カードテキスト
黒いマントをはおった魔術師。
正体は言葉を話すシシ。
概要
モリンフェンと並び、遊戯王OCGの第1期における最弱モンスターの1体として話題になるモンスター。
当時、遊戯王OCGにおいては、攻守の合計値が2800を超えると上級モンスター(召喚する際に生け贄が必要になる)になるというレベル設定が採用されていた。
だがこのモンスターは攻守の合計値が2550なのに、何故かレベル5の上級モンスターになってしまった。
本来ならレベル4のステータス合計値でありながら召喚には生け贄が必要という、悲劇の通常モンスターになってしまったということである。
こういったことから、バトルシティ編における海馬瀬人の「誇り高き獅子に触れることすらできない」というセリフを借りて「レベル高き獅子は召喚することすらできない」などとイジられることも多い。
しかしカルト的人気でスリーブまで出たモリンフェンと比べると、こちらの人気はそれほどでもないというのが否めない。
他にも実人気だけでなく公式にまで何度も擦られているシーホースは、このモンスターにとって強力なライバルである。
ゲーム作品において
数ある遊戯王のデジタルゲームの中でもDM4においては、OCGでの不遇っぷりが嘘のように大活躍するモンスターとなっている。
詳細は1350次元を参照。
作中での召喚魔族は黒魔族であり、OCGで闇属性ではないモンスターが黒魔族になるのは結構珍しい。
余談
色違いモンスターとして「眠れる獅子」というモンスターがいる。
そちらは獣族でレベル4、さらに1700とそこそこの守備力を持つことから当時は壁モンスターとしてそれなりに使えるカードだった。
しかしDM4でのこのモンスターの活躍ぶりを見ると、真の眠れる獅子はこちらの方だったとも言える。