概要
モンスター効果を持たない通常召喚可能なモンスターの総称。使用制限が一切無いので使い勝手のいい所が売りのモンスター達である。効果モンスターに比べて攻撃力・防御力が高いものが多い。
フレイバー・テキストと呼ばれる、世界観や雰囲気を解説するテキストが付いているのが特徴。何の効果も持たない点がシンプルな「バニラ」を連想させることから、そう呼ばれることもある。
シリーズの初代主人公である武藤遊戯のエースカード《ブラック・マジシャン》、さらにライバルである海馬瀬人の使う《青眼の白龍》はいずれも通常モンスターでありつつ出番も多いことから知名度が高い。
再度召喚を行うまでは通常モンスターとして扱うデュアルモンスター、通常モンスターでありながら、ペンデュラム効果を持つモンスターなどもあり、一口に通常モンスターといっても、様々なバリエーションが存在する。
また、単に効果を持たないだけで通常モンスターとして扱うかは別問題となる。
対戦環境
強力な効果モンスターが増えた現在では、採用しないデッキが使われることも珍しくない。
サポートカードが充実している一部のカード以外、単にステータスの高いカードという扱いを受けている。
ただ、他のカードとのコンボにもつなげにくいデメリット効果や、効果を発動する利点が乏しかったりと、通常モンスター以上に扱い辛い効果モンスターが存在するのも事実。さらに効果モンスターの攻撃を封じる反面、通常モンスターを苦手とする《デモンズ・チェーン》のような場合もあるため、必ずしもサポートカードがなければ使えないという訳でもない。
通常モンスター専用の強力なサポートカードも充実している。効果を持たないゆえ、サポートカードを自ら拒否するようなデメリット効果が一切無いのも大きい。特にたった1体で下級モンスター2体を展開できる《レスキューラビット》は大きな注目を集めた。
制限カードについては、2024年現在のところエクゾディアパーツのみ。
かつては《クリフォート・ツール》も準制限カードになっていたが、現在は解除されている(海外では、制限カードに規制が強化されたまま)。
通常モンスターフォーマットの使用不可カードは《王国への船出》《みんなのキング》などが存在する。
通常モンスターの一覧
ピクシブ百科事典に記事が作成済みのものを列挙する。また、特殊カテゴリーに属する場合は一覧の後ろにまとめる。
ドラゴン族
竜核の呪霊者(チューナーモンスターでもある)
竜魔王ベクターP(ペンデュラムモンスターでもある)
魔法使い族
戦士族
カオス・ソルジャー(同名で儀式モンスター版と通常モンスター版が存在する唯一の存在)
獣戦士族
悪魔族
天使族
アンデット族
雷族
機械族
獣族
鳥獣族
昆虫族
恐竜族
海竜族
植物族
岩石族
魚族
爬虫類族
水族
幻竜族
サイバース族
特殊カテゴリー
関連タグ
遊戯王ラッシュデュエル モンスターカード(RD) 通常モンスター(RD)
占い魔女:アニメ作品やゲームでは通常モンスターであったが、OCG化にあたり効果モンスターに変更されたモンスター群。
メメント(遊戯王):通常モンスターのリメイクで構成されている。
原石(遊戯王):通常モンスターをサポートすることに特化している。
マテリアクトル:レベル3の通常モンスターを指定する効果を持つ。