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哀しき悪役

かなしきあくやく

本来は悪人ではないが、望まずして悪に堕ちたキャラの事。
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概要

元々は優しさなど善良な心を持った普通の存在だったのだが、過去に何かしらの不幸(大切な人の死、差別、絶望等)を背負った経験や不遇な生い立ち、心を歪ませる力を持った第三者・アイテムの介入などで性格が歪んで悪の道を進んでしまったり、もしくは世界の平和や大切な人を救うためにやむを得ず悪役的立場に立たざるを得なかった可哀想な敵キャラクターの事である。
過去の作品に多く見られた勧善懲悪に対するアンチテーゼともとれる存在で、最近の作品には特に多く、大半の場合は復讐などの悪事を働く傾向が見られる。

主な原因は
・家族を殺されたから
・友を殺されたから
・恋人を殺されたから
・故郷を滅ぼされたから
・周囲と違う力を持っていた為に化け物扱いされたから
・周囲の者に一方的に襲撃されて迎撃した事で加害者扱いされたから
・いじめや虐待や人種差別、何らかの事情による迫害を受けて性格が歪んでしまったから
・黒幕に祖国や家族等の弱みを握られているから
・黒幕に洗脳、改造を受けて悪の心を植え付けられたから
・誰とも仲良くなれずにずっと独りでいることを強いられたから
・男女の友情を押し付けられ、誰からも結婚(恋愛)対象にされることなかったから
・自分に自信を失い、自分も含めて(自分以外も)滅ぼしたいと考えたから
・仕事も地位も何もかも失い狂ってしまったから

それ以外にも、黒幕に利用されて用済みと判断されて始末されるパターンの敵も存在し、ほとんどのキャラクターはファンから同情されることが多い。 一方で主人公の説得で光落ちしたり、ライバルラスボスの特性も持つ者もいる。
こういった悪役は善人のIFなのかもしれない

代表的キャラクター









ら、わ


ある意味代表的キャラクター

  • 初代ゴジラ 大戸島近海で水爆実験により目を覚ましたが、山根博士曰く人類に光を当てられて怒るだけで、太平洋上で船が何隻も撃沈し、大戸島や東京をも襲撃した。しかし、東京湾で芹沢博士が開発したオキシジェンデストロイヤーによって海の酸素を破壊されてを死滅れされるも、水爆以上の大量破壊兵器となる恐れを持つオキシジェン・デストロイヤーの秘密を完全に消し去るべく芹沢博士自身もゴジラと共に道連れになっており、日本の特撮の原点的存在としては人類のライトや鐘の音が目障りだと思い込んでた理由で怒っており最終的に一人の科学者に懲らしめられて道連れにされるという悲惨に過ぎなかった模様。
  • タイムボカンシリーズ三悪 ※当の本人達は必死なのだが、端から見てると喜劇にしかならない。ただし、アクダマンは命のもとを飲んだことにより最後は急激に若返り過ぎるし、オジャママンの最後は乗機アンドロメダマ号を地球衝突コースの大彗星に突入させてMIA。そしてクリーン悪トリオは実際にコルドーに抹殺されかけている。
  • ポケットモンスターロケット団の3人(ムサシコジロウニャース(略してムコニャ)) ※名乗りを上げる通りロケット団に所属しているが、これにはそれぞれの悲しい過去が関係している。また、1度登録を解除された事があったが、後に復帰した。そして現在でも、サトシのピカチュウを捕まえようと必死で頑張っているが、その努力が報われる事はなく、ほとんど失敗に終わっている(他の任務は成功を収めることが多い)。
  • 草加雅人仮面ライダーカイザ仮面ライダー555) 本編では味方ライダーでありながら、主人公・乾巧やもう1人の主人公・木場勇治に対して数々の卑劣な行為を行ってきたため悪役として扱われることが多い。しかし一方では幼少期にいじめから救ってきたヒロイン・園田真理に対しては恩を感じており、彼女を傷つける者には敵意を表したり、オルフェノク殺された仲間の無念を晴らしたいという気持ちを持っているため、善悪問わずそれらの行動は筋が通っており、彼と敵対してきた巧は彼の過去を知った後は終盤において彼に対する評価を改め、彼が悲惨な最期を遂げるとその死を惜しんだ。
  • シャドウ・ザ・ヘッジホッグソニックアドベンチャー2) 50年前、スペースコロニー・アークでプロフェッサー・ジェラルド・ロボトニックの孫娘・マリアの病を治そうとするが、マリアが実験生命体(人工カオス)の暴走によるアークの閉鎖と研究員の口封じに巻き込まれて死ぬ際に伝えた遺言の「私の代わりに、いつか必ず、あの星に住む全ての人達に・・・」を上手く聞き取れず、その遺言が「全ての人達に復讐を」だと誤解したままコールドスリープし、現代に目覚めてからはDr.エッグマンを利用したりソニックに罪を着せたりして人類抹殺を目論む。だが、マリアの遺言が「全ての人達に幸せになるチャンスを与えてあげて」であったことを理解し、ジェラルドがプログラムに組み込んだアークの地球衝突をソニックと共にカオスコントロールで阻止して人類を守り、力を使い果たして大気圏に落下するという誤解が招いた最期を迎える。・・・と思いきや、エッグマンに救出されてソニックヒーローズにて記憶喪失状態で復活した。
  • マリオ&ルイージRPG4アックーム ※クッパを操っていたつもりが逆に操られて更には普段失敗しても部下を評価するクッパに弱過ぎとこき下ろされてしまった。
  • 俺、誕生!仮面ライダーガオウ※彼を演じた渡辺裕之は息子の死がきっかけで悪の道に進んだと想定している。
  • のび太と竜の騎士の恐竜人とのび太の創世日記の昆虫人 ※両者とも住む場所を人間に奪われてしまい、人間の土地を侵略しようとしているという点ではある意味哀しい種族ではある。
  • のび太のパラレル西遊記リンレイ紅孩児) ※三蔵法師の弟子として暗躍して三蔵を妖怪に捕らえさせたが、三蔵には初めから正体を見抜れたことで罪悪感に痛感し、孫悟空に成り済ますのび太に父の牛魔王を倒されて全ての妖怪たちが魔力を失った上、母の羅刹女も宙に浮きながら魔力を失ったまま溶岩に落下死したため、両親を失ったことに悲しんでおり、善玉に目覚めた妖怪としては悲劇的な人生を体験していた。
  • ゴジラVSモスラバトラ※最初のうち、人間社会のあらゆる場所を破壊しつくしたが、モスラが加勢した事により改心し、その後モスラと共にゴジラと戦うが、後に、悲劇的な最期を迎える。
  • マビノギルエリ ※その容姿、誰もが信じる勇者でありながら、少年期のマリー・タルラークとの別れを機に恐るべき…日本人に描けるかというほど転落し続ける。どれだけ"善"か痛いほど伝わるのに…2015年時の最新ドラマでは目も当てられぬ末路に至っている。
  • 閃の軌跡ギリアス・オズボーン ※における回想では息子を想う父親としての姿が描かれており過去に家族に関する何らかの不幸を背負った事で現在の様な人物に変わったのではないかとファンの間で推測されている。もしそれが事実ならば上記に該当する。
  • 龍が如く3峯義孝 ※周囲の人間が唯一の身内であった「おじさん」以外は自分のことしか頭にない人間ばかりだったせいで人間不信に陥ってしまい、故に「おじさん」以外で自分と初めて向き合ってくれた恩人堂島大吾の危篤が切っ掛けとなり暴走を始めてしまう。そんな自分と同じ境遇でありながら正反対の道を歩むことが出来た桐生に嫉妬するその姿は桐生がもし風間や錦山、由美といったヒマワリの面々と出会えていなかったらこうなってしまっていたかもしれないという桐生のIFというべき存在だったと言える。
  • 龍が如く5黒澤翼 ※彼もまた自身の夢に惑わされた人物と言える。
  • セイギ(シャリバン) ※いくら戦っても宇宙にはびこる悪が無くならない現実に失望して悪の道へと堕ちてしまったという点では。哀しき悪役だといえるかもしれない。
  • キングコング ※自分を見世物にしようとする人間の都合で連れてこられ、好意を抱いた女性と結ばれることなくビルから転落死する。
  • ゴジラシリーズガイガン ※初登場の時点で、すでにキングギドラと同様に操られており、昭和版では最後は必ず逃げ帰ってしまう。しかもファイナルウォーズでは、その様な知能の低さがあだとなり、最後はうっかり自分の首を切り落としてしまった。
  • ジュラシック・ワールドインドミナス・レックス ※「新たな恐竜を創ってアトラクションの目玉にして儲けよう」という人間のエゴによって生み出されたキメラ恐竜である。しかも長い間外界から隔離されていた上に生きた生物を見た事がないため、自分が誰なのか分からないという理由もあり、自分の存在を探るためにあらゆる生き物を虐殺しまくる。自分の存在が知りたくて生き物を徹底的に殺害するなんて、皮肉なものである。
  • ウルトラマンメビウスエンペラ星人 ※母星を失ったために仲間を失い、光があるものに全て恨みを抱くようになりそれで闇で覆いつくそうとしているという点では哀しき悪役とも言えなくない。なお、公式ではないが、ウルトラ大戦争の動画では悲惨な過去があったように描かれているが、恐らく哀しいと言えるのは間違いないだろう。
  • ウルトラマンゼロ外伝キラーザビートスタービートスター ※自分達の宇宙を滅ぼされ、住民も争い始めてしまったために、最期は自分達を滅ぼした宇宙人からも恐怖していたため「私は、怖かった・・・」と言っていることから、哀しき悪役ともいえるかもしれない。
  • ウルトラマンバルタン星人 ※宇宙旅行中に母星が発狂した科学者の核実験で滅亡してしまい、火星には弱点である「スペシウム」が存在するため移住できず、宇宙船の修理のために立ち寄った地球を、新たな移住先として侵略する。作品によっては凶悪宇宙人として描かれることもあるが、平成ウルトラマンシリーズでも母星が滅んだ者もいるため哀しき悪役と言える。
  • 仮面ライダードライブメディック ※長きに渡って悪魔の如き冷酷さを発揮し続けてきたが、終盤において回復能力の副作用(他のロイミュードが人間から吸収した負の感情が逆流する)が原因であり本来は慈悲深い性格だったと判明した。人間の負の感情を知ってしまったばっかりに冷酷な悪魔に成り果ててしまった点では、哀れとも言える。
  • MOVIE大戦フルスロットルメガヘクス ※ヘルヘイムの侵略を乗り越える為に母星と自らを機械化し、その結果としてヘルヘイムと同等以上の災厄に成り果ててしまった。元々は被害者でありながら加害者になってしまうとは、皮肉以外の何物でも無い。
  • 平成ウルトラセブンバンデラス ※自分の星を救うために、欲望を集めて復活しようとしていたが、自分の星系の生命体がほぼいないと知ってしまっても自分が輝けばまた戻ってくると思ってやっているという点では哀しいと言えるだろう。
  • 機動戦士ガンダムSEEDDESTINYシン・アスカ ※家族や想いを寄せていた人物の死をきっかけに心を病み、主人公でありながら『哀しき悪役』と呼ばざるを得ない運命を辿る事になってしまった
  • ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?サラマンダー男爵※誕生したころから自分の存在意義に疑問を抱いており、世界を破壊することで砂漠の使徒の王、デューンの内心を知ろうと考えたが、「心」を嫌うデューンの怒りを買い、砂漠の使徒から追放され地球に飛来、キュアアンジェによって封印されるという過去からこの世の全てを憎むようになってしまった。
  • Yes!プリキュア5ガマオ ※黒い仮面の効能も知らされず散ったが、パルミエ王国の滅亡を話題に関与していないのならば、自身が楽して幸せになりたいが為にドリームコレットに翻弄された哀れな悪役と言えるかもしれない。また、ブンビーもカワリーノのこの行動を糾弾していた。
  • Yes!プリキュア5GoGo!シビレッタ ※館長に信頼されていたものの、どんな物語を読んでも館長の心を動かすことが出来なかった苛立ちから物語を道具扱いするようになったという点では哀しいとも言えなくはない。
  • ドラゴンクエスト8レオパルド ※たまたま落ちてきた杖を拾ってみただけなのに、その杖に封印されていたラプソーンに操られ魔物と化したことで自らを溺愛していたハワードに「あれはもう別物」と見放された後に主人公に倒され死亡する。
  • 手裏剣戦隊ニンニンジャー十六夜九衛門(本名:牙鬼久右衛門新月) ※実父・牙鬼幻月を復活させる為に悪の限りを尽くしてきたが、心底には『家族を取り戻したい』という想いと「師匠が自分を息子の踏み台にしようとした」という誤解が隠されていた。宿命の名の下に、その父に駒扱いされた点では哀れと言える。
  • 熱血最強ゴウザウラー機械神※自分達がいた星が、戦争で滅んで、二度と繰り返さないように生命を否定するようになったという点では、哀しいとも言えなくはない。
  • 暗殺教室榊原蓮※彼だけE組への悪質な嫌がらせをしていないが、立場の関係で学秀以外の五英傑と同じ扱いになっている。
  • 暗殺教室潮田広海※息子である潮田渚への仕打ちは彼女の学生時代にできなかったことの押しつけという許されないことであるが、自身もかつて毒親である両親によって性格を歪められたという点は哀れである。なお、神崎有希子竹林孝太郎も父と同じ職業になることを強要されたり家族から除け者にされたりとかなり悪質な虐待を受けているが渚と広海のようにピックアップされなかった。
  • 魔法少女サイトの鴉間巽、最原竜我、久松翼冴※湖村花夜の妹を殺したリンチ殺人犯である不良少年達で、リンチ殺人以外にも色々やらかしていたが、事件後に逮捕されるも、全員容疑を否認する上で証拠不十分として釈放され、反省の意を全く見せずに再犯を目論んでいた辺りからするとに次ぐ救いようのないクズではあるが、実際は“A”という謎の人物から与えられた魔法少女サイトのステッキで花夜の妹を殺害したことが明らかになる。しかし花夜の父によって惨殺され、首を切り落とされるという無残な最期を迎え、花夜の人生を狂わせた張本人となったが、実際には3人にステッキを与えた“A”こそが全ての黒幕であり、リンチ殺人の実行犯とは言え、彼らも“A”によって人生を狂わされた被害者ともいえる。
  • 仮面ライダーアマゾンズトンボアマゾンハチアマゾン ※本人は人間社会にひっそりとくらしたいと望んでいたものの、本能のせいで敵対してしまうを得ざるを得ないという点では哀しいともいえる。
  • トイ・ストーリー2のプロスペクター ※かつておもちゃ屋で他のおもちゃが売れていく中自分だけ売れ残っていたという過去から博物館に行くことに執着するようになってしまったという点は哀れと言える。
  • ズートピアドーン・ベルウェザー副市長 ※他の一般動物を巻き込んだとはいえ、その動機がセオドア市長にこき使われていたのがきっかけであると言う点では、哀しいともいえるだろう。
  • 牙狼GOLDSTORM翔ジンガアミリ ※外道になった性格の原因をたどれば、自分達の子供を殺されて闇落ちしたという点では哀しいとも言える。
  • 白猫プロジェクトエピタフ※三周年イベントで発覚した過去は確かに哀しき悪役だが、これまでの残忍さと出した被害がやはりイメージとして定着しすぎてしまったため評価が非常に難しい。
  • 宇宙戦隊キュウレンジャークエルボカルト教団じみた目的の為に宇宙を滅茶苦茶にした凶悪犯だが、悪の道に堕ちたのは最も邪悪な存在によるものな上、その存在に最終的に捨て石扱いされて飼い殺しにされた最期は哀しき悪役と言える(クエルボの自我があった点は擁護できないが)。
  • テツワン探偵ロボタックトラボルト※真実を知らなかったとはいえ、自分がトラ型ではなくネコ型だったと知り悪の道に走ってしまったという事情がある点では哀れと言える。但し、最終回で改修され完全なトラ型になれたことで改心している。
  • 魔法少女サイト朝霧要※やった事は非道とはいえ、父親からの虐待が原因で酷く歪み切った性格になったと言う所を見て見ると、哀しいとも言えなくはないだろう。(同じように育て主からの虐待によって完全に歪みきった性格になったと言う点では仮面ライダーOOO真木清人なども同じような事が言える。)
  • 乖離性ミリオンアーサーファルサリア※彼女がラスボスとして立ちはだかったのは開発者のプログラムミスによる暴走である。
  • ガンダムGのレコンギスタマスク/ルイン・リーマニィ・アンバサダ※かつてはベルリの良き先輩であり友人である等関係が良かったが、やがて野心に取り憑かれ、ベルリの事も「独裁者となる男」としてその命をつけ狙うようになり、マニィもそんな彼の為に自ら巻き込まれてしまうのだが、そうした暴走のきっかけが自分達の出自故のコンプレックスである事を考えると、哀しいとも言えなくも無い。
  • RWBYのホワイトファング※元々は獣人属・ファウナスの団体で、当初は人間との平和的な共生を望んでいたが、人間達の偏見が収まらず、やがてリーダーが変わった事もありテロや略奪行為も辞さない過激派組織となってしまった。また、日本オリジナルの小説版では一部の人間達によって虐げられたファウナスの内の数名が事件後彼らの仲間に加わってしまった模様。


哀しき悪役が比較的多く登場する作品



関連タグ

悪役 美形悪役 悪堕ち 闇堕ち 必要悪 憎めない悪役
吐き気を催す邪悪→哀しき悪役の逆バージョンと言えるが、兼ね合わせている事も多く、賛否が大きく分かれている(ポーキーなど)。ただし、哀しき悪役に該当する者も悪と化した原因が判明するまではこういった悪役と同類と非難されている。
悲劇のヒーロー ダークヒーロー→哀しき悪役のヒーローバージョン。 
悲劇のヒロイン ダークヒロイン→哀しき悪役のヒロインバージョン。
盗人にも三分の理
復讐鬼→哀しき悪役はこうなる可能性が結構高い。
池田秀一櫻井孝宏中村悠一→上のキャラ欄に上がっていようなるキャラクターを多数演じている。
井上敏樹長谷川圭一小林靖子→哀しき悪役に定評のある脚本家たち

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