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哀しき悪役

かなしきあくやく

本来は悪人ではないが、望まずして悪に堕ちたキャラの事。
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元々は優しさなど善良な心を持った普通の存在だったのだが、過去に何かしらの不幸(大切な人の死、差別、絶望等)を背負った経験や不遇な生い立ち、心を歪ませる力を持った第三者・アイテムの介入などで性格が歪んで悪の道を進んでしまったり、もしくは世界の平和や大切な人を救うためにやむを得ず悪役的立場に立たざるを得なかった可哀想な敵キャラクターの事である。
過去の作品に多く見られた勧善懲悪に対するアンチテーゼともとれる存在で、最近の作品には特に多く、大半の場合は復讐などの悪事を働く傾向が見られる。

それ以外にも、黒幕に利用されて用済みと判断されて始末されるパターンの敵も存在し、ほとんどのキャラクターはファンから同情されることが多い。 一方で主人公の説得で光落ちしたり、ライバルラスボスの特性も持つ者もいる。

代表的キャラクター









ら、わ

ある意味代表的キャラクター

  • タイムボカンシリーズ三悪 ※当の本人達は必死なのだが、端から見てると喜劇にしかならない。ただし、アクダマンは命のもとを飲んだことにより最後は急激に若返り過ぎるし、オジャママンの最後は乗機アンドロメダマ号を地球衝突コースの大彗星に突入させてMIA。そしてクリーン悪トリオは実際にコルドーに抹殺されかけている。
  • ポケットモンスターロケット団の3人(ムサシコジロウニャース(略してムコニャ)) ※名乗りを上げる通りロケット団に所属しているが、これにはそれぞれの悲しい過去が関係している。また、1度登録を解除された事があったが、後に復帰した。そして現在でも、サトシのピカチュウを捕まえようと必死で頑張っているが、その努力が報われる事はなく、ほとんど失敗に終わっている(他の任務は成功を収めることが多い)。
  • マリオ&ルイージRPG4アックーム ※クッパを操っていたつもりが逆に操られて更には普段失敗しても部下を評価するクッパに弱過ぎとこき下ろされてしまった。
  • 俺、誕生!仮面ライダーガオウ※彼を演じた渡辺裕之は息子の死が切欠で悪の道に進んだと想定している。
  • のび太と竜の騎士の恐竜人とのび太の創世日記の昆虫人 ※両者とも住む場所を人間に奪われてしまい、人間の土地を侵略しようとしているという点ではある意味哀しい種族ではある。
  • ゴジラVSモスラバトラ※最初のうち、人間社会のあらゆる場所を破壊しつくしたが、モスラが加勢した事により改心し、その後モスラと共にゴジラと戦うが、後に、悲劇的な最期を迎える。
  • マビノギルエリ ※その容姿、誰もが信じる勇者でありながら、少年期のマリー・タルラークとの別れを機に恐るべき…日本人に描けるかというほど転落し続ける。どれだけ"善"か痛いほど伝わるのに…2015年時の最新ドラマでは目も当てられぬ末路に至っている。
  • 閃の軌跡ギリアス・オズボーン ※における回想では息子を想う父親としての姿が描かれており過去に家族に関する何らかの不幸を背負った事で現在の様な人物に変わったのではないかとファンの間で推測されている。もしそれが事実ならば上記に該当する。
  • 龍が如く3峯義孝 ※周囲の人間が唯一の身内であった「おじさん」以外は自分のことしか頭にない人間ばかりだったせいで人間不信に陥ってしまい、故に「おじさん」以外で自分と初めて向き合ってくれた恩人堂島大吾の危篤が切っ掛けとなり暴走を始めてしまう。そんな自分と同じ境遇でありながら正反対の道を歩むことが出来た桐生に嫉妬するその姿は桐生がもし風間や錦山、由美といったヒマワリの面々と出会えていなかったらこうなってしまっていたかもしれないという桐生のIFというべき存在だったと言える。
  • 龍が如く5黒澤翼 ※彼もまた自身の夢に惑わされた人物と言える。
  • セイギ(シャリバン) ※いくら戦っても宇宙にはびこる悪が無くならない現実に失望して悪の道へと堕ちてしまったという点では。哀しき悪役だといえるかもしれない。
  • キングコング ※自分を見世物にしようとする人間の都合で連れてこられ、好意を抱いた女性と結ばれることなくビルから転落死する。
  • ゴジラシリーズガイガン ※初登場の時点で、すでにキングギドラと同様に操られており、昭和版では最後は必ず逃げ帰ってしまう。しかもファイナルウォーズでは、その様な知能の低さがあだとなり、最後はうっかり自分の首を切り落としてしまった。
  • ジュラシック・ワールドインドミナス・レックス ※「新たな恐竜を創ってアトラクションの目玉にして儲けよう」という人間のエゴによって生み出されたキメラ恐竜である。しかも長い間外界から隔離されていた上に生きた生物を見た事がないため、自分が誰なのか分からないという理由もあり、自分の存在を探るためにあらゆる生き物を虐殺しまくる。自分の存在が知りたくて生き物を徹底的に殺害するなんて、皮肉なものである。
  • ウルトラマンメビウスエンペラ星人 ※母星を失ったために仲間を失い、光があるものに全て恨みを抱くようになりそれで闇で覆いつくそうとしているという点では哀しき悪役とも言えなくない。なお、公式ではないが、ウルトラ大戦争の動画では悲惨な過去があったように描かれているが、恐らく哀しいと言えるのは間違いないだろう。
  • ウルトラマンゼロ外伝キラーザビートスタービートスター ※自分達の宇宙を滅ぼされ、住民も争い始めてしまったために、最期は自分達を滅ぼした宇宙人からも恐怖していたため「私は、怖かった・・・」と言っていることから、哀しき悪役ともいえるかもしれない。
  • ウルトラマンバルタン星人 ※宇宙旅行中に母星が発狂した科学者の核実験で滅亡してしまい、火星には弱点である「スペシウム」が存在するため移住できず、宇宙船の修理のために立ち寄った地球を、新たな移住先として侵略する。作品によっては凶悪宇宙人として描かれることもあるが、平成ウルトラマンシリーズでも母星が滅んだ者もいるため哀しき悪役と言える。
  • 仮面ライダードライブメディック ※長きに渡って悪魔の如き冷酷さを発揮し続けてきたが、終盤において回復能力の副作用(他のロイミュードが人間から吸収した負の感情が逆流する)が原因であり本来は慈悲深い性格だったと判明した。人間の負の感情を知ってしまったばっかりに冷酷な悪魔に成り果ててしまった点では、哀れとも言える。
  • MOVIE大戦フルスロットルメガヘクス ※ヘルヘイムの侵略を乗り越える為に母星と自らを機械化し、その結果としてヘルヘイムと同等以上の災厄に成り果ててしまった。元々は被害者でありながら加害者になってしまうとは、皮肉以外の何物でも無い。
  • 平成ウルトラセブンバンデラス ※自分の星を救うために、欲望を集めて復活しようとしていたが、自分の星系の生命体がほぼいないと知ってしまっても自分が輝けばまた戻ってくると思ってやっているという点では哀しいと言えるだろう。
  • 機動戦士ガンダムSEEDDESTINYシン・アスカ ※想いを寄せていた人物の死をきっかけに心を病み、主人公でありながら『哀しき悪役』と呼ばざるを得ない運命を辿る事になってしまった
  • ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?サラマンダー男爵※誕生したころから自分の存在意義に疑問を抱いており、世界を破壊することで砂漠の使徒の王、デューンの内心を知ろうと考えたが、「心」を嫌うデューンの怒りを買い、砂漠の使徒から追放され地球に飛来、キュアアンジェによって封印されるという過去からこの世の全てを憎むようになってしまった。
  • Yes!プリキュア5ガマオ ※黒い仮面の効能も知らされず散ったが、パルミエ王国の滅亡を話題に関与していないのならば、自身が楽して幸せになりたいが為にドリームコレットに翻弄された哀れな悪役と言えるかもしれない。また、ブンビーもカワリーノのこの行動を糾弾していた。
  • Yes!プリキュア5GoGo!シビレッタ ※館長に信頼されていたものの、どんな物語を読んでも館長の心を動かすことが出来なかった苛立ちから物語を道具扱いするようになったという点では哀しいとも言えなくはない。
  • ドラゴンクエスト8レオパルド ※たまたま落ちてきた杖を拾ってみただけなのに、その杖に封印されていたラプソーンに操られ魔物と化したことで自らを溺愛していたハワードに「あれはもう別物」と見放された後に主人公に倒され死亡する。
  • 手裏剣戦隊ニンニンジャー十六夜九衛門(本名:牙鬼久右衛門新月) ※実父・牙鬼幻月を復活させる為に悪の限りを尽くしてきたが、心底には『家族を取り戻したい』という想いと「師匠が自分を息子の踏み台にしようとした」という誤解が隠されていた。宿命の名の下に、その父に駒扱いされた点では哀れと言える。
  • 熱血最強ゴウザウラー機械神※自分達がいた星が、戦争で滅んで、二度と繰り返さないように生命を否定するようになったという点では、哀しいとも言えなくはない。
  • 暗殺教室榊原蓮※彼だけE組への悪質な嫌がらせをしていないが、立場の関係で学秀以外の五英傑と同じ扱いになっている。
  • 暗殺教室潮田広海※息子である潮田渚に自身が落ちた名門校や自分が入れなかった一流企業に入れ、自分がさせてもらえなかったおしゃれをするために進路や容姿を押し付け、少しでも反発するようならば怒り狂い、暴力を振るう等の虐待を加えるという、一見すると同情の余地がない人物だと思われるが、彼女自身もかつては毒親だった両親に勉強ばかり強制され、おしゃれもさせてもらえず髪型も短髪しか許してもらえなかったため青春を謳歌できず、父母からも親らしい愛情も最後まで注いでもらえなかった上に苦心の努力も実らず憧れていた名門校や一流企業に入れず落ちこぼれてしまい、子宝も望んでいた娘ではなく息子が生まれてきてしまうなどの家族の暖かさを知らず、加えて成功を何一つ経験できずに現在に至ってしまった結果歪んでしまったというその事情はまさに殺せんせーと出会う前のE組であり、中でも子供の頃の彼女とほぼ同じ境遇にあった神崎有希子竹林孝太郎の二人はあのまま殺せんせーに出会えなかったら最悪こうなってしまっていたかもしれないというIFそのものとも見れるため哀しき悪役と言えなくもない。
  • 仮面ライダーアマゾンズトンボアマゾンハチアマゾン ※本人は人間社会にひっそりとくらしたいと望んでいたものの、本能のせいで敵対してしまうを得ざるを得ないという点では哀しいともいえる。
  • ズートピアドーン・ベルウェザー副市長 ※他の一般動物を巻き込んだとはいえ、その動機がセオドア市長にこき使われていたのがきっかけであると言う点では、哀しいともいえるだろう。
  • 牙狼GOLDSTORM翔ジンガアミリ ※外道になった性格の原因をたどれば、自分達の子供を殺されて闇落ちしたという点では哀しいとも言える。
  • 白猫プロジェクトエピタフ※三周年イベントで発覚した過去は確かに哀しき悪役だが、これまでの残忍さと出した被害がやはりイメージとして定着しすぎてしまったため評価が非常に難しい。

哀しき悪役が比較的多く登場する作品

関連タグ

悪役 美形悪役 悪堕ち 闇堕ち 必要悪 憎めない悪役
吐き気を催す邪悪→哀しき悪役の逆バージョンと言えるが、兼ね合わせている事も多く、賛否が大きく分かれている(ポーキーなど)。ただし、哀しき悪役に該当する者も悪と化した原因が判明するまではこういった悪役と同類と非難されている。
悲劇のヒーロー ダークヒーロー→哀しき悪役のヒーローバージョン。 
悲劇のヒロイン ダークヒロイン→哀しき悪役のヒロインバージョン。
盗人にも三分の理
復讐鬼→哀しき悪役はこうなる可能性が結構高い。
池田秀一櫻井孝宏中村悠一→上のキャラ欄に上がっていようなるキャラクターを多数演じている。

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