ドリルマン
どりるまん
ドリルマンとは、ロックマン4に登場するボスキャラである。
ここでは、ロックマンエグゼシリーズに登場する同名のキャラについても記述する。
DWN.027 (有賀版ではDCN.027)
元々、工事現場等で働いていた穴掘りロボットだったが、ワイリーによって戦闘用に改造された。
頭と両手がドリルになっており、地面の硬さに応じてドリルを換装できる。
地中に潜り、足元から奇襲攻撃をしたり、両腕から特殊武器「ドリルボム」も発射する。
地中潜行はしばらく経った後ロックマンのいる位置から飛び出てくるだけの単純な動きで隙も大きいので絶好の攻撃チャンスだが、問題は地上にいる時。
撃ってくるドリルボムが弾速が速く爆風もある為回避困難で、ボス本体の体当たりダメージも高いことからずっと地上にいると「4」の8ボスでも屈指の強豪となる。
ドリルボムは一応、前進しながらジャンプをすることで多少は回避しやすくなる。しかし弾速とボスの移動スピードが上手く噛み合っており、着地にボスの体当たりを重ねられるので考え物。ドリルボムならボスの体当たりの1/3程度のダメージで済むので敢えて喰らって無敵時間中に逃げてもいい。ドリルボムはロックマンのあらゆる攻撃を跳ね返してしまう(弱点武器含む)ので、ジャンプダイブミサイルが有効なのだがバスター縛りだとほとんど手を出せない。
弱点武器のダイブミサイルも潜航開始~潜行中は効果がない(ロックマンワールド3では潜る時の無敵時間が無くなっている)。ちなみに潜航動作中は無敵だが、完全に土中に潜ってもレインフラッシュで1ポイントだけだがダメージを与えられる。
ダイブミサイルだけでは最後に1ポイント残ってしまうので、やってみる価値はあるだろう。
仕事熱心な性格。一度、温泉を掘り当てて表彰されたことがある。
ドリルという共通点から「クラッシュマンのパクリ」という疑いをかけられたり、グランドマンにドリルという名の個性をパクられたりする哀しいキャラクターである。
なお、クラッシュマンとの関係だがドリルマンは元々クラッシュマンの没案であるため似てしまうのはしょうがないのである。
ドリルボム
撃破後に入手できる特殊武器。ドリル状のミサイルを発射する。特定の壁を破壊可能。爆弾武器シリーズ第3弾。
ミサイルは敵や壁に接触すると爆発するほか、遠隔操作による起爆も可能。
無効な敵には弾かれてしまうが、その場合は接触する直前で起爆し、爆風でダメージを与えるという使い方が有効である。特にこの武器を弱点とするワイリーマシーン4号(第2形態)には弱点位置の高さからか起爆した爆風を当てるかがカギとなる。
わざわざ強いドリルマンを先に倒してまで使うかは微妙だが、トードマンの弱点。
ロックマンワールド3ではダストマンの弱点になっている。
ロックマンワールド3では後半のボスの一人として登場する。攻撃パターンと弱点武器はロックマン4と変わらないが、今作では潜る時の無敵時間が無くなっているため若干弱体化している。
有賀版「復活の死神」ではワイリーに操られてロックマン達に襲い掛かるが敗れ去る。
その後ブライトマンに修理され正気に戻る。
「史上最強の敵」ではコピーロックマンを逃がしダイブマンと一緒に皆を説得した。
CV:加藤木賢志
「ハチの巣にしてやる!ドリドリドリドリドリ!!」
Dr.ワイリーが開発した自律型ナビ。
両腕と頭のドリルで地面や壁、空間まで破れるというコンピュータの世界ならではの設定になっている。
常にドリルモードに変形、地面を掘り足元から出てくるだけでなくドリルで空間に開けた穴からドリルを乱れ撃ちしてくる。頭部がガード状態なため非常に攻撃が当てづらい。
得意技はドリルモードに変形し、ドリルミサイルと共に放つ「ドリルドライブ」(上昇タイプも存在する)、空間から発生した三つの亀裂から放つ連続ドリル攻撃「トリプルホール」。アニメでは瓦礫を落とす「ガレキ」やパネルに穴を開ける「パネルクラッシュ」を使用しているほか、ウイルス「ドリクロール」の召喚を行なっている。
ロックマンエグゼ3
第7話
WWWが手に入れたテトラコードをインストールして科学省を襲撃し、プロトが封印されていたデータを奪った。同じ自律型ナビで弟分でもあるバブルマンの無念を晴らすため、自分を追ってきたロックマンと戦闘を行った。敗北するも、プロトのデータはフォルテが持ち去ったことで目的は果たされた。
最終話
最終話で復活。強化するとゲーム上であまりにも強すぎるのか、敗北してから復活するのに時間がなかったからかは不明だが、ステータスはV2時ではなく、初戦時と同じ。
上記の「ハチの巣にしてやる」という台詞は英語版では「Swiss Cheese(穴あきチーズ)にしてやる」となっている。
ファントムオブネットワーク
キャッシュによって過去のデータから作られたファントムナビとして登場。
ロックマンエグゼ(アニメ)
第1期
終盤で登場。
あるプログラムを盗むため、炎山達の前に現れたナビ。オペレーター不明。全身をドリルに変形しての突進攻撃を行う。ブルースにドリルごと体を切り裂かれデリートされる。
キングマン同様、第一期に登場した数少ない「エグゼ3」のボスキャラクターでもある。
第3期
アステロイドとして登場。
スラーが不正アクセスや金庫破りを得意とするアウトローであるラット(cv:田中一成)に与えたナビとなる。
ラットと共にドリルマンに材料となる柱を回収させセキュリティを解除していく(この技術は「金庫破りのジャッカス」という犯罪のプロから教わったものとされる)。
追いかけて来たブルースとサンダーマンと交戦し、連携攻撃に苦戦しつつウイルスを使って足止めしラットにディメンショナルチップを要求し現実世界に出現し逃亡しCFブルースとの交戦。痺れを切らせたのか「いい加減にくたばれェ!」と言い彼を葬ろうとしたところを押し負かされて電脳空間へ逃亡。そこで待ち構えていたサンダーマンに「逃げられると思うな」と忠告をされてサンダーボルトでデリートされる末路を辿り、自身がくたばってしまった。
実はアニメ版では一度も熱斗・ロックマンと戦ったことがない。