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タッコング

たっこんぐ

特撮番組『帰ってきたウルトラマン』に登場する怪獣。
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概要

  • 別名:オイル怪獣
  • 身長:45メートル
  • 体重:2万3,000トン


帰ってきたウルトラマン』第1話「怪獣総進撃」、第2話「タッコング大逆襲」に登場

タッコング


異常気象により東京湾に出現したタコのような怪獣。
ただしタコの割に触手は持っておらず、球体のような体に爬虫類型の小さい頭と手足がついた奇妙な姿が特徴。また、体表や指の先端には吸盤がある。

オイル怪獣 タッコング


オイルが大好物で、海上油田やコンビナートを襲った。

タッコング


武器は口から吐くオイル。
書籍で「火炎を吐く」とよく書かれているし、ゲームや漫画でもしょっちゅうボーボー火を噴きまくっているが、劇中で吐いたのはオイルのみで火炎を吐いた描写は無い。
大伴昌司によれば皮膚は核兵器にも耐えうるほど頑丈らしい。

活躍

第1話
勝鬨橋を破壊しながら同じく出現したヘドロ怪獣ザザーンと戦い、ザザーンが苦手とする陸へと追い込んで打ち負かす。その後、街を破壊し主人公の郷秀樹に瀕死の重傷を与えたが、謎の光を浴びて海中へと退却した。

この謎の光の正体は、既に地球に来ていたウルトラマンジャックスペシウム光線で、この時のジャックは地球人と融合していなかったため肉体が見えない状態だった。また、タッコングの襲撃から子供と子犬の命を救った郷の勇気を見たジャックは、彼と融合する事を決意した。

第2話
海底にある油田パイプを襲いつつ、再びコンビナートに現れて破壊の限りを尽くす。
そしてジャックと対決し、腕をもぎ取られた上に最期はスペシウム光線を浴びて体内のオイルが着火。全身から火炎を噴出しながら爆死した。
そんな危険な所でオイルだらけの怪獣を倒さないでいただきたい。

その他の活躍

ウルトラ銀河伝説

ベリュドラの右腕を構成する怪獣の一体として登場。

ウルトラマンオーブ 完全超全集』

超全集に収録されたウルトラマンオーブクロニクルのエピソード2-2の「深淵より出づる者たち」に登場している。
水の惑星ヌオックにてペスターガマクジラと共に水の魔神として封印されていた。
しかしヌオックを二分する勢力の一つシロッコ族の族長の娘サラムニの手により、シロッコ族とギブリ族の戦争を回避するための共通の敵となる第3の脅威として他の2匹と共に復活した。
共同戦線を張った二大勢力を蹂躙し、遂にはサラムニの手に負えなくなって暴走し、文明すらも滅ぼさんとするが現れたウルトラマンオーブと交戦、撃破される。

ウルトラマンタイガ

第22話「タッコングは謎だ」に登場。
上記の『ウルトラ銀河伝説』を除くと、タッコングが映像作品に登場するのは『帰マン』の放送から48年ぶりであり、パゴスと同様これまで出番を何度も見送られてきて漸くの再登場となる。

本作では『帰マン』では使用されなかった火炎を吐いており、炎を纏って高速回転しながらの体当たり「タッコングファイヤーボール」や保護色で姿を隠す能力も追加された(姿を隠す能力のSEは『ウルトラマンオーブ』に登場したマガジャッパが姿を隠す能力のSEと同じ)。また、体中にある吸盤で地面に張り付くことも可能で一度張り付くと簡単に引き剥がす事はできない。威嚇目的なのか、興奮した際には身体上部の吸盤から潮を噴くこともある(その際にはが出来ていた)。

工藤ヒロユキが「そこそこ強かった」と評し、シンジ少年が「(トライスクワッドでは)全然歯が立たなかったじゃないか」と指摘するほどの実力を持っているが、これでもかなりの老体であり、かつてほどの能力は発揮できなくなっている。
また本作では餌として重油を飲んでいた事を除けば、あくまで目的はギーストロンを封じ込める事が目的であって基本的に無差別に破壊活動をすることのない悪意のない怪獣としての扱いである。

夜の港に突如として現れ、上陸阻止を試みるタイガと対峙したが、タッコングは戦う意志を見せず、吸盤でその場に踏み止まって抵抗した。更にタイタスフーマをも多彩な特殊能力を駆使して翻弄し、トライスクワッドを時間切れで変身解除に追い込む。
その後は重油を飲んで呑気に街中で眠るという(宗谷ホマレ曰く)危機感のない振る舞いを続けたが、大地の怒りの化身ギーストロンが現れると、シンジ少年の指示で怒りを鎮めるために攻撃を開始する。老体が祟って力不足で押され始めてしまうが、加勢したタイガと共闘してギーストロンを撃破。タイガとハイタッチして勝利を祝った。全てが終わった後はシンジ少年とともに海へと帰って行った。

炎を纏っての体当たりはウルフェス2014のライブステージで使用されたウルトランス『タッコングファイヤーボール』のオマージュ(技名も同じ)、またはたこ焼きからの連想と思われる。

前々作『ウルトラマンジード』第1話のスカルゴモラ戦以来2年ぶりとなりプール撮影でもあり、令和ウルトラマンシリーズでは初めてである。また、港のプール撮影は『ウルトラマンマックス』第16話の宇宙化猫タマ・ミケ・クロ戦以来14年ぶりである。

勝利のハイタッチ


本編第6話で『ウルトラセブン』のBGMが使用された時のと同様、BGMの一部は『帰マン』のBGMが使用されている。特にタイガと並び立って共闘する際には『帰マン』の戦闘テーマである「夕陽に立つウルトラマン」が流れ、完全にヒーローのような扱いになっていた
同話監督の辻本監督はTwitterで『今回はもう個人的にはタッコング登場回ではなくて、タッコング客演回って思ってます。』とツイートしているため、完全に狙った演出の様である。ちなみに『帰マン』のBGMの一部は次回作『ウルトラマンA』でも流用されている。

ちなみに偶然か否か、前回登場したパンドンと同様、放送日と同じ日に配信された『ウルトラ怪獣大百科』はタッコング回だった。

『タイガ』第22話で出現してロケ地になった場所は平成ウルトラマンシリーズで数多くの舞台になったお台場フジテレビ湾岸スタジオ周辺である。

もともと活躍の少なさの割に知名度は高かったタッコングだが、『タイガ』での活躍を機に子ども人気が上がったらしく、イベントにタッコングのソフビを持参する子どもが増えたという。

スーツは新規に造形された。内部から顔を動かすギミックが備わっている。

監督を務めた辻本貴則はタッコングが好きだったことから、スーツが新造されたことを聞いて、他の監督に取られないよう脚本を担当した柳井祥緒へ早々にプロットを依頼したという。柳井はタッコングありきの着想でうまく落とし込めたと述べている。また、当初柳井はギーストロンともども正体を謎のままとし、それがサブタイトルの由来にもなっていたが、チーフプロデューサーの北浦嗣巳から「オチがほしい」と要望され、人類に警鐘を鳴らす存在であることが描写された。

吸盤や透明化などの新能力は、タコの要素を活かしている。

当初、本編第20話の初期案でもタッコングがタンカーを襲って石油が上がりしてインサイダー取引が行われるという展開が検討されていた。

ウルトラ警備隊空想特撮ゲーム

『帰ってきたウルトラマン』ステージに固定砲台として登場。
原作での死亡シーンを再現したのか、震えながら四方に弾幕をばら撒いてくる。
難度が上がってくると弾の数も凄まじい事になるので早めに倒さないと危険。

ウルトラマン(PS2)』

特殊な条件を満たしてゼットンを撃破すると解禁される「帰ってきたウルトラマンモード」最初の敵として登場。
原作よりも若干尻尾が短く、ダウン復帰時に転がったり飛び蹴りを繰り出すなど軽快な動きを見せる。必殺技は口からのオイル噴射。またゲージ溜め時には踊るような仕草を見せる。
「怪獣天下モード」ではプレイヤー自身が操る事も可能。

ウルトラマンSTORY0

センシティブな作品


太陽系外の惑星の海に棲む古代種として、大量の触腕が生えた個体が登場。
グビラペスターと共に若きウルトラマンジャックを襲うが、スペシウム光線で三匹まとめて粉砕された。

怪獣バスターズ

本編には登場していないが、下記に示すロックンという名のタッコングをモチーフにした小型の怪獣が登場している。

ロックン
火の惑星アヌペイ、砂の惑星モシリスに棲息しているタッコングに似た姿の小型怪獣。
岩石に顔、足、尻尾が生えたような容姿をしており、突進やジャンプしてからのプレス攻撃。そして回転攻撃でプレイヤーに襲いかかってくる。

スーパー特撮大戦2001

石油を身体に溜め込んでいる為、倒された際に周囲1マス内のユニットに対して強制的にダメージを負わせる誘爆」という特殊能力を持っていた。

動物のお医者さん

第37回でハムテルと二階堂の想像の中で診察待ちの怪獣として登場した。

ウルトラ警備隊モンスターアタック

『帰ってきたウルトラマン』シナリオの第一回に登場するほか、ノンマルトが操る怪獣として6体がシーモンスシーゴラスとともに登場する。

ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ

『帰ってきたウルトラマン』枠で参戦しているが、必殺技として「タッコングファイヤーボール」を使用したり、勝利時に潮を噴いて虹を作ったり、後述の固有スキルで味方を庇うなど、タイガ版を意識した要素が多い。
ステータスはHPと防御力の値が高く、周囲にいる味方が攻撃を受けると固有スキル「タッコングは壁だ」を発動して防御力が超アップした状態でダメージを肩代わりすることが出来る。

ナビゲートキャラのナヴィからは、タイガで明かされた設定と大量のオイルを他に大量に保有している国がありながら日本に上陸したことから、『帰ってきたウルトラマン』に登場した個体は若い個体であり、怪獣が複数出現した場所へ引き寄せられたのではないか?と考察されている。

余談

  • 容姿

タコの怪獣なのに足が少なくとても丸っこい理由は、デザイナー曰く「タコは茹でると丸くなる」「たこ焼きも丸い」という理由らしい。
そのユーモラスなフォルムによりツインテールと並んで、怪獣デザインの概念を覆した存在とも言えよう。
ウルトライブ大募集のてれびくん賞では「タッコングファイヤーボール」として選ばれた。

「いまの子どもたちは『モンハン』で怪獣を見ている」──特撮のプロが見た『モンスターハンター:ワールド』【カプコン藤岡要×『ウルトラマンオーブ』田口清隆監督対談】』では、着ぐるみなどについて裏話が明かされている。
当初、『オーブ』第3話で水の魔王獣は、タッコングが登場する予定だったが、着ぐるみが倉庫の中に現存していなかった。
また、タッコングの着ぐるみは元々大きいため保管に向いておらず、加えて放送当時のソフビ人形の売上もあまりよくなかった過去もあって商品化の予定もないため、登場は断念され、結果的に新怪獣のマガジャッパに変更された。
そんなタッコングだったが2019年の『ウルトラマンタイガ』にてようやくの再登場と商品化の機会がやってきた。

関連イラスト

怪獣総進撃
タッコング



関連タグ

ウルトラマン ウルトラ怪獣 帰ってきたウルトラマン ザザーン  一話怪獣(ウルトラシリーズ)
ペスター オイルドリンカー ガビシェール - 石油が好物の怪獣。
ガイロス - タコをモチーフとした怪獣。こちらは手足が合計8本ある。
アブソーバ

マガジャッパ - 上記の通りタッコングの代役として登場した吸盤を持つ怪獣。
ガメラ - タイガ版とは『海からやってきた善玉怪獣』『人類を滅ぼそうとする怪獣と古くから敵対関係にある』という点で類似している。

ゴローニャ - ポケモンの一種で、第1世代から活躍し続けている古参ポケモン。似通ったデザインやだいばくはつを覚えられるという点がたびたびネタにされる。もっともポケモンの元ネタはウルトラ怪獣なので、実際にインスピレーションを受けた可能性は高い。

イエズ - ミラーマンに登場した怪獣。頭の形状が似ている。
ジュラスドン - アイアンキングに登場した怪獣ロボット。シルエットが似ている。

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