データじゃなイカ
別名 | 異次元宇宙人 |
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身長 | 2.5~40m |
体重 | 300kg~1万8千t |
概要ではなイカ
第10話「怪しい隣人」に登場。
巨大な耳と愛嬌のある(?)顔が特徴。
黒衣の人間に化け、アンヌ隊員の友人の水野りつ子(演:百合かほる)・アキラ(演:中島洋)姉弟の別荘の隣の家一帯に異次元コントロールマシンで連結した四次元空間内の基地からイカルス円盤を発進させて主に石油コンビナートを襲撃していた。地球防衛軍側が手出しできない四次元空間に前衛基地を建造し、そこに多くのイカルス同胞を送り込んで地球を征服しようと企んだのである。
ダンに四次元空間と地球を連結するコントロールマシンを破壊されたため、巨大化し本性を現した。円盤と連携してセブンを苦しめるが、アロー光線はセブンに回避され、格闘においても劣勢であり、最期はアイスラッガーを腹部へ受けて怯んだところをウルトラサイコキネシスで山の向こうへ飛ばされて倒された。四次元空間に逃げ込めなくなった円盤もウルトラ警備隊に追撃されて撃破されている。
ちなみに、セブンとの戦闘時に耳を動かすシーンがあるが、その際に後ろで耳を動かしていたスタッフの手が映り込んでしまうというミスがある。
また、四次元空間に突入したダンは、カプセル怪獣を使おうとしたが、空間内で法則が異なるために不発となり、紛失。未使用で4体目のカプセル怪獣は幻となった。
名前の由来はイカじゃなくてギリシャ神話のイカロスだったりするんじゃなイカ?
イカにもこれが能力であーる
必殺技は体に無数に存在する小さな穴から発射するアロー光線で、当たった平野を焦土と化す威力を持つ。円盤もアロー光線を使用できる。
四次元空間を自在に行き来する能力を持ち、二つ名の由来になっている。
また、その大きな耳は地球の反対側の音も聞き取れる程の感度。設定上は10万㎞先で寝ている人間のいびきの音をも聞き分けられるらしい。と言うことは、イカルス星は地球の5倍以上の直径を持つ巨大惑星なのだろうか。
タイラントとの関係じゃなイカ
『ウルトラマンタロウ』に登場する『暴君怪獣タイラント』の耳のパーツになっている。『大怪獣バトル』で登場した際には、この耳からアロー光線を発射していた。『ウルトラマンジード』に登場した際も、同様にこの耳からアロー光線を発射していた。
「DXギンガスパーク」でこれとシーゴラス、ベムスター、バラバ、レッドキング、キングクラブ、ハンザギランの7体のスパークドールズを立て続けにリードさせて、トリガーを引くと・・・。
ウルトラマンギンガ
劇場スペシャルにて、倒されたバルキー星人に代わって異形の手のモノにより送り込まれ、タイラントを復活させるべく構成する怪獣のスパークドールズを探す。一人称は「我輩」で、やや間延びした口調で話しながら語尾に「~イカ」と付けたり、「イカカカカ」と笑うなど独特の喋り方をする。
初代と同じく変身能力も持つが、強い衝撃を受けると変身が部分的に解けてしまう。
映画公開に先駆け、『新ウルトラマン列伝』第10話から先行登場している。映画の前日談となる第12話では、タイラントについて話す礼堂ヒカルとウルトラマンタロウの会話を異次元空間から盗み聞きしてタイラントを構成する怪獣について知ろうとする。
CVはグレンファイヤーでお馴染の関智一。なお、第9話ではグレンのことを「変なファイヤー野郎」と小馬鹿にしていた。ちなみに関は他のヒーロー作品においても「~イカ」が口癖のキャラクターを演じている。中の人的にはどこぞのオタク大学生に近い声であり、『ウルトラマン列伝』では頻繁に台詞を言い間違えるなどマヌケな一面が多かった。
ヒカル達との争奪戦の末タイラントを構成する全ての怪獣のスパークドールズを手に入れると、自らと合体させてタイラントへ変貌するも敗北。ヒカル達から黒幕(異形の手のモノ)について尋問されるが、口を開こうとした瞬間異形の手のモノに口封じされてスパークドールズに戻されてしまった。
その後の行方について心配されていたが、人形の姿でワームホールに飲み込まれ、なんと大怪獣ラッシュの世界へ迷い込んでおり、後にやってきた闇のエージェントのバルキー星人とナックル星人にこの世界やラッシュハンターズ達の解説を行っていた。
なお、この際ウルトラセブンの事を「はなたれ小僧」と呼んでいた。
映像作品には『セブン』以来46年振りの登場となる。
ウルトラマンギンガS
ギンガS直前スペシャルでは四次元空間能力を使ってバルキー星人とナックル星人を救い出し、チブル星人エクセラーやアンドロイド・ワンゼロの解説を行った。その時はもう自分たちに出番はないと言っていたが、ギンガS最終回で上記二人にゼットン星人ベルメを加えたダークルギエル特戦隊を結成して再登場。ヒカルとショウに襲い掛かるがUPGとビクトリアンの反撃にあい倒された。
その後はダークルギエルが倒されたことでスパークドールズの呪縛から解放されるが、UPGに捕まり他の二人と共に雑用をやらされていた。
『新列伝』第90話では掃除をさぼり、ライブベース内でエタルガーに関して解説したが、イカルスパッドというiPadみたいなアイテムを使う、「やはり怪獣の仕業だったか」「友達は大事にしろ」というなどどこかの妖怪執事を思わせる発言をした他、バルキー星人に対して「ウルトラマンレオに似てるなコノヤロー」と陰口を叩いていた(実際にレオのNGデザインを元に再デザインされたものがバルキー星人なので仕方ない)。
最終的にはサボりがばれてゴウキに連れていかれた。
ウルトラマンX
第9話「われら星雲!」にて登場。
『ギンガ』シリーズで闇のエージェントとして登場した個体と声も性格もそっくりだが、同一人物かは不明。また、前作とスーツが変わり、初代イカルス星人に似た顔立ちになっている。
本作では伊刈という名の男性の姿を取り、コンビニの店員をしながらテラスハウスで花の水やりをしたりするなどして地球でひっそりと暮らしている。
『ギンガ』シリーズの個体と比べると人間のフリも大分様になっているが、相変わらずひょんなことで耳だけがそのまま出てきてしまったり声色が元に戻ってしまったりと抜けたところもある。
セブンガーファイト
第7話で登場。
改造パンドン、ガンダー、ガラモンと共にセブンガーに襲いかかり、宇宙を流離っていたジャグラーが助太刀に入るも、相変わらず巨大化できない為にあっさり捕まってしまう(ジャグラーはサイズ差を表現する為にS.H.Figuartsを使用している)。
ゼットランスアローで刺されて息絶えるという無残な末路を辿った。
上述のようにイカルス星人はレッドマンにてレッドナイフによる一閃を受けて敗れており、外見にレッドマンとの共通点が見られるベータスマッシュに武器によって止めを刺されるという展開はパロディかと思われる。
スーツは『X』で使われたものではなく、アトラクション用の物を使っている。ファイト系の企画であるが、カラーリングは緑色ではなく、TVシリーズに登場した色と全く同じである。
ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…
中盤にて登場。今作では二体出現している。
声は『ギンガ』以降担当してる関が今作も担当している。
突如空に出現した穴から落下し、カナタとディナスに追跡される。しかし、それはGUTS-SELECTとディナスを罠に嵌めるための陽動であり、異次元フィールド展開装置と重力装置を起動してGUTSファルコンとGUTSホークの動きを封じる。
内部で巨大化し、二体で出現。その内一体はカナタを抹殺しようとし、もう一体はディナスを狙うもディナスがウルトラマンディナスへと変身したためそのまま交戦。瞬間移動でディナスのエレキングのディメンションカードを使用した電撃攻撃をかわし、アロー光線で攻撃するという形で翻弄する。
もう一体もカナタを踏み潰そうとして追跡するが、GUTSファルコンとGUTSホークが重力装置の一つを破壊しGUTSグリフォンへと合体、カナタを狙っていた一体がGUTSグリフォンのハイパーソーンレーザーで撃破された。
ディナスと交戦していた個体もGUTSグリフォンの攻撃で隙を作ってしまい、そこにゼットンとケルビムのディメンションカードを掛け合わせた「ウルトラかかと落とし」を喰らい、爆散した。
新世代TDの世界で初めて確認されたようで、ナースデッセイ号の司令室のモニターには「NO Data」と出ている。
『ギンガ』の個体と同じく終始「イカ」と発言することが多かったが、これは武居正能監督の指示によるもの。中の人ネタをぶっ込むあたり明らかに意図的なものとしか思えない。
またダメージを受ける際に「ルス!」と叫んでいる。
更には、攻撃の際に某ウルトラマンの必殺技を叫びながらディナス達に攻撃をしている。
劇中では異次元フィールドを展開して戦う等、今までの個体よりも中々に厄介な強敵として描かれており、「歴代のイカルス星人の中でも最強では?」「ラスボスのゾルギガロガイザよりやばい」等と言う声が出ている。
ちなみにTSUBURAYAIMAGINATIONの番組『関智一のウルトラクラブ』第4回の関氏の発言によれば、ギンガシリーズやXに登場した個体が「イカ」と発言していたのも、関氏のアドリブではなく監督からの指示だったとのこと(やはり意図的に狙ってるようにしか思えない…)。関氏も名前を伏せる形で「イカの怪人をやったからでしょうね」と発言している。
番外編
ウルトラファイト
体色が緑色の個体(アトラクション用の着ぐるみ)が登場。名前はそのまんま「イカルス」。ウルトラセブンをライバル視しており、おそらく主役のセブンを除けば本作で最も多く登場している。
得意技は相手の腕を掴んで振り回す「殺法破れ傘」。
回によって設定がころころ変わっており、ある回でエレキングの彼女として登場したかと思えば次の回でウーの彼氏になっていたり、またある回でライフル魔になったかと思えば別の回で「本当に強い男は素手で戦うんだ!」と豪語したりする。それだけ別個体が多いという事だろうか……?
レッドマン
第7話、9話、65話、71話、75話、114話、121話にて登場。
着ぐるみは『ウルトラファイト』の流用。
初登場となる第7話では竹林で暴れまわっていた(?)ところ、赤い通り魔もといレッドマンと遭遇し、交戦。
最後は頸動脈をレッドナイフで一閃されて退治された。
一応、設定としては「竹林を荒らして土壌を破壊していた所をレッドマンに阻止された」というストーリーらしいのだが、ロケ地に配慮したのかせいぜい竹を揺する程度のイカルス星人のどこかふんわりした暴れっぷりや、ただでさえ造形の甘いアトラク用着ぐるみの上に経年劣化でいい感じに磨きのかかったトボケ顔、不穏で重苦しいBGMと共に霧の中から突如現れるレッドマンの登場シーンも相俟って、どう見ても竹林で無邪気に遊んでいたイカルス星人が通り魔に襲われて殺されたようにしか見えない気もする……が、まあ、そこがレッドマンという作品の味である。
第9話では、レッドマンが召喚したレッドナイフを奪い取るなど善戦するが、最終的に敗れ去る。
第7話の印象が強すぎるものの、後半ではなかなかの強敵として度々レッドマンを苦戦させており、特に第114話では飛び蹴りやニードロップなどを駆使したダイナミックな戦いぶりを見せ、公式でイカルスファイトとまで呼ばれていた。
緑の体色についてはチャンネルNECOで放送された際には「ソフビ人形に魂が込められ永遠の戦士の命を宿したのかもしれない」と解説された。
ウルトラマンメビウス
本人は登場しないが、第27話でイカルガ・ジョージ隊員とプロトマケットゼットンを取り合っていたアイハラ・リュウ隊員が、「イカルガさんはイカルス星人でも使ってろ!」と発言している。
なお、外伝作品である『超銀河大戦』には登場している。
ウルトラ怪獣散歩
演:飯塚悟志
第9回と第10回に登場。本回でのツッコミ役。
口癖にイカは付かない。横浜を散歩した際には『赤い靴』の話題が出た際に、童謡に出てくる「異人さん」を異星人の事だと勘違いする一幕が描かれた(本人的には外国人だと思っていたらしい…こっちが正解なんだけども)。
ボウリングの腕はあまり高くなく(そもそも指が入らない)、ガーターを出していた。一方でメフィラスはストライクを叩き出した為、編集ではないかと突っ込んでいた。
ちなみに黒い毛はヒゲではないらしい。
ウルトラマンの日in杉並公会堂
Voyager&大門一也のライブステージで登場。
漫画・小説
ウルトラセブン ゴードの巻
怪獣傭兵団を統率する凶悪宇宙人という設定で登場。バルタン星人と結託し、今まで地球人やウルトラマン&ウルトラセブンによって倒された怪獣たちを蘇らせ、脳改造を施した張本人である。
東京に無数の怪獣たちを解き放ち、ウルトラセブンを一度は敗北させるも、ウルトラ警備隊の作戦による怪獣たちの暴走(に伴う同士討ち)、そしてセブンがバルタンを殺害したことに驚き、残存した傭兵怪獣たちを円盤に詰め込み一目散に逃走した。
逃走の最中、相方(TV未登場の宇宙人)に「セブンはもう戦えないだろう。もっと強力な怪獣を送り込んで今度こそ地球を制圧してやるさ」と嘯くも、突如として現れた宇宙獣神ゴードの放った光で母艦ごと消し飛ばされてしまった。
ウルトラマンSTORY0
光の戦士を抹殺するために暗躍する宇宙人という設定で、高い重力を持つ小惑星を使ってウルトラマンエースを捕獲した。原作より前の世代と言うことで足は兎のように爪先立ちになっている。
空間を自在にゆがめて操るという恐ろしい能力を持ち、ブルトンを率いて大量の怪獣をコレクションしていた。
その能力の恐ろしさは原作の比ではなく、どんな攻撃も一切命中せず、発射した相手の背後から放出されるというアクセラレーターも裸足で逃げ出す一方通行っぷりを見せた。圧倒的な空間操作能力でエースを苦しめるが、空間内に侵入してきたフレアとゴライアンにより危機を脱したエースに結界を破られ、殴り倒されてしまう。
最後の悪あがきにテレポートを駆使しエースに四方八方からアロー光線を浴びせるが、ルティアの意志を受け継いだエースバリアー(回ればなんとかなるの法則)で位置を固定され、メタリウム光線を浴びせられて木端微塵に吹き飛んだ。
ウルトラ怪獣擬人化計画
POP氏によって擬人化されたデザインが存在する。
特徴的な耳はそのままに、手袋と一体化したパーカーにミニスカート、ニーソックスにショートブーツというかなり可愛らしい出で立ちをしている。性格は、機械いじりが好きな引きこもりという設定。
(→参考画像)
「ドイツもコイツも牙を抜かれ飼い慣らされやがって どうせおまえもその1人だろう?」
「……フン 折れた東京タワーを直すなど 偽善もいいとこじゃなイカ」
第32話で初登場。
本作では地球での大規模な破壊活動を目論む純然たる悪役として登場し、そのためなのかPOP氏デザインのものと比べるとかなりの悪人面にリデザインされている。
常に不敵な笑みを浮かべており、余裕綽々な態度を取っているが、激しやすい一面もあるようで、本気で怒ると怪物のような凶悪な面構えになる。
原典と同様、異次元コントロールマシンを使い、四次元空間から破壊活動を行うことで、地球を侵略しようと企んでおり、セブンと交戦した個体(初代)と同一人物だと思われる。一方で、潜伏時に「伊刈」という偽名を名乗っていたり、時折会話に「イカ」という言葉が混ざったりと、『ギンガ』シリーズや『X』に登場した個体の特徴も取り入れられている。
元々はメフィラスたちと同じく怪獣墓場学園の生徒だったが、本人曰く「生ぬるさに愕然として」怪獣墓場から脱走し、地球を侵略すべく潜伏していた(学園は事態を隠蔽したが、生徒たちの間では噂になっており、テンペラーも一応その存在を知っていた)。
しかし、遠足の際に円盤に乗れずに地球に取り残されてしまったレッドキングが隣のアパートに引っ越してきた上、それを追ってメフィラス率いるダークネスブラックの面々が地球を訪れ、レッドキングと同じアパートで生活するようになったことで潜伏拠点を突き止められてしまう(もっとも、バレたところで基本的に三次元空間から四次元空間へ干渉することは不可能であるため、彼女は特に慌てた様子を見せなかった)。
メフィラスとテンペラーは一目見るなり「ヤバそうな雰囲気」「極めて物騒な臭いがする」と警戒していたが、実はレッドキングも以前から、「いつ見てもあのまま動かない」という明らかに不自然な点(言うまでもなく原作「怪しい隣人」へのオマージュである)から彼女のことを怪しんでいた。
メフィラスは目的が同じ地球の侵略であったことから、最初のうちこそ彼女に手を組むよう持ち掛けたものの、侵略に対する考えが互いに相容れないものであったことや、イカルスがあくまで地球を独占しようする姿勢を崩さなかったことなどもあり、結局交渉は決裂し、戦闘になる。
ホームステージとも言える四次元空間での初戦では、三次元空間のあらゆる物理法則が通じないという性質を最大限に活用してメフィラスを追い詰める。しかし、事態を察知して駆けつけてきたレッドキングに対してこの性質が全く通じないという想定外の事態(曰く「バカには法則が通用しない」)に見舞われて反撃を許してしまい、彼女にコントロールマシンを破壊されたことで四次元空間から叩き出され、(なぜか巨大化した状態で)東京の市街地へと落下する。
長年にわたって進めてきた自分の計画を台無しにされたことに激昂し、騒ぎに驚いてやってきたダークネスブラックのメンバーたちを踏み潰そうとするが、巨大化したメフィラスに阻まれ、そのまま三次元空間(首都東京のど真ん中)での二回戦へと突入する。
アロー光線でメフィラスを翻弄するも、光線を放つ際の一瞬の隙を突かれて背後を取られて取り押さえられ、最後は誤って発射したアロー光線を自ら浴びて敗北、元の大きさに戻った。
しかし、最後の最後まで改心することはなく、「おまえらのはしょせん征服ごっこなんだよ!!」という捨て台詞を吐き、近くにあった自転車を盗んで逃げ去っていった。
敗北後も、メフィラスたちのアパートの隣の家に住み続けており、侵略を諦めたわけではない模様(自転車もパクったまま)。
ただし、異次元コントロールマシンを破壊されたことでしばらくは何もできないだろうとメフィラスたちは推測している。
しかし、メフィラスたちの荷物から「エレキング取扱説明書」を盗んで、ダークネスブラックのアイドルイベント中にエレキングを操り、巨大化させて暴れさせるも、レッドキングとメフィラスがエレキングを抑え、残るメンバーによりエレキングコントローラーを奪われ、切り札のダンが四次元潜入時に不発だった幻のカプセル怪獣もゴドラ星人の暴走で使用前に落として紛失し、敗走。しかし、メフィラスのアイドル活動は破綻することとなる。
怪獣墓場学園への帰還が決定したメフィラス一行は、宇宙船の調達のためにメトロン星人との交渉(と言うか暗に脅迫)され、貸す事となる。また、メフィラスは先の戦闘の際にメフィラスのことを「半溶解種」と呼称しており、「半溶解種」の意味を尋ねられたが、本人も詳しい意味を知らず、ゼットンに聞くよう答えた。
ちなみに、イカルス星人が巨大化して市街地戦を繰り広げるという展開はシリーズの他の作品を含めてもほとんど例がなく、何気に貴重なシーンだったりする。
また、劇中では四次元空間から東京タワーを爆撃し、真っ二つにへし折って倒壊させているが、本作で地球人の建造物を完全に破壊してみせたのは今のところイカルス星人のみ。さらに、これにより、ガラモン、ノコギリン、ベロクロン、ツルク星人(内山まもるの漫画版『レオ』)に続き、ウルトラシリーズで東京タワーを破壊した5体目のウルトラ怪獣になるという快挙まで達成することに。
あくまでスピンオフ作品とはいえ、実にド派手な暴れっぷりを見せてくれたキャラクターであった。
酩酊!怪獣酒場2nd
異次元研究の第一人者である科学者として登場。旧世代怪獣と新世代怪獣との全面戦争を回避するために別次元に通じる7つの穴を封じるべく、次元の穴と連動している6人のラスボス(ゼットン、パンドン、バット星人、ジャンボキング、サメクジラ、ブラックエンド)の心の穴を埋めるよう怪獣酒場のメンバーに説く…え、?なんで80に対応するラスボスがいないかって?お察しください。
ウルトラ忍法帖
朧党の一員「怒瑠洲」として登場。表向きは新興宗教「イカイカ教」教祖として活動していたため、忍び装束ではなく宗教家のような姿をしている。スルメを食べることで超能力を発揮し、劇中では信者の悩みを解決するだけでなくウル忍との戦闘にも使用した。
多くの信者(エースもその一人だった)を集めて悩みの解決の見返りに信者の財産を巻き上げていたが、ウル忍に嗅ぎつかれて戦闘。髪を生やす能力で七三分けになったセブンが自身の容姿を気に入り勝手に離脱し、エースは大盛ラーメン5杯を直接腹の中に移動させ満腹にして行動不能にした。マンは10杯腹に入れたが、あまりの空腹で効かず味噌ラーメン5杯と餃子3皿も頼んでいた。その後マンの頭部と尻を入れ替えるが、放屁と熱い口付け(尻付け?)に嘔吐してしまった。直後タロウの医術部分移植でマンは元に戻り、解剖バラバラの術で倒されそうになるが、超能力でメスとタロウの腰を折って倒し、マンの脳を爆破する。しかしマンは斃れる所か逆に1桁の計算が出来る程度に頭が良くなってしまい、イカの効果が切れたと判断した怒瑠洲はもう1枚食べようとするが、空腹になっためひらすが全部食べてしまっていた。最期は残りページが無くなったためスペシウム光線でめひらす共々倒されて事件は解決したが、セブンの髪はそのままだった。
ウルトラ戦士列伝
テレビマガジン連載のグラビア記事シリーズ。
ミラーマンと戦い、アロー光線を発射するが、ディフェンスミラーで跳ね返されてしまった。
小説「変身障害」
セブン本編で倒されたイカルス星人本人が登場。高度な科学力でセブンから受けたダメージから無事回復しており、キツネ目の40歳前後の眼鏡をかけた男「斑鳩」として地球で密かに潜伏していた。
既に侵略の意思はなく、人間に化けて地球でひっそり暮らそうとしていたが、突如本来の姿に戻れなくなる「変身障害」が発生。セブンや宇宙人達が人間から本来の姿へと戻る際の素粒子クローキング技術を活用した変身システムに精通しており、ウルトラセブンに変身出来なくなったと証言する男の状態を調べて、他の宇宙人達と共に原因解明に乗り出したが……?
ゲーム作品
スーパーファミコンソフト「ウルトラセブン」
ステージ3で登場。
防御で使うテレポーテーションで背後に回ってきたりする。 しかしテレポーテーションした瞬間こちらからジャンプで後ろに飛ぶと大概前方に出てくるのであまり驚異ではない。
光線技でアロー光線を使ってくるが、発射までのモーションが長いので対処は楽。 ただし、弾速は早めでバリアでは反射できず、バク転でも回避しきれないので撃たれると厄介。
ぶっちゃけガッツ星人の下位互換と言えなくもない。 とはいえ、宇宙人タイプゆえに格闘攻撃は充分できるので、対戦モードにおいて中堅クラスの実力はある。
大怪獣ラッシュ
心優しき弓の遣い手、アロウが登場。18人の声を同時に聞き取ることができる。聖徳太子もビックリだ。
ロストヒーローズ2
前作では描写は無いがタイラントの素材の為に耳を剥ぎ取られ殺されたというあまりにも酷い扱いだったが、本作ではデストロイ・キューブでダークネスファイブと加担し、タイラントにダークライブしてヒーロー達に襲いかかるという見せ場を貰った。前述の通りダークライブしていたのに加えイカ語尾で喋る様子を見てギンガの個体である。
実にイカした関連タグではなイカ
バム星人:同様に異次元空間に侵略基地を築いた宇宙人。