クラッシュマンとは、
- アクションゲーム『ロックマン2』に登場するボスキャラである。
- 漫画『キン肉マン」に登場する超人。完璧・無量大数軍に所属。→クラッシュマン(キン肉マン)
- TCG『遊戯王OCG』に登場する通常モンスター。レベル5/地属性/獣族/攻1600/守1800。
概要
DWN.013 CLASHMAN(後述)
前作のガッツマンとボンバーマンの特徴を受け継いだロボットで、通称「歩く弾薬庫」と呼ばれる。
両腕に強力な破壊力を持つ特殊武器「クラッシュボム」を仕込み、ジャンプからボムを発射し爆発させて攻撃する。本人は爆発のショックに耐えられるようにボディが頑丈に造られている。
ワイリー曰く、「いつもは大人しいが、怒ると手がつけられなくなる性格」である。
手先が不器用で、ビルや建物を壊すのが好きだが、リサイクルは嫌い。
PlayStation版のナビモードではロールちゃんに「クラッシュボムに気をつければ楽勝ね!」などと弱ボス扱いされているが、防御力が高く、パターンを知らずに闇雲に攻撃を加えると滅茶苦茶に攻撃してきて確実に火力負けするため、寧ろ初見突破はどちらかといえば難しい敵。
こちらの攻撃に反応してきて大ジャンプ+クラッシュボムを撃つ習性を持つので「ロックバスターを一発当ててクラッシュボムを避ける」というパターンを知っていれば勝てる。
(実は何も攻撃しないと、ひたすら左右を往復するだけなのである)
設定上もゲーム内でも頑丈なボディを持つが、ジャンプしながら攻撃する性質上、対空攻撃のエアーシューターに非常に弱く、3発当たれば爆散する。
入手できる特殊武器「クラッシュボム」
貫通性能の有るクラッシュボムを前方に発射。
壁などに当たると付属ドリルで張り付き、一定時間後爆発(無効化する敵に着弾した場合は即爆発)。爆風はしばらく残り、ボム本体と爆風の攻撃力は同じ。
連射不可であり、発射するとボム本体または爆風が消えるまで次弾を発射できず、武器選択窓を開く事が出来ない。おまけに一発4メモリと、燃費も悪い。
ただしボム本体を当てると、体力がそこそこ有り他の武器では倒すのに時間がかかる中型の雑魚敵を一撃で倒す事が出来る。無効化する敵は、フロッグ(蛙)、アンコウ(鮟鱇)、フレンダー(犬)、チャンキー(火)のみで、こいつら以外の中型サイズまでの雑魚敵は簡単に瞬殺できるという強力な武器。
また、ブービームトラップに通じる唯一の攻撃手段であり、クイックマンやフラッシュマン、ウッドマン、ワイリーマシンにも爆風で大きなダメージが入る。
『ロックマンワールド2』ではメタルマンの弱点。ただ、当作では破壊可能なブロックが登場しないため使い勝手はかなり悪くなっている。クラッシュできないボム。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズのロックマンも横必殺ワザとして使用。
発射して敵に吸着させ爆破する点は同じだが、爆発前に別のキャラとすれ違うとそちらになすりつけられる(これは発射したロックマンも例外ではない)等、『大乱闘スマッシュブラザーズX』のアイテム「チューインボム」や同作に登場したスネークの下必殺ワザ「C4爆弾」と近い性能になっている。PVではカービィの額に設置して爆発させ、吹っ飛ばしていた。
ロックマン・ザ・パワーバトル
1〜2シナリオに登場。原作通り高いジャンプとクラッシュボムのみで攻撃してくる。
ボムを同時に3つ打ち出して来たりするものの、設置済みのボムには判定がなく、爆風にのみ判定がある。ボムはステージにある隠し通路を使ってやり過ごす手もある。
防御力も原作ほどではなく、どちらかといえば弱体化している印象。
撃破すると爆散する寸前に目が丸くなるなどコミカルな描写もある。
因みに彼とのバトルではナパームマンの曲が流れる。
弱点はローリングカッター。クラッシュボムはガッツマンの弱点。
関連作品において
『ロックマン3』では彼のプログラムが与えられたドクロボットK-176が登場。弱点はハードナックルだが、撃った瞬間ジャンプしてしまうため当てづらい。
『ロックマンワールド2』では前半のボスの一人として登場する。『ロックマン2』ではエアーシューター三発で爆死したが、この作品では全部使い切っても死なないほどかなりタフになっている。
『スーパーアドベンチャーロックマン』ではボスとしてロックマンに襲い掛かる。かなり素早い動きをしながらクラッシュボムを連発してくる。更に両肩から火炎弾攻撃やクラッシュボムの塊を放ってくる等、まさに「歩く弾薬庫」という名にふさわしい攻撃をしてくる。
CVは田野めぐみ。
ロックマンメガミックス
『R破壊指令』から初登場。
原作とは違って肩幅が大きく、両腕だけでなく両肩、両足、頭からクラッシュボムなどの爆弾を発射するという、有賀風にアレンジされている。
気性は荒いが、任務失敗した際は堂々と引き下がる等、意外と冷静な一面も持っている。
作中ではクラッシュボムをヒートマンに食べさせる事でパワーアップさせるコンビネーションも見せる。
Archie Comics Mega Man
『ロックマン2編』から初登場した敵ロボット。
ロックマンがヒートマンを倒した後に戦うが、ヒートマンが倒された事で逆上し、襲い掛かる。特に『手がない』事からも逆上され、クラッシュボムを乱射しながら暴走する際、崩壊するステージの下敷きになって自滅すると言う呆気ない負け方を見せた。それでもまだ意識は残っていたものの、ロックマンがコピーしたクラッシュボムでとどめを刺される。
しかし、アメコミオリジナルストーリーの『エメラルド・スピアズ編』の最中、ワイリーがランフロント遺跡へ逃亡した際、ラ・ムーンの力によって復活した。
英語版の名前
英語版では「CRASHMAN」になっている。実は「CLASH」は「衝突」を意味する為、「破砕」を意味する「CRASH」の方が正確かつ妥当だと思われる。その為、日本版だと「衝突マン」という珍妙な意味になってしまう。
二次創作では
本家組で『ロックマンエグゼ』のネットナビに選ばれなかったため、妄想エグゼの題材に選ばれることもある。
関連イラスト
関連タグ
その他、爆弾を扱うロボット達
〇ラッシュマン
燃費が悪い特殊武器を持っているボス