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ウルトラマンアーク

うるとらまんあーく

『ウルトラマンアーク』(英:ULTRAMAN ARC)とは、2024年7月6日より放送開始された円谷プロダクション制作の特撮TV作品。及び同作品に登場する巨大ヒーローの名称である。
目次 [非表示]

解き放て!想像の力!




              (ウルトラマンアーク)

走れユウマ! 輝け 夢の懸け橋!


キャラクターとしてのウルトラマンアークはこちら


【重要】ネタバレ・フライング記事作成防止の為の注意事項編集

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参考:何が問題? プリキュアファンを毎年悩ませる「商標バレ」(解禁前につき無断転載禁止も参照)


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概要編集

2024年7月6日放送開始されたウルトラシリーズ作品。


メイン監督は長らくサブ監督としてニュージェネ作品に参加してきた辻本貴則氏、メインライターはウルトラシリーズでは辻本氏とタッグを組む事の多い継田淳氏が登板。どちらもシリーズ初のメイン担当となる。

「想像力」がテーマであり、新しい怪獣が多めな作風アーマーを纏って戦うウルトラマンという前作の要素を引き継ぎつつも、辻本監督曰く「リアル寄りの作風だった前作とは逆の方向性で行く」との事。そのため前作よりも明るい雰囲気の話が多いが、中には考えさせられる話切ない話難解でミステリアスな話もあったりと、内容はバラエティ豊か。

また、CM直前にタイトル画面を挟むなど、昭和の第2期シリーズを思わせる部分も多く見られる。


アジア圏におけるウルトラシリーズの人気急騰に合わせ、前作に引き続き、多言語での世界同時期放送・配信を行う事も発表されている。


あらすじ編集

とある町、星元市

市内の獅子尾山には、異彩を放つ巨大な物体がそびえ立っている。「モノホーン」と名付けられたそれは、実は、16年前の事件当時から突き刺さったままの「怪獣の角」だった。

世界各地で怪獣が同時に出現したK-DAYと呼ばれるその事件以降、怪獣災害が日常化し、日本では地球防衛隊が武力で怪獣への対処を行う一方、怪獣防災科学調査所・通称「SKIP(スキップ/Scientific Kaiju Investigation and Prevention center)」は、怪獣災害の発生・甚大化を防ぐため、地域に密着して科学調査や避難誘導を行っている。この「SKIP」が今も調査を続けている「モノホーン」は、「K-DAY」で出現した宇宙獣・モノゲロスの角。


獅子尾山で両親とキャンプ中にモノゲロスの襲来に出くわした当時7歳だった「ユウマ」は、奇跡的に無傷で生還したのを機に怪獣生物学研究の道に進む。辛い過去を持ちながら夢見る「想像の力」をなくさずに成長を遂げたユウマは新人調査員として「SKIP」への入所が決まり、星元市分所へと配属された。

だがそんな矢先、星元市に大規模な怪獣災害が発生。目の前にいる絶体絶命の人たちを「守りたい!」 その強くまっすぐな想いが心の底から湧き出した瞬間、「ユウマ」の脳裏に幼い頃に見た光の使者「ルティオン」が語りかける。


「私は君であり、君は私だ…想像力を解き放て!」


手の中に現れた神秘の光がユウマの身体を包み込むと、解き放たれた想像の力が光と人とをひとつに結び合わせ、未来を守る光の巨人「ウルトラマンアーク」へと変身! 大切な仲間とともに、ユウマが、そしてウルトラマンアークが、絶やさぬ夢を追いかけていま走り始める!


(公式サイトから抜粋)


登場キャラクター編集

太字は主人公。

SKIP編集

星元市分所編集


その他の職員・関係者編集


ウルトラ戦士編集


地球防衛隊日本支部編集


ユウマの家族編集


敵対勢力編集


ゲストキャラクター編集

※ 個別記事がある者のみ記載


その他編集


用語編集

星元市

物語の舞台となる、日本のどこかにある地方都市。


K-DAY

物語開始の16年前に起こった出来事で、世界各地で怪獣が同時に出現した。


モノホーン

K-DAYにて出現した唯一の宇宙怪獣であるモノゲロスの角。星元市の獅子尾山にそびえ立っている。


オニキス

星元市にて観測された、正体不明の高エネルギー体のコードネーム。


スタッフ編集

監修:塚越隆行
制作統括:永竹正行
チーフプロデューサー北浦嗣巳
音楽:林ゆうき
科学考証:芝原暁彦
シリーズ構成:継田淳
脚本:継田淳、足木淳一郎根元歳三勝治京子吉上亮本田雅也中野貴雄三浦有為子
監督:辻本貴則武居正能越知靖湯浅弘章内田直之(特技監督)、鈴木農史秋武裕介

楽曲編集

主題歌編集

arc jump'n to the sky

作詞:貴水博之/作曲・編曲:浅倉大介

歌:access


エンディングテーマ編集

メラメラ」(#1~13)

作詞・作曲・編曲:佐伯youthK

歌:ARCANAPROJECT


ミチカケ」(#14~)

作詞・作曲・編曲:佐伯youthK

歌:ARCANAPROJECT


各話リスト編集

太字は新怪獣。斜字は映像・画像の流用。

話数サブタイトル主な登場怪獣脚本監督絵コンテ放送日
- ※1ウルトラマンアーク 直前スペシャル第1〜5話の登場怪獣、ゲバルガジュダ・スペクターモルド・スペクターアブソリュートタルタロスギマイラゼットンEXゼットンバザンガゲードスタガヌラーダークルギエルウルトラマンジードダークネスレギオノイド(α)ダークロプスウルトラマンエックスダークネスエタルガーゼットン・ファルクスペスターゼットスフィアソルジャーデスドラゴグア・スペクターシェパードンウルトラマンオーブダークネスメカバルタンサイバーメカバルタンバット星人ハイパーゼットン(イマーゴ)ギャラクトロンMK2イルーゴブルードゲバルガファードランレイバトスゴーデスマガオロチ足木淳一郎秦敏樹-2024年6月29日
1未来へ駆ける円弧(アーク)シャゴンウーズディゲロス(回想)、ゴモラ(VTR)、レッドキング(二代目)(VTR)継田淳辻本貴則なかの★陽7月6日
2伝説は森の中にリオド継田淳辻本貴則酒井豊7月13日
3想像力を解き放て!モノゲロス(回想)、ディゲロス継田淳辻本貴則川石テツヤ7月20日
4ただいま怪獣追跡チュウネズドロン足木淳一郎武居正能林谷和樹7月27日
5峠の海リヴィジラ根元歳三武居正能河本けもん8月3日
6あけぼの荘へようこそクロコ星人、シャゴン継田淳武居正能川石テツヤ8月10日
特別総集編 ※2SKIPフジヤマ市分所にて第1~6話の登場怪獣、ライバッサーデマーガグドングエバッサーホオリンガアントラーピーターグビラ(オカグビラ)、バレバドン足木淳一郎秦敏樹-8月17日
7満月の応えホムガー勝冶京子越知靖なかの★陽8月24日
8インターネット・カネゴンインターネット・カネゴンディゲロスネズドロン吉上亮越知靖なかの★陽8月31日
9さよなら、リンネロンガパゴス根元歳三湯浅弘章(本編)、内田直之(特技)酒井豊9月7日
10遠くの君へノイズラー足木淳一郎湯浅弘章(本編)、内田直之(特技)河本けもん9月14日
11メッセージギヴァス、オカグビラ、クロコ星人本田雅也武居正能川石テツヤ9月21日
12お前はギヴァスギヴァス、オカグビラ、クロコ星人本田雅也武居正能川石テツヤ9月28日
13シュウのレポート第1〜12話の登場怪獣足木淳一郎鈴木農史-10月5日
14過去の瞬きザディーメ、モノゲロス(回想)継田淳辻本貴則河本けもん10月12日
15さまよえる未来ザディーメ、タッコング(回想)、エレキング(回想)、チャンドラー(回想)、ベムスター(回想)継田淳辻本貴則なかの★陽10月19日
特別総集編 ※3SKIPミヤコ市分所にて第1~15話の登場怪獣、ギガスムカデンダーサドラバードンマグラー、レッドキング(二代目)、ピーター足木淳一郎秦敏樹-10月26日
16恐れの光モグージョンザンギルヘルナラク(幻影)根元歳三越知靖林谷和樹11月2日
17斬鬼流星剣ザンギル、ゲードス、タガヌラー、ヘルナラク(回想)中野貴雄越知靖林谷和樹11月9日
18アーク協力要請バザンガ、タガヌラー、ヘルナラク、アースガロン足木淳一郎武居正能酒井豊11月16日
19超える想いヘルナラク、バザンガ、アースガロン根元歳三武居正能川石テツヤ11月23日
20受け継がれるものゴメス(SP)、スペッキオ三浦有為子秋武裕介(本編)、内田直之(特技)林谷和樹11月30日
21夢咲き鳥キングオブモンスドリちゃん、ギヴァス中野貴雄秋武裕介(本編)、内田直之(特技)なかの★陽12月7日
22白い仮面の男本田雅也越知靖川石テツヤ12月14日
23厄災三たびトリゲロス足木淳一郎越知靖河本けもん12月21日
特別総集編 ※4SKIP星元市分所のみなさまへ第16〜23話の登場怪獣2025年1月4日
24舞い降りる夢幻ギルバグ1月11日

※1『アーク』第1~5話、『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』、『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』、『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』、『デッカー』OP及び第19話、『ブレーザー』OP及び第1219話の映像を使用した放送直前特番。歴代ウルトラマン達とアークの能力を比較する。

※2『アーク』第1~6話の映像を使用した特別総集編。SKIPフジヤマ市分所の様子を覗きながら、アークの能力やこれまで出現した怪獣・宇宙人を振り返る。

※3『アーク』第1~15話の映像を使用した特別総集編。SKIPミヤコ市分所の様子を覗きながら、アークの能力やこれまで出現した怪獣・宇宙人を振り返る。

※4『アーク』第16~23話の映像を使用した特別総集編。


登場怪獣の詳細はこちらの記事にて。


余談編集

  • 本作品のタイトルロゴのフォントおよび背景映像、アークの構えに『帰ってきたウルトラマン』を意識していると思われる部分が散見される。
    • 辻本監督は水野美紀氏のYouTubeチャンネルにゲスト出演した際に、タイトルバックは『帰マン』を意識したと明言しており、撮影も合成ではなく昭和ウルトラマンと同じ方法で撮っているため、現場のスタッフからは「特撮パートよりここに時間をかけるのか」と重い空気になったと語っている。
  • 偶然にも放送開始日の7月6日は、『ウルトラマンA』の主人公の北斗星司を演じた高峰圭二氏の誕生日であり、『ウルトラマン列伝』と『ウルトラマンタイガ』の放送開始日と同じである。
  • 辻本監督によると、キャッチコピーにもなっている今作のテーマである空想・想像力は、円谷のサブスクコンテンツ『TSUBURAYAIMAGINATION』の「創造」を意味する「imagination」から来ている。なお、2024年の円谷プロは「空想の力」をテーマに押し出している。
  • 現時点では『ブレーザー』から引き続き、メインキャストに悪役を演じる人物が存在せず、過去作との関連性も不明である。
  • ウルトラマンギンガS』以降、ニュージェネ作品の常連であった田口清隆氏が初の不参加となる作品である。『アーク』の立ち上がりと『ブレーザー』の仕上げが丸被りであった模様。
    • また、前作『ブレーザー』に引き続き、坂本浩一氏も不参加となっている。田口氏と坂本氏の両名の不参加は『ウルトラマンギンガ』以来となる。
  • X(旧Twitter)との連動企画は今回は2つとなっており、一つは登場人物である石堂シュウが付けている日記という体裁の『石堂シュウの日記』、もう一つはユピーと同型と思われる「大阪生まれの新人AIロボット・ツッピー」が今回の出来事や用語等を教えてくれる『おしえてツッピー!』。どちらも今後かなり重要になるかもしれない情報(シュウの上司の情報や隠し事、ウルトラマンという名前が防衛隊では出現当初から呼ばれていた等)が散見されるため、視聴者にとっては必見である。
  • ウルトラマンZ』以降恒例となっている特別総集編は、本作品においても継続している。
  • 『ブレーザー』とのコラボ回において、放送前に第19話の映像が使われた特別仕様の予告宣伝CMが放送されている。基本的に再放送ではない地上波のウルトラ本編シリーズではTBSテレ東時代含めて最新話に合わせて個別バージョン番宣CMは製作されていなかったため、『アーク』が初めての事例となる。
    • この特別版CMは、現時点では円谷公式やテレ東あにてれの公式youtube等にも投稿されていない。

関連映像編集


関連タグ編集

令和ウルトラマン


ウルトラマンブレーザー → (ウルトラマンニュージェネレーションスターズ/ULTRAMAN:RISING) → 今作 → ???

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