メンヘラストーカー(ヤルミナティー)
はっくのすとーかー
ハックきゅんのことがだぁい好きでだぁい好きな女の子。ヤルミナの中でもトップクラスにヤバイ奴といわれている。
幾度も登場しており、本作品におけるフェニックスやリア女や博士に次ぐ準レギュラー。ちなみに口臭い。
ちなみに肝心のハックをはじめキリンたちからの呼び名および公式での名称は「メンヘラ女」となっている(レクイエムからは「心病みし女」)。本名は不明。
容姿自体は比較的に良く、小豆色のボブヘアにショッキングピンクのリボン、白いブラウスに水色のスカートを身につけた女の子。かなりの痩せ型のようで、身長はハックより一回り高い。
また、タブーがどれだけ銃弾や爆弾などをぶつけてもピンピンしているという脅威の耐久性と、警察がどれだけ捕まえてもその手から逃れてしまうスキルがある。もしかして警察は彼女の手で……?
ただ、バラエティ番組に出演した際、博士とリア女に自分の愛を否定された時は、怒りはしたもののフェニックスがなだめて暴走は免れたため、その程度の理性や社会性だけはあるようだ。
ハックから嫌われることを極度に恐れており、一度嫉妬から彼の同級生であるレクイエムを傷つけて怒られた際にはショックからその場を立ち去っている(ちなみに殴られることはご褒美らしい)。
料理に自分の髪の毛を入れて食べさせようとしたり、彼の爪やゴミ、挙げ句の果てには彼の所有物のパソコンまで食べる狂人。
ハックに対して異常な愛を注ごうとするが、拒絶されたり逃げられかけると発狂する。当然、第三者が邪魔したり否定したりしても怒ってそいつを殺そうとしてくる。他人に対して怒る時は口調がチンピラ口調に変わる。
その異常性愛っぷりはスケベで綺麗なお姉さんを見るとすぐ童貞卒業しようとするキリンがドン引きするレベル(一応、最初は挨拶代わり程度の軽いナンパをかけてはいたが、すぐに怯えてハック救出を優先している。その後もキリンが「気持ち悪い」と怖がるあたりどれだけやばいかが窺える)。
しかし口臭ケアに気を配ったり、自身の料理を食べて味の酷さを謝罪したりと(改善はされなかったが)、ハックに愛を押し付けるだけでは無く一応は彼に好かれるために努力している模様。
当初は「ハック君」と呼んでいたが、現在は「ハックきゅん」と呼んでいる。
なぜ彼女がそこまでハックのことを愛しているのかについての経緯は最終回を迎えても明かされなかった。
↓⚠️ネタバレ
初登場回
ハックの家のポストに「愛してる」ばかり書き連ねた手紙と血塗れの自分の似顔絵を投稿するところから始まり、無言電話をかけるなどし、彼の出したゴミを食い漁っているところで本格的に登場。おそらく合鍵をこっそり作っていたと思われ、鍵をかけた家にも平気で侵入しハックを襲った。
ハックに髪の毛入りサラダを食わせ、一緒に風呂に入ろうと迫るも、断られて発狂し、ハックをナイフで刺そうとしたところで、警察を呼んだキリンとタブーが救出にきて逃走。
…………………………ベッドの下にいつの間にか別の女(通称メンヘラ女2)が隠れていたが。
2回目
その後、拒絶されたショックで投げやりになって飛び込み自殺しようとしていたところ、その車の運転手がハックであったため、急ブレーキをかけて足が折れたのをいいことに彼を監禁する。
ハックはなんとかご機嫌をとりつつ彼女からもらった痛み止めを機会が来るまで飲まずに温存していたが、そのことも脚が治ったことも全て気づいていた。出かけた一瞬の隙に逃走を図るも、外から鍵をかけていたため、テレビをハッキングしモールス信号で助けを呼んだが、逃げようとした表紙に置き物の人形が倒れていたために全てを察し、再びハックの脚をハンマーで破壊。
それでもなおハックに無視された(彼の心が壊れかけていたせいもあるが)ため、銃殺してハックを食べようとするが、モールス信号に気づいたキリンとタブーに再び阻止され、警察に現行犯逮捕される。
……………………ところが、どうやって抜け出しどうやって潜入したのか、ハックの入院先の病院で看護師に変装して採血に来た。
以降もメイン、あるいはサブキャラとして頻繁に登場している。やばい女キャラが集うハック争奪戦回ではひきこさんと並んでメンバーのツートップで争う。
ただし、最近では今までの暴行を謝罪し素直に思いを伝える、こっそりクイズの手助けだけして帰るなど、あからさまに危害を加えることが流石に減ってきてもいる。また、ハックのためなら嫌っているキリンにすら協力したり、ハックが明らかにピンチの時にはまともに助けてくれることも。それでも出てくるたびにやはりハックを驚かせるが。
……と思いきや、キリンとタブーを人質にとってハックに交際を強要させたり、ティラと手を組んでハック(とキリン)を誘拐するなどやっぱり危険な女だった。
執着する相手。「ハックきゅん」と呼ぶ。
あの手この手で彼を我が物にしようとしており、彼からは恐怖の対象になっている。
しかし、最近はハックの側も対策を立てているようで反撃に合うことも増えている。
邪魔者その1。
ハックを何度も毒牙に掛けているため、基本的に女子大好きな彼からも「イカれたメンヘラ女」と嫌悪の対象になっている。
ある時は、「アンタ達のせいでハックくんが振り向いてくれない」と逆恨みの憎悪をぶつけるも「お前が気持ち悪いだけだろ?俺たちのせいにするな!」とぐうの根も出ない正論で言い返された。
邪魔者その2。
当然彼もメンヘラ女を嫌っており、ある時は爆弾を直接ぶつけられている。
邪魔者その3。彼のことをクソガキと呼んでいることから、メンヘラ女はハックよりも歳上であると思われる。邪魔者に対してチンピラ口調になるのは他の人への対応と変わらないが、ちゃんと言い返せるキリンやタブーと違いレクイエムは怖がって何もできなくなり言われるがままにされる。
ハックを捕らえるために彼の研究所に忍び込み、小人化薬や惚れ薬を盗んだことがある。
なお、彼からはハックへの一連の言動を「異常な愛」と遠回しに非難されている。
初共演の際に、自身の言動に対し面と向かって「キモい」と言われた。
その後の共演の際も彼女からは他のハック執着組同様、雑に扱われている。
キリンのストーカー。
お互いの目的を果たすために手を組むも、メンヘラ女の価値観はティラから見ても異常なものであり、最終的に手を切られた。と思ったらティラもティラでキリンに惚れ薬を飲ませるなどやはり強引な一面が見られたが、自ら過ちに気づいて元に戻すあたりは彼女とは正反対である。以降は「ヤバ女」「オストカゲ」と呼び合い事あるごとにぶつかり合っているが、オススメの服の店を教えてあげるなどする(当のティラは基本的に服は自作がメインであるようだが)程度の仲ではあるようだ。
「メンヘラストーカー」の話題は他のPlottチャンネルでも取り扱っており彼女はそのはしりと呼べるキャラクターでもある。
テイコウペンギンでその役を演じたシャチはレギュラーメンバーであり、その役で再登場した続編では改心している。
全力回避フラグちゃん!ではモブ美やフラグちゃん、失恋フラグがその役をこなしている。
円満解決!閻魔ちゃんやハンドレッドノートの方では複数人存在し、閻魔ちゃんの方ではヤルミナティー同様に集合するエピソードも存在する。
さらに混血のカレコレやブラックチャンネルでも扱われていて派生系呼べるキャラクターも存在しているが、『ブラックチャンネル』の肝田兄弟の方は、その後、彼らの妹の登場もあってか、少しずつ改心している傾向がある。
ちなみに、呼称こそ「メンヘラ」だが、束縛や周囲の人間の排除、すぐ暴行や殺害に走ろうとする点を考慮すると、どちらかというと「ヤンデレ」に近い。
そして上記の通り彼女の登場を皮切りに他のアニメの主要キャラのヤンデレ化が加速することに...
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