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ヒサメのストーカー

ひさめのすとーかー

ヒサメのストーカーとは、YouTubeアニメ「混血のカレコレ」に登場する人物である。
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概要編集

ヒサメやカゲチヨと同じクラスの太っている男子。

カゲチヨの事を「ストーカー」、ヒサメの事を「天使」だと思っている。

本名は不明。


裏モチーフは、原作者の比企能博氏であると本人がTwitterで明かしている。(リンク)


活躍(ネタバレ注意)編集

今まではヒサメを遠目から見ているだけで満足していたが、ある日、カゲチヨが教室に忘れたスマホを手にしたのがきっかけでストーカーと化す。当初はカゲチヨの振りをしてヒサメと連絡をやりとりする程度の関係に発展。上手いことヒサメの自撮り写真を入手して悦びに身悶える。

しかし際限なく高まる欲望によって段々エスカレートしていき、「一緒に勉強がしたい」と言ってヒサメをカフェに呼び出し、偶然を装って接近。飲み物に痺れ薬を混ぜて意識と動きを封じ、休憩という体でホテルへ連れ込む。

本性を現して彼女を襲おうとしたところカゲチヨに乗り込まれ、警察に逮捕された。


まるで前回の事を反省していないのような素振りを見せ、本格的にストーカー化。

ヒサメの家に侵入するために執拗に張り込みを続け、窓に鍵をかけ忘れるのを待ち続ける。

こうして侵入した後は、盗聴機を仕掛けてヒサメを監視。彼女が欲しがっていた服を送りつけてプレゼントするが、当然のことながら気味悪がられてしまう。しかもその悩みをカゲチヨに相談していたことを聞き、嫉妬心が爆発する。

空き巣も同然のやり方で窓を繰り抜き鍵を開けて侵入。ヒサメが眠っている隙にいきなり想いを遂げようとするが、見回りをしていたカゲチヨに見咎められ阻止される。

そして二度とこんなことが出来ないようにと、股間を痛めつけられ気絶するほどの激痛を味わわされた(慣れないことをしたカゲチヨは、余りの気分の悪さに吐いてしまった)。


ここまでは、これらのように彼の方に圧倒的に非があるが……。


前回とは異なり今まで自らの行動を反省しており、寺で修行していた(寺に来ていた人達からもいい人だと思われている)。

が、そこへ異宙人達から精神力を見込まれ、自身の身体を実験して力を与えてやると依頼される。当初こそ断っていたが、公園でイチャつくリア充が「同棲してからケンカすることも無くなって仲良くなった」と話しているのを聞き、ヒサメに対するアプローチが間違っていたと考える。そして力を求めて自身の身体をサイボーグに改造した。


異宙人達からデータを取るのに協力してほしいと言われたが約束を守る気などなく、異宙人達を痛めつけると再びヒサメのストーカーと化す。

手始めにヒサメの隣家の男性を脅して退去させ、ヒサメの家にも侵入。ベッドの下に潜んだり床下に潜んだりして仮初の同棲生活を味わう。


そして、自らがこうなった原因であるカゲチヨに復讐するためにヒサメを誘拐し、彼に決闘を申し込む。以前とは比べられないぐらいパワーアップしている上にサイボーグ化しているため、カゲチヨのウィルスは全く効かず終始圧倒。

とはいえ命までは奪う気はなく、ドリルで穴を開けて苦痛を与え、二度とヒサメに近づかないことを約束させようとする。4時間にも及ぶ拷問でもカゲチヨは屈さず、しかもこんな状態でも眠っていたヒサメが目を覚ましてしまう。

眼の前でカグチヨを痛めつけたことでヒサメの怒りを買い、恐怖心からあっさりと命乞い。「二度と近づかない」と口にするも「信じない」の一言と共に脳天を撃ち抜かれた。

しかし命までは奪われなかった。


異宙の刑務所で捕まっていたところ、接触して来た「ソロモン72柱」のグレモリーから力が欲しいかと問われる。その力を手にすれば世界を滅ぼすがヒサメが手に入るという。それはすなわち、家族や友人たちを犠牲にしてでも1人の女性を求めるのか、ということ。


彼の返答はYESだった。そして力を授かった彼は、人としての姿を捨てた怪物へと変貌する。

もはや人面が生えた巨大なムカデとでも言うべき人間ではない化け物に変化し、ヒサメを除く地球人を滅ぼそうとしていた。

何度も襲って来る彼を今度こそ殺そうとするカゲチヨだったが、ヒサメが「これは私と彼だけの問題」

と言って、彼の体内に入っていった。



※これより先、ストーリー編の重大なネタバレが記載されているます。閲覧注意!※








体内に侵入したヒサメだったが、そこで見たのは、彼のそれまでの出来事。


それは、小学生の時からクラスメイトに、何事にたいしても「キモい」などイジメを受けていた(しかも結構悪質である)。

その事について親に話すが「そんな事を親に言って情けない奴だな!!」と、まるで相手してもらえなかった。しかし、彼は「いつか・・・頑張っていれば・・・見てくれる人が現れる筈だ!!」と信じて勉強を頑張ってきた。


そして、時は流れ現在に至るが、それまでの過程でもイジメられ続け、親にも邪険扱いされてきた模様。

とある日、イジメられていたところ、ヒサメが「何かに夢中になっている人はカッコいいよ」

と励ましてもらい、それが今回の一連の事件のきっかけでもあった。


その事を知ったヒサメは、彼のコアにたどりついた。

彼も、またヒサメの記憶をこの能力によって知り、彼女の気持ちも理解していた。

ヒサメは彼のコアを破壊しようとするが、彼は勇気を振り絞り、彼女に告白した。

そして、ヒサメはそれを断り、理由は「あなたが好きじゃないから。」と返し、ようやく、自身の過ちに気づいた。


そして、彼は「生きている意味はない」と感じたため、自らのコアを破壊し、一連の出来事に終止符を打った...



余談編集

彼は、特にファンの間でも好き嫌いが激しいキャラであり、作品の評価が分かれるだけでなく、カゲチヨやヒサメの評価にも繋がる原因となった(特に3回目の登場以降)。


原因は以下の

カゲチヨやヒサメが、最後まで力ずくで解決しようとする描写

それまでの彼の行動

など様々である。


しかし、今の社会問題を取り扱う事が多い、今作にとっては、彼のキャラが今の現状を伝えるきっかけの一つに繋がったかもしれない...

この回の彼らの行動は、後のストーリー編で大きな展開と繋がっていく....


関連動画編集


関連タグ編集

混血のカレコレ

哀しき悪役

























ストーリー編の4章10話で、まさかの再登場


瀕死状態のヒサメを救おうとしたスズキと契約したグレモリーが、ヒサメを化け物にしようとした途端に彼女の目の前に現れる。


彼の肉体は消滅したが、彼の思念そのものはまだ残っていた。(これにはグレモリーも驚きを隠せなかった様子を見せた、本人曰く「愛の力」との事)


「気持ち悪いからこそ出来ることもある」と己の所業を見せ精神攻撃でグレモリーに執着しようとし、それに対し激しい嫌悪感を抱いたグレモリーを一時パニック状態にさせた、そして、「ヒサメを元気にするなら消えてやる」と告げ、渋々グレモリーはヒサメを回復させる。


元気になったヒサメを見て、彼は呟く。


「元気になったんだね、ありがとう、ヒサメたん」


「最後にヒサメたんが僕に会いにきてくれたから、ちゃんと振ってくれたから」


「僕は今日まで、ヒサメたんを好きでいられました」


こうしてヒサメの知らない所で、彼は完全に消滅した。


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