ロックマン1

ろっくまんわん

アクションゲーム「ロックマン」シリーズの第１作目。

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目次 [非表示]

1 解説

2 余談

3 登場キャラクター

3.1 主要キャラクター

3.2 ボスキャラクター

3.3 その他のボスキャラクター

4 関連タグ

ロックマンシリーズの第１作目。

解説

この第一作には進行記録となるパスワードやセーブがない為、リセットしたり電源を切ると最初からやり直しとなる。後の移植版は進行がセーブ可能になっているものがある。

スコアの概念があるが、次作以降では廃止されている。なお、スコアはカンストせずに一千万をこえると百万の桁が0に戻る(おそらく内部では一千万の桁をカウントしていると思われるが一千万の桁が無い)。

オールステージクリアをするとエンディングを挟んでクリア時のスコアと残機でワイリーが出現している状態でのステージセレクトに戻る(ロックマンメガワールド版を除く)。

一度クリアしたステージでも何度もチャレンジ可能でボスとも再戦可能。ただし、『2』『3』では採用されず『4』以降ではステージのみ再チャレンジが復活している。

サポートアイテム「マグネットビーム」は道中で必ず取っておかないとワイリーステージでそれが無いと絶対に進めない所があり、無い場合は手詰まりとなる。その場合はわざとゲームオーバーになってからステージセレクトに戻り、存在するステージに行かなくてはいけない。

また、敵からのダメージを受けた状態で一時的に無敵になっていても次作以降と異なりトゲに当たると必ずミスとなる。

今作と『2』『3』のみ残機が2桁までストック可能。

余談

当初ボス8体だったのが容量の関係で6体になったのはロックマン1を語る上で有名な話となっているが、残り2体のうちの一つである姿や特徴が決まっていたにもかかわらず幻に終わった「ボンドマン」というボスがいたという話がありがひとしによるロックマンの誕生秘話のマンガ化で紹介されている。
- しかし後年『ロックマンクラシックスコレクション』で設定資料が見れるモードでは没になったデザインや敵のラフイラストも見れるのだが、何故かその「ボンドマン」が見当たらない。どうやら取材当時には「ボンドマン」のイラストは現存しておらずありがひとし氏が稲船敬二氏から聞いた話を元に漫画で描いた(再現した)のが正確らしい。また、ロックマンロックマンで復活登場しなかったのも「幻は幻の存在のままでいく」方針だったとされる。
シリーズ第一作ということもあってか、本作のボス6名は全員が後にロックマンエグゼのネットナビのモデルになっており、カットマン以外はエグゼ1に登場する。
ストーリーにも書いてある通り、本作の6ボスを作ったのはライト博士でライトナンバーズと呼ばれ、型番もDRNから始まる。ファミコンシリーズでライトナンバーズがボスを務めた唯一のタイトル。以降のシリーズボスはワイリーが自ら作っているが、ロックマン9のみ再びライトナンバーズが8ボスとなる。
6体のボス部屋前のやけに長い通路は当初「ロックマン」がディスクシステムで出す予定だった事による「ボス戦データのローディングエリア」の名残りであるらしい。
今作(FC版)に限り、セレクトボタンに「武器ウインドウを開かないでPAUSE」する機能が設定されている。ところがこれはPAUSE中も一部の処理が進んでいる。その中の一つが「被弾時の無敵判定」で、本来なら武器を連射しても無敵時間があるため、無敵時間が切れるまでは連続でヒットはしない。しかし、PAUSE中でも無敵時間の経過処理は進んでいるので、攻撃を1発当てたらPAUSEをかけ無敵時間が切れるのを待ち、PAUSE解除後に間髪入れず再PAUSEをかけることで相手に何もさせずに勝ててしまう。ボス戦も例外ではなくボスに弱点武器がヒットした瞬間にセレクト連打するとボスを簡単に倒せてしまう。
ラスボスであるワイリーマシンの第二形態は撃破する際はロックマンが同時にダメージを受けた状態にならないように注意しなければならない。こうなると画面がバグってしまいクリア不能になりリセットしなければならなくなる。ただし、ロックマンクラシックスコレクション(SWITCH版以降の更新バージョン)での収録版はそうなった場合は巻き戻し機能でバグ発生前まで遡る事で回避できる。
何故か、このロックマン1に限り「ロックマンが特殊武器を使うイメージイラスト」が二種類ある。一つは発売当時のキャラクターデザインで、もう一つは「ロックマン3」以降のキャラクターデザイン。前者は広告でも実際に使われたが、後者は一体何の為にリファインした形で改めて描かれたのかは不明。