概要
レッドマンの使用する武器。巨大ヒーロー(そもそもヒーローと言えるのかどうかも怪しいが)が剣や槍ではなくナイフを使うというだけで画期的だが、その使用方法も恐ろしく残虐で、レッドマンを象徴する武器となっている。
一撃で敵怪獣の硬い皮膚を突き破って刺殺するのは勿論のことながら、火花を散らすほどの速度で掻っ捌き、斬殺したこともある。また、投げナイフとしても使用され、4体纏めて突き破ったり、起爆させてその爆発で怪獣を倒したりと様々な用途があり(ちなみに、レッドアローも似たような用途で使用されている。どのような基準で使い分けているのかは不明)、敗色濃厚な状況からレッドナイフ投擲の一撃で劇的な(?)逆転勝利を収めたことも一度や二度ではない。ちなみに刺し方はヒーローのようにカッコ良くはなく、むしろ標的を刺殺しに来た鉄砲玉ヤクザやチンピラめいている。
ちなみにいくら紛失してもすぐに虚空から召喚できる。ここが最も恐ろしいところで、どれだけ追い詰めても不意に取り出したナイフで刺殺される可能性があるわけだが、これ実は手袋の中にミクロ化して編み込んでいるレッドナイフを巨大化させているらしい。そのため、上の画像のように二刀流で使用することも可能。
強力だが、決して万能武器というわけではなく、中盤以降は敵に投げつけてもあっさり弾かれたり、怪獣が複数体登場した時には念力(?)ではね返されたりと通用しないことも多くなった。また敵に奪われて逆にピンチに陥ってしまったこともある。
初使用は第1回ダークロン戦の冒頭で、木を切り倒した後地面に投げつけて「環境破壊は気持ちいいぞい!」とでも言わんばかりに燃やす(しかもこれ、怪獣退治とは何の関係もない行動である)。製作側としては、初回ということもあり、視聴者にレッドマンの能力を見せるという狙いがあったのだろうが…。