概要
北米で販売されていた『Mega Man Legacy Collection』の日本版に当たる。
この項目では日本において2016年2月25日に発売されたニンテンドー3DS版とその後発売されたNintendo Switch版を基本に解説する。
内容
『ロックマン1』から『ロックマン6』までを収録しており、基本的に各作品はファミコン版とほぼ同じ。
ニンテンドー3DSの各VC版と比べると画面のコントラストが明るめになっており、解像度もくっきりしたものになっている。セーブやロードが各タイトル毎にできるようになっている。
オプション設定で「ロックマン(日本国内版)」か「MEGAMAN(海外版)」かを設定できるようになっており、日本では初めて海外版を公式でプレイできるようになった。その為、実際は日本国内版と海外版を合わせて12本収録されていると言える。
チャレンジモードではステージをミックスしたものを進む、ボスを倒す等のタイムアタックができる。
ニンテンドー3DS版は『大乱闘スマッシュブラザーズfor』でのロックマンのamiiboに対応している。読み込ませるとチャレンジモードで隠しチャレンジが現れる。
海外のみ金色のamiiboロックマンが同梱されているパッケージがある。
SWITCH版には巻き戻し機能が追加された。後に3DSを除いた機種でもアップデートで追加されている。
こういったFCシリーズをまとめたソフトは過去には海外のみで「アニバーサリーコレクション」として発売された事がある。日本ではこれまで「ロックマンメガワールド」ぐらいしかなかったが、ついにこういったものがリリースされる時が来たのである。
収録作品
※()は海外版タイトル名。
海外版ではクレジットにカプコンUSAが表記されている。
余談
- 設定でMEGAMANにすると全て海外版に変化するが、『2』はゲーム開始前に難易度を選択できる。『6』はオープニングデモが日本のものとBGMが異なる。クラシックスコレクションの開発を行った開発会社が海外である為か、『ロックマン6』のみサウンドテストの曲目は海外版を基準としているが、何故か日本版オープニングデモ曲とエンディング曲がリストに入っていない。
- 「Mr.X」を「Dr.X」と誤植したものまである(Switch版では修正済である事が確認できる)。設定画や当時のパッケージや取扱説明書(ただし、応募者や当時のカプコンの連絡先は画像修正で消されている)を見る事ができるモードがあり(なお、これらはファミリーコンピュータ(NES)が任天堂の商標になる為3DS版とSwitch版にしか収録されていない)、中には初期構想デザイン画や没デザイン等ロックマンの開発時を窺い知るものまで収録されている。ちなみにアイツもいるぞ!
- 海外版で表示されるライセンス表記「LICENSED BY NINTENDO」は3DS版・SWITCH版でも削除されている。
- オプションで日本版と海外版の切り替えの項目を見る限り、どうやらクラシックスコレクションはレガシーコレクションに日本版を追加してローカライズかつ仕様変更したものである可能性が高い。
- チャレンジモードは実は全部海外版仕様である。1・2・3だとわかりづらいが、4以降だと武器メニューでロックバスターの表記が「R.BUSTER」であるところが「M.BUSTER」になっているところや、6のジェットロックマンやパワーロックマンに変化する際のデモにも違いがあり「ROCKMAN6」と書かれている部分が「MEGAMANⅥ」になっている為である。
- 3カ月遅れる形でPS4版・Xbox One版・Steam版(Windows PC)も発売されている。
- ファミコンで発売されたロックマンシリーズでは「ワイリー&ライトのロックボード」は収録されなかった。
- 本家としては2010年3月ダウンロード専売の『ロックマン10』以来約6年ぶりの発売となった(バーチャルコンソール、ゲームアーカイブス除く)。また、パッケージで発売された、オムニバスソフトとしても、2010年6月発売の『ロックマンゼロコレクション』以来約6年ぶりである。
- 2018年にはNintendoSwitchでも『ロックマンクラシックスコレクション2』と共に発表された。
- ニンテンドースイッチ版に限り、スイッチ用ファミコンコントローラを使うと当時の操作感覚でプレイが可能かと思われる。
関連タグ
ロックマンシリーズ・オムニバス作品一覧
ロックマン クラシックス コレクション
海外版