概要
ロックマンシリーズ(Xなどを含む)において、ロックマン(エックス)や敵ボスのエネルギーが0になったり、ロックマンが即死トラップ(針に触れるなど)に当たったときに爆発する効果音をこう呼ぶ。
死亡時の描写はロックマンまたはボスキャラクターが存在していた場所を中心に粒子が四方八方に飛び散っていくというもので、ファンの間ではこの表現を花火に例えられている。
ちなみにこの爆発音はティウンが6回鳴るものであり、爆発音のエコーを表しているとのこと。
つまり「ティウンティウンティウンティウンティウンティウン…」が表記上では正しいのである。
なお、「8」「11」ではロックマンとボスはボイスがある為爆発音よりも断末魔の叫びの方が目立ちやすい上に爆発音が聞き取りにくく、特に「11」は爆発音がわかりにくい。
シリーズにおけるティウン表現
無印シリーズ
初代及び2の頃は低い効果音で、「ドンドンドン」といった感じだった。3から甲高い音になり、以後定着する。なお、ロックマン1のみボス爆発音は『ドゥーーーン』と爆発する。
7やR&Fではロックマンとボスの爆発音が異なる仕様になっている。ちなみにそれらのロックマンの爆発音は『X』でのエックスの効果音とほとんど同じ。
ワールド3以降のワールドシリーズもやはりボス爆発音が異なり、『ドガガガガ、グワッシャン』と鳴る。
Xシリーズ
味方側のキャラクターは従来のティウン描写を派手にしたもの(効果音はあまり統一されておらず、X4では「ポゥン」、X7では「ヴィーン」、X8では「スチュウン」となっている)で、ボスキャラクターは普通の爆発と共に画面が白くなっていくものとなっている。ただし、一部タイトルではボスの爆発描写が異なる場合がある。
例外的にイレギュラーハンターXでは味方・敵問わず普通の爆発となっており(効果音はプレイヤー、一部ボスは『X』を忠実に再現したものとなっている)、バーニン・ナウマンダーのみが更に派手な爆発をするようになっている。
ゼロシリーズ・ゼクスシリーズ
効果音がティウンではなく、「ドガアアアアン」というやたらリアルかつ派手な効果音に変更された(ゼクスシリーズではプレイヤーが死ぬとティウンティウンに近しい効果音を鳴らしながら死ぬ)。
また、ボスキャラクターの爆発はそれ以上に派手なものとなっており、ゼクスシリーズではシリーズを追うごとに爆発の演出が派手になっていく。
なお、セイバーやハルバードなどの切断武器(チャージセイバーなど例外もある)でボスを倒すと真っ二つになる演出(通称:パキーン)があり、ZXAではチャージバスターで敵を倒すと風穴が空く演出もある。
DASHシリーズ
死亡しても主人公の身体は消滅せず、そのまま動かなくなったまま画面が真っ赤に染まっていく。そのまま画面が暗転していくと、不気味なBGMと共に画面に「GAME OVER」の文字が浮かび上がるというこれまでのシリーズとは完全に異なる描写となっている。まるでバイオハザード。
エグゼシリーズ
初代のみ死亡時の描写が元祖ロックマンシリーズと同じもので、それ以降のタイトルでは効果音はティウン系統であるものの粒子は飛び散らずにモザイクが掛かるように消滅する。
ちなみに、ボスキャラクターの爆発は「バボボボ」という効果音と共に爆発しながら消滅するものとなっている。
ちなみに、アニメではナビの姿が「DELETE」と書かれたキューブ状の粒子に変化して消滅するという描写となっている。倒されていない場合は「PLUGOUT」などの文字が浮かび上がり、ゾアノロイドの場合は粒子が膨張してガラスのように砕け散る演出がある。
流星シリーズ
エグゼとは異なり、ロックマンも敵キャラクターも白くなり「ドガドガ」という効果音と共に爆発しながら消滅する。
ロックマンXDiVE
本人ではなく再現データのハンタープログラムであるため、人間非人間を問わずティウン描写に統一されている。効果音はX8の「スチュウン」が流用されている。
余談
スマブラにも採用された。
ロックマンが撃墜された時専用のエフェクトになる。ちなみに1と2の爆発の再現でロックマンの色で爆発するのとSEが両者のものを使用している。
ちなみに「1」の場合は爆発までにタイムラグがあり間を置いてから爆発し、「2」はボス戦でのみ相打ち状態でボスを倒す(通称「半ティウン」)と爆発の初期のグラフィックが表示したままミスにならずにクリアとやはりタイムラグが存在する。
同社のヒットラーの復活でもスペンサーがミスをすると爆発こそしないが、ティウンティウンと音が鳴る。
また、GBのレッドアリーマーのミス時はレッドアリーマーがロックマンのような爆発四散になる。
関連タグ
擬音 … タグまとめ有り
ヒッフッハ … ロックマンX6、ゼロシリーズに登場する効果音。ゼットセイバーを振る時のものだが、こちらもファンに認知されている