ミニスカートとは
概要
スカートのうち、丈が膝より上のもの。
一般的には太腿の中間ぐらいまでのスカートを指す。ひざ上10cm~20cm程度。
中には、太腿があらわになる程度の丈(マイクロミニ)や、股関節よりやや下の丈(ウルトラマイクロミニ、超ミニスカート)という非常に短いタイプもある。
学生服などに見られるミニ丈のプリーツスカート(ひだ付きスカート)はトラディショナルスタイルの中に可愛らしさを見せたり、逆に社会人の制服に用いられるタイトミニスカートは腰回りを強調したセクシーさを演出するなど、スタイルによって大きく印象を変える。
特に学生服をミニスカートにするスタイルは、一時は日本の女子高生の定番スタイルであった(現在は ひざ上丈スカートに靴下を下げて履くのが主流になりつつある。ロンタイが定番アイテムだった時期もあった)。当時、北国の女子高生の一部は、零下10度を下回る酷寒、吹きすさぶ吹雪の中でも素足にスカートを履く根性(またの名をやせ我慢・若さの象徴)を誇った(但し、極寒の中を生足で過ごすというのは、寒さに耐えられるように体が脂肪を蓄える→足が太くなるという遠因にもなり、加えて体を冷やすことは健康にも良くないので、体を冷やさないためにもタイツなどを着用することが望ましい)。
オタク文化では、ミニスカートにストッキングや膝丈以上の靴下を併用した際に見える太ももの部分を絶対領域と呼称し、萌え要素として取り上げている。
関連イラスト
地域差
アフリカやインドネシア等では、ミニスカートでウロウロしてると逮捕される恐れがあるため注意が必要である。
これらの国では、
という方程式が成立している。何故ならば、
「インドネシアの宗教事務大臣はミニスカートというものはわいせつ的であり、インドネシア国家が新しく制定するアンチポルノ法の下ではミニスカートは禁止されるべきであると考えています」
「最近多発している強姦事件や不道徳な行為は、女性が適切な服装ではないため起こっている。扇情的な服装は男性を刺激することになるのだ」との事。
要は「欲望を理性で抑えられない男性よりも、露出の多い女の方がわいせつであり悪である」という考え方なのだろう。
しかし日本をはじめとする先進国では、ミニスカート姿の女性にわいせつな行為をした人間がこの理論を叫んでも「犯罪者の言い訳乙」としかならないので、あくまでも「他国は他国」と切り離して考えよう。
歴史的には女性が女性が脚を出す事を毛嫌いする感覚の方が多数派であり、日本においても和装が主流であった頃は女児はともかく成人女性が脚を出すことは非常識であった。
欧米でもミニスカートは「本来は部屋着」という感覚であり、外出時の着用は本来であれば不適切と考えられている。したがって、日本のように女子高生がミニスカートの制服で電車に乗って通学し、学校に着くと長ズボンのジャージや体操服に着替えてから授業を受けるという管理教育文化は、多くの欧米人の目には「え?逆じゃね?」という感覚に映る。
なお、欧米人がミニスカートや短パン、キャミソールなどで自宅近所や行楽地などをウロウロしており、時には日本人でさえ眉を潜めるような格好でほっつき歩いていることがあるのは、自宅近所や行楽地は自室内の延長であり、不特定多数の目に触れる「外出」の範疇には含まれないという、日本人には理解しがたい独特の感覚があるためである。
自宅外でのミニスカートの着用をハラームとして厳格に禁止する回教諸国においても、時折ミニスカート姿で外出する女性を見かけるのも、どうせ顔見知りにしか会わないので外出には当たらないという同じような感覚で黙認されているというのが理由だったりする。
ズボンとの併用
ミニスカートの下にさらにズボンを履くと、野ションをする際に臀部を隠すことができるため、山ガールなどのアウトドア派の女子には定番のファッションである。
回教諸国においては、ジーンズをそのまま着用すると下腹部の形状があらわになるとして宗教警察にしょっ引かれることがあるため、ジーンズの上に一枚ミニスカートを着用するのが機能性とファッション性を兼ね備えたスタイルとして若いムスリマに人気のファッションとなる。
関連タグ
スカート … 種類の解説・関連タグのまとめあり
(短)ウルトラマイクロミニ マイクロミニ ミニスカート 膝丈スカート ミディスカート ミモレ丈スカート ロングスカート マキシスカート(長)
スズキ・アルト・・・3代目でスライドドア仕様車を設定したが、全く売れなかった。ユーザーがミニスカ着用時のパンチラを懸念したのがその理由とする説がある。もしそれを狙っていたとすれば変態だ。
表記揺れ
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外部リンク
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