データ
- 別名:雪女怪獣
- 身長:45メートル
- 体重:2万3千トン
- 出身地:ブラック星
- 演(人間体):荒井純子
概要
『帰ってきたウルトラマン』第40話に登場。ブラック星人の手下として地球にやってきた。
顔は恐竜のようだが、首から下はホッキョクグマを思わせる風貌をしている。
普段はブラック星人が化けた山小屋の番人の孫娘「中山美佐子」に変身し、ブラック星人の活動の手助けをしていた。
手や口からの冷気「凍結スノーフリーザー」を放出できる。『ウルトラ怪獣大百科』によれば射程距離はなんと100㎞。
この能力でウルトラマンジャックを凍らせ、その体を八つ裂きにしてしまった。
これで勝利を確信するブラック星人だったが、ウルトラブレスレットが光るとジャックの体は復元。スノーゴンは再度冷気を吹き付けるが、同じ手は食わぬとばかりウルトラディフェンダーで冷気をそっくり返され、逆に自分が凍らされてしまう。そのままウルトラ投げで地面に叩きつけられて木っ端微塵に爆散した。
その後の作品での登場
漫画版ウルトラマンA
内山まもるが『小学2年生』で連載していた漫画版に登場。
『A』本編第42話にあたる漫画版第10話において、氷超獣アイスロンの代わりにファイヤーモンスとともに登場。…「ウルトラ戦士を一回倒したコンビ」とはいえ、相方に冷凍系のスノーギランでなく、暑苦しい火炎超獣をチョイスしようとは…なぜこんなことになってしまったんだ?。
雪山に現れたファイヤーモンスと共に何の脈絡もなく出現し登山客を襲うが、死んだ登山客の亡霊が変化したウーに足止め(息子たちを逃がすため、敵うわけがない2対1の戦いに臨んだ)を受け、現れたウルトラマンエースのメタリウム光線を受けて爆死した。
ジャッカル軍団大逆襲!!
ジャッカル軍団配下の怪獣軍団の一体。メビウスらのいない光の国を襲撃し、一般隊員を自慢の怪力で苦しめた。一般隊員相手にアイアンクローやマウンティングネックハンギングなどの凶悪な技を掛けている。
駆けつけたメロスのダブルアンドランで肩と腕を切り裂かれて倒された。
ウルトラマンギンガ
初登場から時は流れ、『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル』第2弾で42年ぶりにまさかの再登場を果たす。
一条寺友也の作った電脳世界のアバターとして登場。前述の来歴を聞いて、ヒロインの1人である石動美鈴が「こんなかわいい顔してるのに?」と驚いていた。
渡会健太のライブしたミクラスを倒したものの、テレスドンの炎を浴びて敗れてしまった。
酩酊!怪獣酒場2nd
ブラック星人と共に少年を誘拐し、ブラック星人から人質を監視する役目を背負わせるが、怯える少年を見かね、荒涼とした山奥を一面の銀世界に変えて安心させた。いつしか母性が芽生えて少年を逃がそうとするが、それをよしとしないブラック星人に粛清され…てなどおらず、いまでも年老いた少年の為に雪を降らせているという。
立体化
長らくウルトラ怪獣シリーズからは未発売であったが、2024年に発売が決定(プレバン限定なので注意)。
余談
脚本を担当した石堂淑朗は『ウルトラマンタロウ』のエンマーゴ、『ウルトラマンレオ』のブニョとウルトラマンを切断する回を担当している。また、本編第40話で女性が巨大化するシーンがあるが、『ウルトラマンA』第21話、『タロウ』第39話で女性が巨大化する回でも石堂が担当している。