺し屋稼業は荷が重いのではないか、と忠告される。バーから帰った後、タブーが自分と一緒に居たいがために無理をしているのではと思い、心配したジンジャーはその事をタブーに問いかけるが、タブーは無理をしていないと言い、「まだ上手く出来ないけど、いつかジンジャーみたいに強い殺し屋になりたい」と告げ、ジンジャーは自身に憧れていることを知って喜ぶ。


一方その頃、女マスターの元に謎の黒服の男が尋ね、ジンジャーの写真を彼女に見せ、彼の情報を求めた……


ジンジャーが眠った後、タブーはジンジャーのためにお金を稼ごうと女マスターの元を訪れる。すると、女マスターは仕事と称し、タブーに「ジンジャーについて知っている事」を話させた。事情を知らないタブーは彼の事を嬉々として話し、報酬を貰えたことに喜び、女マスターから「ジンジャーの昔の殺し屋仲間が会いたがっているので、明日の0時に、彼をバーに連れてきてほしい」と頼まれる。そしてアジトに戻った後、ジンジャーは起きたら大金があることに驚き、その大金はタブーが稼いできたことを知って喜ぶが、「昔の殺し屋仲間が会いたがっている」と彼から聞かされると、一瞬顔色が変わるが、そのままタブーとバーへ向かった。


約束通りにバーに訪れたジンジャーとタブーだったが、女マスターとその場にいた客達から一斉に銃を向けられる。


彼の「ジンジャー」という名は本名ではなく、謎の黒服の男達から追われている身であり、相当な金額の懸賞金がかけられていた。


大金に目がくらんだ女マスターに嵌められたジンジャー達だったが、「昔から独り身だった自分に連れはいない」と罠を見抜いていたジンジャーは一瞬で女マスター以外の客達を撃ち殺した。


焦った女マスターはタブーを人質に取るが、そこに例の黒服の男達が現れる。ジンジャーは彼らに気を取られた隙に女マスターに腕を撃たれ負傷し、彼らに連れていかれそうになる。


本来、発砲は許可されていなかったが、女マスターはバーの客たちをありえない動き(女マスター日く「とても人間の動きとは思えない」)で惨殺したジンジャーに警戒したため背いた。


だが、ジンジャーを助けたい一心でタブーはチェーンソーを取り出し女マスターを殺害(これがタブーにとって初めての殺人)し、謎の男達の油断をつき、ジンジャーはタブーと一緒に死に物狂いでバーから森へ逃げ、ジンジャーはわざとタブーに厳しい言葉を投げかけ、タブーを自身から離れさせようとするが、それでも一緒にいたいと望むタブーを何とか説得し、とある場所を示した紙を渡してそこに行くように言うと、「黒服の男達を倒して、また会いに行く」という約束をして、タブーだけを逃げさせ、謎の黒服の男と戦うも、彼の「お前の存在を知っている存在がいるのは問題だ」という言葉にタブーに何かあると思い追いかけるも、後ろから彼らに撃たれ倒れる。その際に謎の男からは「怪物」と言われていた。


また、タブーを守ろうとするジンジャーを見て「この怪物に「そんな」感情なんてない」と、謎の男はバーの時から彼に対し何か違和感を感じていた様子。


そして連行される寸前で、最後の力を振り絞り彼らを撃ち殺すと、タブーとの「黒服の男達を倒して、また会いに行く」という約束を果たせずに、そのまま力尽きてしまった…。


彼の「正体」がまだ不明のまま…


「来世で会おうぜ…タブー」


一方、タブーは紙に記された場所へ向かう途中、待ち伏せていた黒服の男に、ジンジャーに関する記憶を消されてしまう。記憶を消されて戸惑う中、とりあえず持っていた紙に記された場所に行ってみると、そこはY市の「Y大学」で、偶然会った学校長に「ジンジャーに言われてここに来た」と言うが、記憶を消されたにもかかわらず、ジンジャーの名前を言った事にタブーは困惑していた。「そんな名前の知り合いはいない」と事情が分からず困った様子の学校長だったが、タブーが持っていた紙を見ると驚き、何かを察したのか態度を一変させ、「そういう事なら歓迎しよう」と彼の大学入学を認められることに……。


ジンジャーから貰ったその紙には、大学を示す場所と共に、ヤルミナティーのシンボルマークが書かれていた…。


余談編集


名前の由来は恐らく、豚肉を使った料理である「生姜焼き」の「生姜」を英語にした「Ginger」からと思われる。


ちなみにタブー過去編のサムネイルには、向きや構図などにしっかり意味を込めて構成されている。デザイナーやイラストレーターにいかに教養や感性が必要かが分かるエピソードである。


また、酒場の棚にも仕掛けがあり、他のPlottアニメを意識したデザインの酒瓶と、前半はダリア、後半では勿忘草ネリネの花を変えた花瓶が置いてある。


そしてそれぞれの花言葉は、ダリアは「裏切り」勿忘草は「私を忘れないで」ネリネは「また会う日を楽しみに」と、エピソードに関わる深い意味が込められている。



関連動画編集


関連タグ編集

秘密結社ヤルミナティー タブー(秘密結社ヤルミナティー)


ナツ(ヤルミナティー)(同じヤルミナメンバーのストーリー編のみ登場した人物)
















●ネタバレ注意●










キリン過去編にて、幼少期の被験体No.1919の描いた絵に、彼にそっくりな、目に傷のある銃を持った男性カエルのパーカーを着た茶髪の少女がいた。


その絵は、親から外に出る事を許されず、寂しい思いをしていた被験体No.1919が「いつかこんな友達が欲しい」という願いを込めて描いたものだった。


では、タブーと出会った「彼」は何者なのだろうか…?

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