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ロックマン

ろっくまん

カプコンが製作したアクションゲームおよびそこから派生した一連のシリーズの総称。また、その主人公の名前でもある。海外での名前はMega Man(メガマン)。
目次 [非表示]

以下についてはリンク先を参照。この項目では派生作品を含めたシリーズ全体について記載する。

  1. 1987年にカプコンから発売されたアクションゲーム。別名・ロックマン1
  2. 1.から始まった最初期(いわゆる無印)のシリーズ→ロックマンシリーズ
  3. 1.および2.の主人公ロックマン(キャラクター)
  4. ロックマンエグゼ』の主人公→ロックマンEXE
  5. 流星のロックマン』の主人公→星河スバル/シューティングスター・ロックマン
  6. ゲーム『グランディア』に登場する敵キャラクターの名前。

概要編集

カプコンの看板タイトルの一つ。海外での名前はメガマン(Mega Man。Rockmanと書かれる漢字圏向け表記と異なり、スペースが入るのが正式)。

作中での「ロックマン」の定義はシリーズによって異なる。


アクションゲームとしては以下の系統に分けられる。

  • シンプルな横スクロールアクションである狭義の『ロックマン』シリーズ
  • その基本操作とシステムを踏襲しつつ様々な要素をアクションや設定に追加していった『X』『ゼロ』『ゼクス
  • 『フリーランニングRPG』と銘打って3D化しシステムを一新した『DASH

シリーズを共通して主人公を強化できる特殊装備が入手でき、これを使えば攻略が有利に進められる。

ほとんどのシリーズでは敵が使う技を特殊武器として使えるパターンになっている事が多い。各ステージも奥で待ち構えているボスの特徴を表現しており、ステージ全体を通してボスにキャラクター性を落とし込まれている。



劇中で多くは語られないが会話の端々をつなぎ合わせると、これらは時系列上、他の派生作品含めて何かしら繋がっているらしいことが解かる(後述)。

エグゼ』と『流星』は上記のシリーズと設定上パラレルで、ジャンルもカードゲームの要素をプラスしたアクションRPGとなっている。


他のゲーム作品とは異なり、既存のシリーズを完結させてから未来の話に当たる派生シリーズに繋げるのではなく、同時並行で展開していくというパターンが多い。この為、2000年代前半には『X』『エグゼ』『ゼロ』の3シリーズが迭立する構図が見られた。


最大の特徴としてボスキャラの公募を行った事は有名(2~8まで)だが、こうした企画は次第に行われなくなった(エグゼ(3~6)や流星3、DASH3(頓挫)など一時的に復活したシリーズはある)。


あまり知られていないが、本家ロックマンの初期にはアクションの他にもボードゲームレーシングゲームサッカーゲームなどの様々なジャンルのゲームが世に出ている。オリジナルステージをクラフトするゲームも何気にマリオより先に出ている。


海外人気はかなり高く、特に初代シリーズは度々アニメ化の対象となっている。


シリーズの現状編集

『エグゼ』『ゼロ』『流星』の各シリーズは完結に近い幕引きとなり、ファンからも(シリーズとしての展開は)終わったと見られることが多い。それ以外は次回作を予見させる結末を迎えたり完結が明言されなかったりと扱いが曖昧な状態になっているが、多くは10年以上新作が出ていない


2000年代後半、『流星のロックマン』シリーズはアニメや漫画作品などのメディアミックスが失敗に終わり、同時期に展開されていた『ロックマンゼクス』シリーズも多くの謎を残したまま終了するなどいずれの作品も消化不良な結果に終わってしまった。『ロックマンX』も後期の作品群の評価が賛否両論であり、丁寧な作りになった『X8』や『イレギュラーハンターX』があまり売れずに終わっている。

2012年には歴代ロックマンシリーズのキャラを総登場させた『ロックマンXover』がソシャゲで展開されるも3年でサービスを終了。さらには同時期にニンテンドー3DS用の『ロックマンDASH3』、Xbox360用の『ロックマン(メガマン)ユニバース』がいずれも頓挫し、2000年代後半から2010年代にかけてはシリーズの暗黒期となった。


しかし、この頃からにわかに本家ロックマン(初代)の展開が復活しはじめる。FC風グラフィックではあったが2008年に『ロックマン9』が、2010年に『ロックマン10』が発売され、2014年の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』にロックマンが参戦。さらに2018年にはグラフィックも現代風に改めた『ロックマン11』がリリースされ、現在も一定の展開を保っている。


その他のシリーズもコンテンツとして放棄されたかというと全くそんなことはなく、2010年代後半からは過去作のコレクション的作品として複数作をまとめたオムニバスを発売する流れとなっている。これにより、『DASH』と『流星』以外の各シリーズ本編作品が現行ハードで遊べるようになった。また、2020年にはX以外のシリーズキャラも出るソーシャルゲーム『ロックマンXDiVE』が配信開始となった。



派生作品編集

派生シリーズ編集


漫画編集


その他編集


関連作品編集


時系列編集

本家の時系列編集

ロックマンロックマンXロックマンゼロロックマンZXロックマンDASH

解説編集

初代ロックマンを歴史の始まりに据えた世界。この世界の時系列はロックマンX5以降で多数のルートに分岐するが、どのルートも最終的にロックマンDASH帰結する事になっている。ロックマンXとロックマンDASHには空白の期間が存在するが、『ロックマンゼロ』シリーズと『ロックマンゼクス』シリーズはその間の出来事をインティ・クリエイツの独自解釈の元製作した作品となっている。ちなみにロックマンX6で『ロックマンゼロ』シリーズに繋がるエンディングが描かれているが、具体的な公式の発表はなく、現状最も未来の時系列となるロックマンXコマンドミッションからロックマンゼロロックマンZXに繋がる可能性もある。


西暦は「ロックマン」で200X年(ロックマン5まで)~20XX年(ロックマン6以降)で、「ロックマンX」は21XX年~22XX年である(ただし、X1の時点でエックスの発見当時は2114年以降である可能性がある)。

ちなみに「ロックマン」の時点では現実の2000年代よりも先にロボット技術が大きく進んでいる世界となる。


RPGシリーズとの決定的な違いは「ロボット技術が発達している」という点であり、こちらではワイリーとライト博士の因縁が尾を引いた結果、機械の反乱が起こり、世界が荒廃してしまう。


物語の主軸となるのは『ロボット』。Xシリーズでは更に細かい区分が設定され、人間のような知能を持ったものはレプリロイド、単純なプログラムしか持たない雑魚敵や中ボスはメカニロイドと呼ばれる。


RPGシリーズの時系列編集

ロックマンエグゼ流星のロックマン

解説編集

ロックマンエグゼを歴史の始まりに据えた世界で、本家とは全く関わりのない世界。

しかしながら、本家世界の人物のリメイクキャラクターが多いのが特徴。目立った分岐はなく、ほぼ一本道のルートとなっている(パラレルワールドがないわけではなく、流星2ではパラレルワールドに行くイベントがある)。


本家との決定的な違いは「ネットワークやプログラム技術が発達している」という点であり、ワイリーとライト博士(エグゼ時点では日本人かつ故人であり、子孫がいるという設定)の因縁もエグゼで終わってしまうため、世界の荒廃は起こらない。なので流星時点での敵は侵略者や犯罪組織となっている。


物語の主軸となるのは擬似人格プログラム『ネットナビ』(エグゼ)と電波で体が構成された生命体やプログラムの総称である『電波体』(流星)。


pixivでの扱い編集

無印ロックマンのボスキャラクターのイラストが特に多い。個性が多種多様な上にシンプルなデザインが魅力的であり、さらに発想の源となる簡単なプロフィール設定がなされているためだと思われる。

FOR EVERLASTING PEACE俺が主役!ロックマン33周年、エックス27周年おめでとう2nd Numbers

【ロックパーティ】メモリアルアンソロジー表紙イラストロックマン30周年記念■HOBBY★ROCK2015開催!■ロックマン30周年おめでとう!


鉄腕アトムとの関連性編集

第1作は『鉄腕アトム』の版権を使ったゲーム(キャラゲー)として開発される予定が一時期だけあった。

当初はオリジナル作品として企画していたが、それだと競争力が弱いと判断して版権モノに路線変更となった。しかしコナミに先を越されてしまったため、オリジナル作品へ再び企画変更し、現在の『ロックマン』になったのが実情らしい。なんの因果か、のちに『ロックマンエグゼ』ではコナミとコラボを行うことになるのだが…。


ロックマンvsアトム 史上最大のロボット!!


その名残か似たような世界観を擁している。


その縁から2020年秋に開催されたCAPCOMvs手塚治虫charactersではライト博士お茶の水博士が対面し、ロックマンとアトムが握手するイラストが描かれている。


関連タグ編集

カプコン SF ロボット アクション

岩男 ティウンティウンティウン ロックバスター E缶

ワイリーキャッスル実家) エアーマンが倒せない

スマブラ 大乱闘スマッシュブラザーズfor 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL 他社組

RM男女CP

洛克人


ロックマンオレミックス(企画)

腐向け岩男腐向けタグ)


評価タグ編集

ロックマン100users入り

ロックマン500users入り

ロックマン1000users入り

ロックマン5000users入り

ロックマン10000users入り


トリビア編集

  • コロコロコミックではほとんど採り上げていない作品でもある。理由は明白で、後にゲームメーカーのカプコンが競合他社の少年向けコミックボンボンとタイアップしていたからだとされている(コロコロコミックならびに小学館は任天堂ハドソンと蜜月になっていた理由もあり、少年向けコミック誌はある意味、ゲーム業界の戦場でもあったことを物語っている)。
  • ドラゴンボールの鳥山明と並び少年漫画の主人公像に大きく影響を与えたゲームでもあり、アイシールド21の村田雄介は少年時代に送った絵がダストマンに採用されているほか、『僕のヒーローアカデミア』の堀越耕平が漫画家になったきっかけもロックマンのパロディ漫画が友達に受けたからだと答えている(ちなみに堀越は村田のアシスタント歴もある)。

外部リンク編集

シリーズポータルサイト

wikipedia(シリーズ全般)

ROCKの遊戯館(仮)

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