概要
「ロボットアニメ」とは、ロボットが主人公、または、ロボットが中心となっているアニメのこと。
ただし、ロボットアニメといった場合の「ロボット」は、巨大な人型で、人が乗って操る機械(いわゆる巨大ロボット)がイメージされるためか、「ドラえもん」などはロボットが主人公でもロボットアニメに含まれるかどうか微妙とされる(とはいえ、後述の属性及び世界観補正の観点から言えば完全な同類である)。
かたやギルティクラウンやキャプテン・アースのように外部コクピットという場合があり、これも操縦とは呼び難い…のだが、電子頭脳まで否定したらロボットじゃなくラジコン・ドローンであることに留意したい。
中には、主役ロボが第1話から登場しない(例:無敵超人ザンボット3)作品もあり、コメット・ルシファーやブブキ・ブランキのように複数ジャンルに該当するような作品も存在する。
ある意味自由奔放な変形・合体・強化など「なんでもあり」の混沌属性が売りであり、それこそ「ロボットが登場してさえいればそれこそ何をやってもいい」闇鍋的部分もある。リアルロボットもこれから外れることはない(そもそも、これらにいたってはロボットが登場する必然性のない作品も多い)。そのため戦争という「混沌」の道具である戦車や戦闘機・軍艦をデザインモチーフとすることは非常に多いが、「日常(中庸)」「秩序」の属性である鉄道車両や学校建築、民間航空機あたりとはデザインモチーフとしても相性はよくなく採用例は少ない。
元々が、ロボットの玩具を売るための玩具販売促進作品であるということもあり、若干の例外はあるがほとんどすべての作品において、ロボット絶対最強の世界法則補正がいかなる場合においてもかかっており、作中において通常兵器は行動を無力レベルまで大幅に制約されるなど、そのすべてが広義のファンタジー・ロマン作品に属する。
極論すれば、特撮作品のウルトラマンやゴジラ、仮面ライダーなどをそのままロボットに置き換えたものといってもいい。そのため少なくとも作品世界中では、ひねたマニア同士の会話でよくある「関節部分をRPG-7で狙い撃ちすれば~」的な屁理屈はそもそも意味をなさない。和製特撮作品で通常兵器に倒された怪獣やヒーローが殆どいないのと全く同じ「作劇」であるからだ。リアル系・スーパー系などと言う区分はいってみれば単なる調理・味付けの違いに過ぎないのである。→ファンタジー世界舐めんな地球
それゆえ逆に世界観補正のない世界に放り出されたら行動すらままならないのも多そうではあるが。
理屈詰めや神格化するなどの、肩ひじを張らず、エンターテイメント作品と理解したうえで鑑賞するのも一興であろう。
主なロボット作品
アニメ
巨大ロボット系のシリーズ物
巨大ロボット系ではないが、ロボットアニメとされるもの
劇中劇タイプ
ゲーム作品(後にアニメ化された物を含む)
原作が小説の作品
それ以外の作品は巨大ロボットが登場する作品一覧を参照。
関連タグ
アニメ ロボット 巨大ロボット スーパーロボット リアルロボット 機動兵器 ロボット漫画 ロボゲー 海外ロボットアニメ 女性が主人公のロボット作品 ヒロイン同乗 ロボット作品のカップリング一覧