概要でやんす
『疾風ウルトラ忍法帖』第4巻から登場した、鶴亀の国にやってきた無宿人。
住民全員が沢庵好きであるエース村の出身だが、身寄りは居ない。沢庵と梅干が好物で、これがないとご飯を食べた気がしない(カップ麺は御馳走らしい)ほどの貧乏人。なのに働くのは嫌いという困った人物。
「ウル忍」における移動手段タタミカーを発明した人物である。
プロフィールでやんす
あっしの人物像でやんす
一人称は「あっし」で、語尾に「やんす(初期は「ござんす」を使っていた)」を付ける。
マンへの呼称は「マン兄(あに)ぃ」あるいは「兄ぃ」
マンと同じくらいのバカで一桁の計算も出来なかったが、朧党による宗教詐欺で全財産を没収されて全裸にボロ毛布1枚になった見返りに出来るようになった。
スケベな一面もあり、邪鬼一族編では邪鬼姫の胸を揉み頬にチュウし尻に顔スリスリしたマンに「自分ばかり良い思いしたんだから死んじゃえ」と罵倒したこともある。
「127750円頂きますの巻」では足の裏フェチであることが発覚した。
宿敵にエースキラーがいるが、実際はじゃんけんによる決闘というただの幼馴染みであった。一時期沸苦とは交換日記をしていた。
なお、無宿人であるが、エース村の面々から村八分の末に追放された訳ではなく、彼が村に里帰りした際は彼の帰郷を歓迎するほど村民との関係は良好。
- 食性
上記にあるように沢庵と梅干が好物だが、相当貧困生活に喘ぎ続けていたせいかこれがないとどんなご馳走も食べた気がしないと断言するほど(実際、ネオ朧党編で幹部になった際にマンたちと共に焼肉を食べていた時も梅干を持参していた)。
ゾフィーからは月給として沢庵10本と梅干30個を与えられている(後に給料をピンハネされていた時は梅干の種と沢庵の尻尾になった)。
ちなみに梅干の1つに梅子と名付け忍者小学校の新入生を募集していたタロウに一人娘と称して紹介したが、入学式の後の夕食で誤って食べてしまい、翌日居ないことで大騒ぎしたが、便所に行って漸く気付き、忍小最初の授業では梅干の種入りウンチがポツンと座っていた(当然校長の禁愚和尚は憤慨し再度新入生の募集を在校生に課した)。
また、甘党でご飯にも歯磨きにも砂糖をかけるが、饅頭は食べたことが無く口にも合わなかった。
他にもマンと同じ悪食の面もあり、いかにも不味そうな料理を平気な顔で美味そうに食べていた他、障子の張り紙を破いてしゃぶしゃぶにしたり果てには埃すらも食べてしまうなど、もはや悪食を通り越して異食家というべき異常極まりない食性をしており、その点には同じ悪食のマンですらドン引きさせている。
あっしの剣術、とくと見るでやんす!
原典におけるエースの切断技を刀で使用する無宿殺法の使い手。
実力もマンと互角で本気になればマンをして死を覚悟するほどで、マンたちからも「エースがいれば千人力」と信頼されている。ただし忍者ではないので足は遅く忍法も使えない(前者は荒神流編でマンたちよりも後に来たことで結果的に伏兵となる形でマンたちを助けている)。
劇中における活躍でやんす
最初は空腹で倒れていた所をめひらすにポテトチップを与えられた(ただし実際は勘違いして1枚所か1袋全部奪い取った)ことで恩を感じ、めひらすから悪の集団(老人や子供を苛め、女の子にHな事を行い、慈善団体朧党の仲間を次々に倒した)と説明されたウル忍への刺客として利用された。当初セブンとタロウはめひらすの嘘に憤慨していたが、一人心当たりのある人物の存在に気づき、彼を睨み付けていた。寿城に送り込まれたエースはウル忍と戦闘になり、マンをバーチカルギロチンで胴斬りにし(タロウの縫合術で前後逆だが元通りになった)、セブンのエメリウム光線を三度笠で防ぎ、花札手裏剣といった無宿殺法でウル忍を追い詰める。しかしマンのウルトラ忍法「棒」で頭の穴に棒を通され身動きが取れなくなり、ストリウム光線で倒された。戦闘後はめひらすの話が嘘だとウル忍に説明され、マンに焼肉を奢って貰ったことでウル忍の仲間になった。
その後は鶴亀の国を気に入り、貧乏長屋に住み有事の時はウル忍に協力する
長編では洗脳や買収などでウル忍と再度敵対することもあった。
余談でやんす
当初は佐々木小次郎をイメージした美男の剣客として描く予定だった。
また、エース村の住民は全員エースと同じ顔だが、当初は円谷プロからは反対されていたがみどーがオリジナル設定として申し入れたことで許可が下りた模様。