ガッツマン
がっつまん
- 根性戦隊ガッツマン - 宮村優子によるエッセイ、楽曲のタイトルで島本和彦がそれを元にした漫画作品。
- ゲーム『ロックマン』シリーズに登場するキャラクター。 本項で説明する。
- ワタナベエンターテインメントに所属するお笑いコンビ。
DRN.004
「なんや ガキんちょがこんなとこに…ここは男の現場じゃい!ケガしないうちにでてけ!」
元々は土木作業用のロボットで、ボンバーマンとともに土地の開拓などで力を発揮していた。
「スーパーアーム」は、2tの岩も持ち上げる。体が特殊合金で出来ているため、とても頑丈にできている。他のライトナンバーズよりも大型。
気が短いが、情に厚い性格。ストーンマンと仲が良く、ときどきオイルを飲みに行くらしい。
カラオケが好きで演歌をよく歌うが部下からはヘタクソと酷評されている。
弱点武器はハイパーボムなのだが非常に当てづらく、場合によってはバスターで倒した方が早いこともある。
重量がある為か、ジャンプして着地するとものすごい地響きによってロックマンが怯んで動けなくなる。ロックマンがダメージうけるわけではないが、怯みが解除される前に攻撃が当たり結果的にダメージを受けてしまう。ガッツマン戦で地響きに怯むモーションを確認できるが、マグネットビームの上でダメージを受けたときにも同じポーズをとる。(後にコンクリートマンで復活)
超合金で出来ている…という設定の割にバスターで2ダメージが入るなど防御力はそこまで高くない。
行動によってはノーダメージ撃破に運こそ絡むものの、まともに攻撃していれば負ける事はそうそう無いはず。最初に倒すボス候補の一人であり、池原しげと氏による漫画版でも最初の敵として登場した。
ちなみに攻略順としてガッツマンが先に選ばれやすいのは、ステージ自体が短めなのと投げるためのブロックがどうしても使わなければならない場所が他のステージにある為。
しかもそこにあるのが進行上において必須となるアイテム(これが無いとあるステージで先に進む事が構造上不可能)である為、確実に取らないと後々面倒になるからである。一応、もう一つこのブロックを破壊できる特殊武器はあるにはあるのだが、ガッツマンを経由してからの方が効率がいい。
ただしそのステージは落下リフトがある為、中々難しい。
スーパーアーム
特定の岩やブロックを持ち上げて投げる。投げたブロックは放物線を描いて飛び、
地形に接触すると砕けて破片が拡散する(地形に接触させて投げた場合は即座に破片が飛ぶ)。
ただでさえ防御力の低いカットマンを部屋に置いてあるブロック2発で粉砕でき、ワイリーステージでもCWU-01P戦で活躍する。ただし、ブロックがないと何もできないので攻撃に使う場合は確実に当てる必要がある。
携帯アプリ版の「ロックマン」では、特定の岩やブロックが無くても、ダメージはブロックよりも低いものの、小さな岩石を投げて攻撃する事が出来るようになった。
「ロックマン・ザ・パワーバトル」シリーズでは、ステージ中に投げられる岩が存在しないため、岩を相手に向かって放物線上に投げつけて攻撃する特殊武器となっている。
こちらは威力が高めで使いやすく、パワーバトルではアイスマンを指一本でハメられる他、パワーファイターズではエアーマンの弱点であり、スーパーアーマー発動中に連射すると一気に体力を奪える。
また「パワーファイターズ」ではワイリーマシンにも有効で、「ロールを救え」シナリオのスラッシュクロー同様ダメージが大きく、基本的にこれ一本でハメ殺し切る事ができる。
ちなみに、スーパーアーム装備中は力の加減ができないため、握手はできない。
間違われやすいが「ガッツアーム」ではない。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではロックマンの掴み技として登場。
そのためか大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALにてアタッカースピリッツとして登場した際の属性は投げになっている。ランクはHOPE級。
AC版の「パワーバトル」「パワーファイターズ」の両方に参戦。
攻撃パターンはどちらも似たようなものだが、「パワーバトル」ではチャージショットで怯まない数少ないボス。
高い攻撃力に加えて「ガッツタックル」など機動性も増しており、各シナリオ内でも上位の強さを誇る。
岩の破片を広範囲にばら撒く技も持っており、FC版の感覚でナメてかかると痛い目にあう。
やはり原作同様爆弾系統の武器に弱く、クラッシュボム、ナパームボムが弱点。
コミックボンボン連載のロックマン8のコミカライズではメットールが化けた自分の偽者達に苦戦するロックマンを助けた。そしてそれがワイリーの仕業だと察して先行するがクラウンマンに返り討ちにされるがどうにか無事であった。
「バトル&チェイス」では、優勝賞金でE缶をたくさん買って自分のエネルギーを満タンにするために「ワイルドアームズ」というマシンに乗って参戦する。地雷やオフロードといった悪路に強く、登坂力に優れたパワフルな性能。弱点としては車体自体が巨大なためプレイヤーの視界が悪く、体当たりに強くなるウイングの性能が元々重量級のボディには不要といった点が挙げられる。
CVは飯塚昭三。
「スーパーアドベンチャーロックマン」では、バブルマンかヒートマンとの対決に負けた際に助けに来る。
CVは小野健一。
ロックマン2では、ワイリーの手で開発されたガッツタンクが登場している。
また、ロックマン7では、ワイリーに改造されたガッツマンGとして登場している。
ロックマン7の博物館ステージのBGMでは、Aメロがガッツマンステージのフレーズとなっている。
ロックマンロックマンのガッツマン
CV:乃村健次
仕事仲間を優しく、そして厳しく見守る親方。彼にとって、戦場は「現場」、戦闘は「作業」であり、現場で油を売っている輩、作業の邪魔をするような輩は絶対に許さない。一人称は「ワシ」。
原作ではワイリーのお気に入りだが、本作の彼のストーリー上では、ワイリーやロックマン?に使えないとバカにされている。
癖のあるファイヤーマンやエレキマンに突っ込みを入れるなど、まともな性格である。
敵としての性能は原作とは若干異なり、ジャンプ→着地して地響きを起こすといった行動は同じだが、岩は手に持ってもすぐには投げてこなくなっている。岩を投げるタイミングは、垂直にジャンプをした直後となっている。ちなみに、岩の出現方法は天井から落ちるのではなく、足元の地面から引っこ抜くというものに変更されている。
また、地面に潜り間を置いた後、相手の足元から巨石と共に飛び出す大技を使ってくる。難易度がきつきつの時は、飛び出してすぐに岩をプレイヤーに向けて投げつけてすぐに地面に隠れ、これを三連続で繰り出す(この技はドリルマンの攻撃とよく似てる)。
弱点武器がハイパーボムからタイムスローに変更されている。
プレイヤーとしては、地面に立っている時に目の前にガッツブロックを造ったり、足下のガッツブロックを持ち上げられたり、ヒビの入ったブロックを頭突き、もしくは着地することで破壊することができる。
頑丈なボディという設定を反映してか被ダメージは他のキャラの半分に抑えられるが、体が大きいがために攻撃を受けやすい欠点がある。
また、うっかりガッツブロックの下敷きになるような持ち上げ方をすると普通に即死する。
一方で、ガッツブロックの配置方法によっては大抵のボスをハメ殺しにできたり、他のキャラが苦戦しやすい即死トゲなどの地形を無理矢理封殺できたりと、一部では「裏イージーモード」などと言われたりしている。
また、バグによりスーパーアームに対して耐性を持つボスがボンバーマンと一部入れ替わっており、本来ガッツマンの攻撃に対して耐性を持つ筈のタイムマンに普通にダメージが通る(=必然的にこのせいでボンバーマンのハイパーボムに耐性を持つボスが二人になってしまい、割りを食っている)。このためスーパーアームに対して耐性を持つボスが存在せず、ボス戦での火力は申し分ない。
ワイリーマシンの最も厄介な攻撃の一つであるローリングカッターを瞬時に潰せるのも強み。
扱いはやや癖があるがポテンシャルは高いキャラと言える。
両腕両足が角ばり、虎模様のラインが付き、更に目の辺りが黒ずむ感じにリメイクされている。
『ロックマン誕生』ではワイリーの手によって敵ロボットとして初登場するが、『R破壊指令』以降からは他のライトナンバーズと供にロックマンの仲間として登場するようになる。
『史上最強の敵』ではラッシュジェットに乗ったカットマンと供に愛車『ワイルドアームズ』に乗りながら行動し、この話から彼の愛車が先に登場する機会となった。後に『バーニングホイール』ではバトル&チェイスに参加して一時的活躍するものの、余所見をしたせいで穴の空いた通路から海に落ちてリタイアし、後に建設仲間から不評を浴びたと言う。
作中では同じ土木作業の現場で活躍するボンバーマンとは仲が良く、一緒にいる事が多い。
巨大E缶を飲み干すほどの大食漢でもある。
建設現場で働くために作られた為、不慮の事故で傷ついた者の応急処置ができるようにカスタムされてるという独自設定が存在する。
『誰が為に』では他の1のライトナンバーズと共にワイリーによって改造された9のライトナンバーズを止めるべく登場。
同じく土木作業用であるコンクリートマンと対決していた。
『ロックマン編』から初登場し、それまでにワイリーの手によって敵ロボットとしてロックマンに立ち向かうが、後にライト博士の修理により、ロックマンをサポートする仲間として登場する。
『ロックマン2編』ではワイリーに洗脳されてしまったロックマンを救出すべく、ライトナンバーズと供にワイリー城に潜入し、無事ロックマンを正気に戻せた。その後ガッツタンクと遭遇し、これを見てブチギレた本人はオイルマンとタイムマンと供にガッツタンクを破壊しに行った。
製作スタッフの間ではお気に入りのロボットであるらしく、作中でもよく登場し、2回もオリジナルサイドストーリーの主役としても登場した。コンクリートマンとは嵐中のダム建設で出会い、当初はライバル同士だったが、途中で発生したトラブルを二人で阻止したきっかけで親友同士となる。他にもアイスマンの依頼でグレッシャーの氷像彫刻の手伝いに来るが、それを障害物を思って破壊しようとする所をアイスマンの『アイススラッシャー』で凍結及び阻止されるほど、アホキャラである事が判明。
これまで通り、工事現場で働いているが、近年は小柄でありながら高出力、おまけに自分たちのように悩むことがない新型ロボットの台頭により自分の存在意義に悩んでいる。
ちなみに、人間がやけ酒をするのと同様にE缶やオイルをがぶ飲みしては嘔吐するらしい。ここでさらっと味は思考回路で感じているという設定が判明している。
ロックマンエグゼのガッツマン
CV:下山吉光
フルネームは「ガッツマン.EXE」。
熱斗の同級生、大山デカオのナビ。「ワガハイ」が一人称(バトルチップGP)口癖は「~でガッツ」「~でガス」。オペレーターであるデカオの事を「デカオ様」(『5』及びアニメ版ではデカオと呼び捨て)と呼んで慕っており、よくデカオと共に熱斗とロックマンにネットバトルを挑んでいるが、本人があまり難しいことを考えられないこととパワー重視のセッティングのせいでさっぱり勝てない。アニメでは熱斗の初期設定ナビに何度も勝っていたが、ロックマンが登場してからはやはり何度も負けている。
また、「1」では学校がジャックされたときにウイルス相手に応戦するがあっさりと負けてしまった。
しかしシリーズを重ねていくごとにデカオ共々実力がつくようになり、強力な電磁波が飛び交っている電脳の突破、N1グランプリでベスト8まで上り詰める、ウラランクと呼ばれる強豪バトラーを一網打尽にするなどの活躍を見せた。
ゲームでは明確な敵としての登場はなく、序盤から任意でネットバトルをすることが出来る。
得意技は巨大な拳でぶん殴る「ガッツパンチ」(ロケットパンチにして放つ「ロケットガッツパンチ」というタイプもある他、『3』ではPAの「ゼータパンチ」を撃ってくる)、腕をハンマーに変化させて振り下ろす「ガッツハンマー」(衝撃波「ショックウェーブ」を放ったり、瓦礫を落とす「ガッツクエイク」も繰り出せる)。「ガッツマシンガン」で遠距離の敵にも対応できる。
ガッツパンチ等よりもパネル破壊が怖く、一部の初心者は苦戦した。ガッツソウルのモデルではあるものの、彼の「4」での「ガッツマシンガン」は無敵時間はない。
「3」での「ゼータパンチ」使用中はインビジブル状態ではなく無敵状態な所がらしい。
鷹岬版では、一度だけフルシンクロしたことがある。
ナビチップ「ガッツマン」はガッツマンを呼び出して目の前の縦3マスに地面を伝う衝撃波を発生させる。また、攻撃時に呼び出した場所から先の全てのパネルにヒビ(既にヒビが入っているものは穴あきになる)を発生させる(1のみ相手エリアのみをヒビ・穴パネルにする)。
これとは別に「ガッツパンチ」系のチップもドロップする。
シリーズ皆勤賞だが作中戦うことができるのは4まで。5ではネビュラに誘拐され6では舞台が変わったため出番が少なめ。
アニメ版ではガッツパンチを更に強化した「メガガッツパンチ」を使用する(ガッツハンマーなどの固有技を使用するにはバトルチップを装填するシーンも見られたが、途中から省略されている)。
三枚目的ポジションだが、ただし、やる時はやる男であり、自分に化けたサヌキマンとの戦いではゴールドフィストがフィニッシュブローとなった。
「AXESS」編では光正が学生時代に開発したネットレッカーによって巨大化し、キングコングよろしくロールを捕まえて暴走した。
WWWメンバーとの修行ではマジックマン相手に空中パイルドライバー、カラードマンのホーミングボールにはパンチでの撃ち返し、ファイアマンの炎の壁にはPAのギガカウントボムの爆風で攻略するなどの剛柔一体の戦いを見せている……が、実はWWWメンバーがかなり手加減していただけで、PAも未完成であった(当時、デカオが彼らが働くカレーショップのバイトでやらかしまくっていたため、体よく追い出すために演技していた)。
「BEAST」編にグレイガ陣営として青紫色のゾアノガッツマンが登場。こっちはデカオのガッツマンより賢くて強い。図体に反してサーチマンのスコープガンを避けるほどのスピードも持っている。
自分でも認めるほど短気な性格であり、警察省にコピーロイドを乗せたトラックを突っ込ませ、そのまま現実世界で暴れ回るほど。また、デカオのガッツマンと同様に詰めが甘い部分もあり、相手のフェイクに引っかかる一面もある。
獣化すると頭に四本のトゲが生え、尻尾が付く。
ゾアノダークマンと共にトリルを狙うが、コピーロイドで実体化した所を、コピーロイドを開発した蒼木真琴が作ったハイパーマグネトロンで制御システムを破壊され、コピーロイドと共に爆死した。
「BEAST+」編ではゼロと友情を結ぶが、ゼロは己を犠牲にして教授の野望を打ち砕いた為に悲しい死に別れとなってしまった。
ひのでや参吉のギャグ漫画「ギャグって!!ロックマン!」ではエグゼ版がロックマンエグゼのオカンという設定で登場し、関西弁で話す。夫はエックス、長男がゼロという大変カオスな家族になっている。
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