概要
召喚師セームベルとは、遊戯王OCGに登場する魔法使い族のモンスターである。
新システム「エクシーズ召喚」の登場直後に登場したカードであり、このカードもエクシーズ召喚を強く意識した効果となっている。
が、それよりも何よりも、はにわらしき物を呼び出している、可愛らしい召喚師の女の子のイラストが注目を浴びた。
後に登場した覚醒師ライズベルトとは実の兄妹である事が判明している。
しかし、兄のライズベルトはヒュプノシスターに洗脳されてしまい、禍々しい姿へと変貌している。
テキスト
効果モンスター
星2/風属性/魔法使い族
ATK600/DEF400
自分のメインフェイズ時、このカードと同じレベルのモンスター1体を手札から特殊召喚する事ができる。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。
解説
素の状態ではレベル2のモンスターを手札からさらに呼び出す能力を持つ。
基本ステータスは低いが、頭数を揃えるには有効で、様々な使い道が考えられる…
が、単に低レベルのモンスターを場に揃えたいだけならば、
より汎用性が高い効果を持ち、基本ステータスも高い切り込み隊長が既に存在するので、
やはり基本的には、同じレベルのモンスター2体を揃えての、
ランク2のエクシーズモンスター召喚を狙うためのカードと考えていいだろう。
タンホイザーゲートなどによるレベル操作やガガガシールドなどの一部の防御手段の恩恵を受けやすいという利点もある。そのため、手札消費や事故率を覚悟のうえであれば、高ランクエクシーズや高レベルシンクロも狙えるため、そういったロマンデッキを組みたいのであれば一考の余地はある。
アカシック・マジシャンと同じ種族であるため、群雄割拠をかいくぐりつつリンク召喚するための展開手段の1つとして検討することも可能。(ただし、同様の芸当は召喚僧サモンプリーストなどでもできる。)
pixivにおいては、同時期に登場した同じレベル2モンスターの少女、サイ・ガールと一緒に描かれる事が多いほか、
このカードが登場した当初は、レベル2のモンスター2体で呼び出せるランク2のエクシーズモンスターが、
ゴッツいガチガチガンテツしかいなかったことが、よくネタにされる。