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目次 [非表示]
  • 1 概要
  • 1.1 大小の二刀流/異なる武器の二刀流
  • 1.2 同一武器の二刀流
  • 1.3 創作での二刀流
  • 1.3.1 ゲームにおける二刀流
  • 2 持ち方
  • 2.1 宮本武蔵型
  • 2.2 西洋剣士型
  • 2.3 アサシン型
  • 3 関連イラスト
  • 4 二刀流の実在の人物
  • 4.1 番外
  • 5 二刀流の架空の人物(2次元)
  • 5.1 ガンダムシリーズ
  • 5.2 漫画・アニメ
  • 5.3 その他の作品
  • 5.4 ゲーム
  • 5.5 小説・ラノベ
  • 5.6 その他のジャンル
  • 6 二刀流の架空の人物(3次元)
  • 6.1 特撮
  • 6.2 時代劇
  • 7 刀剣以外での二刀流使い
  • 7.1 刺突武器
  • 7.1.1 槍
  • 7.1.2 釵:元来2本1組で扱われる。
  • 7.1.3 その他の刺突武器
  • 7.2 斧
  • 7.3 鎌
  • 7.4 打撃武器・鈍器類
  • 7.4.1 棍棒・メイス・槌
  • 7.4.2 ヌンチャク
  • 7.4.3 鞭(鉄鞭・硬鞭)
  • 7.4.4 鞭(軟鞭・一本鞭)
  • 7.4.5 木刀・竹刀
  • 7.4.6 トンファー:基本的に2本で一対の武器とされる
  • 7.4.7 鉄扇:本来は閉じた扇の形をした鈍器の一種だが、創作では打撃の他に、展開して盾のように攻撃を防ぐ、刃物のように鋭い縁の部分で対象を切断するなど多彩な機能を持つ武器として扱われる。
  • 7.4.8 トンファーブレード:刀剣とトンファーの複合武器。柄がトンファー型の剣、あるいは刃の付いたトンファー。
  • 7.4.9 その他の鈍器
  • 7.5 腕に装着する武器
  • 7.5.1 鉤爪・手甲鉤
  • 7.5.2 手甲剣
  • 7.5.3 その他
  • 7.6 飛び道具・投擲武器
  • 7.6.1 苦無・投げナイフ
  • 7.6.2 ブーメラン
  • 7.6.3 チャクラム・円月輪・乾坤圏
  • 7.6.4 手裏剣・鏢
  • 7.6.5 その他
  • 7.7 魔法の杖
  • 7.8 ヨーヨー型武器
  • 7.9 その他の武器
  • 7.10 異なる武器同士
  • 7.10.1 刀剣と槍(矛、薙刀も含む)
  • 7.10.2 刀剣と斧
  • 7.10.3 刀剣と鉤爪
  • 7.10.4 刀剣と打撃武器
  • 7.10.5 刀剣と魔法の杖
  • 7.10.6 斧と鈍器
  • 7.10.7 ナイフとフォーク
  • 7.10.8 その他
  • 8 二刀流の派生
  • 9 その他の二刀流
  • 9.1 野球における二刀流
  • 9.2 競馬
  • 9.3 その他
  • 10 関連タグ
  • 10.1 別名・表記ゆれ
  • 11 外部リンク
  • 概要編集

    を、両手に一本ずつ持って戦う技術。

    ヨーロッパでは、古代ローマに二刀流の剣闘士が居たとされ、彼らはディマカエリ(dimachaeri)と呼ばれていた。

    日本では宮本武蔵が起こした『二天一流』が最も知られているが、新陰流や心眼流など二刀流の技法を伝える流派は珍しくはない。

    また、刀剣に限らず「両手に一つずつ白兵武器を持った戦闘スタイル」自体を二刀流と呼ぶ場合がある。


    日本剣術の場合、両手持ちが基本である日本刀を片手でも扱えるようにという訓練的な意味合いもあるとされる。宮本武蔵も五輪の書に「本来、刀は片手で使うもの」「刀は馬上や不安定な場所では片手で使う物であるから、片手で使うのに慣れておくべき」「二刀を差している以上、使える物を出し尽くさずに死ぬのは不本意である」という言葉を残しており着想を窺うことができる。


    ただし、日本刀が一振り平均1キロであり、左右の刀を使うことは身体能力や技術を有するので難易度が高いとされている。


    現在でも二刀流は継承されており、余暇さえあれば二天一流の道場などで学ぶことは難しくない。しかし、剣道においては二刀流そのものが強すぎたため(引き分け狙いで防御一辺倒になれば打ち崩すのが不可能だったとの説がある)、長らく禁止状態であり、解除されても不利なルールを強いられた。そのために二刀流の使い手が少なくなっている。


    現代では、ゲーム漫画等の創作作品で見かけることがほとんどである。


    余談だが、ヨーロッパ地域の二刀流は時代にもよるが、あまり一般的ではなく、ルネサンス期などよく研究されていた時期もあったが、

    基本的に喧嘩や護身、戦場といった実戦では使われず、道場や変則的な決闘のみで使われるモノだったという。


    東南アジアや中国大陸でも二刀流の技法を伝える武術は珍しくはなかったが、どのような扱いであったかは不明である。


    大小の二刀流/異なる武器の二刀流編集

    利き手に大型武器や斬撃武器、弱手に小型武器や打撃武器を持ち、攻撃と防御、斬撃と打撃で使い分ける操法である。弱手の武器は基本的にはの代わりとして用いるが、隙あらば攻撃にも使う。

    中世の鎧騎士は、利き腕に、弱手に手斧メイスを持って戦ったりもした。近世では利き手にレイピア、反対の手に短剣(ソードブレイカーやマンゴーシュ)を持つスタイルの二刀流があった。フィリピン武術エスクリマには長短二刀流の技術がある。


    打刀脇差を二本差ししており、侍の二刀流は大抵これである。有名な宮本武蔵の二刀流もこれ。

    剣道でも公式戦での使用が認められており、実際に二刀流で参加する選手もいる。ただし脇差での打突は滅多に有効と見なされない。


    同一武器の二刀流編集

    大型の同一の仕様の武器を左右の手に持つ。

    小型武器でも同じことなのだが、特に中国武術や剣舞等に、双刀双剣を使うスタイルがみられる。ただし、基本的には片手武器でやる場合が大半で、両手保持前提の武器ではやらないケースが多い。

    片腕で得物を使い熟す腕力が必要であり、両手持ち可能な武器の場合は両手で握ることが出来なくなる。

    見栄えはよい。


    創作での二刀流編集

    創作では、基本的に利き手などを無視し、左右での攻防・斬打の使い分けよりも「同じ得物をふたつ持って手数を増やす」ことに主眼が置かれているケースが多い。これは後述の二本以上の得物を用いた~刀流でも同様である。また、片腕で得物を使い熟す腕力・技量が必要(特に両手保持前提の大型武器)だが(現に二刀流の使い手の宮本武蔵は室町時代の男性としては長身で筋肉隆々であったとされる。)、創作の二刀流イラスト及び使い手はそれほど筋肉質寄りでもない者が多い上に、どう見ても非力な美少女率も高かったりする(巨大武器と同様に、リアリティよりもロマンを重視したものと思われる)。

    SF作品ではライトセイバービームサーベルといった非実体武器、能力バトル物ならなどで構成された武器による二刀流も見受けられる。こちらは先述された重量に起因する短所がほぼ克服された強力な戦法として描写される事が多いが、「武器を維持するためのエネルギー消費」などといった新たな短所が生じる場合もある。


    ゲームにおける二刀流編集

    主にファイナルファンタジーシリーズなどで見られる。二刀流は『ファイナルファンタジー2』からの採用。

    2つの武器で攻撃するため、攻撃力が高くなるが、盾が装備できないために防御力や回避率が低くなってしまう。それを補うための防御力や回避率アップの武器(ディフェンダー等)もある(ファミリーコンピュータ版『ファイナルファンタジー2』では、バグにより二刀流の攻撃力が機能しない。リメイク版では修正された)。

    作品によって『無条件に誰でもできる』『キャラによってはできる』『ジョブやアビリティー、もしくはアイテム装備によってできる』等といったケースがある。

    竪琴や弓矢、両手で使う重たい武器などは二刀流できない。


    また、『貝獣物語』では何故か盾ではなく鎧を手放すことにより、二刀流できる武器がある。



    持ち方編集

    刀剣における二刀流には三種類の持ち方があるのでそれをここに記載する。

    なお、名称はいずれも便宜上の仮称とする。

    宮本武蔵型編集

    センシティブな作品

    刀剣をそれぞれ順手(刃先が親指のある方に向くよう持つこと)で持つ持ち方。

    二刀流でスタンダードな持ち方で、名前の通り宮本武蔵のような和風剣士に多い。


    西洋剣士型編集

    ジューダス

    利き手は順手で、それと逆の手は逆手で刀剣をもつ持ち方。

    利き手に持った刀剣は攻撃に、逆の手に持った刀剣は防御に使う。

    ちなみに利き手と逆の手には『ソードブレイカー』のような防御のための短剣をもつケースもある。


    アサシン型編集

    くのいち

    宮本武蔵型とは逆に刀剣をそれぞれ逆手で持つ持ち方。

    忍者シーフアサシンなどのパワーや一撃の威力よりもスピードや手数を重視するタイプに多い。

    主に苦無ナイフ(ダガー)のような刃が短い武器での二刀流で用いられる。


    関連イラスト編集

    オリジナル

    Wカタナちゃん刀とメイド

    刀剣士


    版権

    SAO二刀一対

    bananice!ガンダムバエル

    ゴーカイイエロー二刀流

    みょんが少し成長したみたいですセンシティブな作品


    二刀流の実在の人物編集

    二刀流の剣豪で有名な人物。

    二刀流の流派である二天一流を創始した。

    ただし有名ながらも評価不定で、実戦でどの程度二刀流を使ったかもはっきりしていない。


    井伊家の家臣で他藩にも名を知られた剣客であり、桜田門外の変では雪のなか水戸浪士の奇襲を受け、雨合羽、柄袋をしていた為に井伊家家臣が満足に応戦できないなか、いち早く雨合羽、柄袋を外し、襷をかけて臨戦態勢に入り、駕籠脇を離れる事無く二刀を使って奮戦したと言われ、稲田重蔵を斬るも自らも討死を遂げた。


    井伊家の若手剣豪で二刀流を使い、桜田門外の変では河西と同じく冷静に対処して奮戦するも、早い段階で銃創を受けた事もあり、勇戦空しく討死を遂げた。


    戊辰戦争で活躍した心形刀流の剣客。

    小田原藩兵との戦いで左腕を斬り落とされるが、二刀流を学んでいたため右手一本で剣を振るうことができ、箱館戦争でも遊撃隊を率いて奮戦した。

    実戦で二刀を使ったことがあるかは不明だが、「片手で刀を使う訓練にもなる」という二刀流のメリットを証明したと言える。


    新撰組隊士。後に伊東甲子太郎に従い離脱し、御陵衛士となる。

    伊東の遺体を回収するため仲間と共に油小路へ出向いたところを新撰組に待ち伏せされ、仲間たちを逃すため二刀を振るって奮戦し壮絶な最期を遂げた。

    宮本武蔵の伝説には不明な点や後世の創作も多いため、服部は「実戦で二刀流を使い、間違いなく強かった」という貴重な例と言える。


    佐賀藩士。宮本武蔵にルーツを持つとされる鉄人流(鉄刃流とも)の二刀流剣士。通称は文之助。

    嘉永六年(1853)から安政二年(1855)までの二年に渡って武者修行の旅に出ており、各地の著名な流派および達人の多くと邂逅、試合を行った。のらくらと理由をつけて試合を避ける千葉栄次郎を酷評し、逆に高齢にも拘らず堂々と立ち会った男谷信友を絶賛。他、練兵館時代の桂小五郎らとも試合を行っている。

    幕末の動乱期には長州征伐・会津戦争に従軍したが、もはや剣術を活かす機会はなく、輸送隊としての参加に留まった。維新後は佐賀の乱の反乱軍小隊長として決起するも鎮圧され、懲役刑を受ける。二年ほどで釈放、後年に恩赦を受けて無罪となった。

    武者修行の経過を藩に報告するため『諸国廻歴日録』という日誌をこまめにつけており、これが今日における貴重な歴史資料の一つとなっている。服部同様「確かな強者として記録に残っている二刀流剣士」の一人といえる。


    中国・三国時代の蜀の初代皇帝。

    後に成立した『三国志演義』では雌雄一対の双剣で戦うが、演義の創作である可能性あり。


    15世紀ハンガリーの豪傑。

    怪力で二本の大剣を自在に操った。


    番外編集

    秦末期の武将。

    清代に記された『晩笑堂竹荘画伝』の中で二振りの剣を振るう姿が描かれている。


    柳生新陰流の開祖・柳生宗厳(石舟斎)の五男。

    彼自身も新陰流を修めた剣豪とされ、徳川家の剣術指南役として江戸柳生新陰流を広めた人物。

    実戦において二刀流を使用したという記録は無いが、長男の柳生十兵衛に二刀流で戦う際の心得を説いたと十兵衛の著書『月之抄』に記載されている。


    江戸時代初期の武芸者。

    伊賀国上野にある鍵屋の辻(現・三重県伊賀市小田町)で行われた仇討ち「鍵屋の辻の決闘」に助太刀として参加。

    後世の講談や映像作品では鎖帷子、鉢金、飛び道具として鉢金に挟んだ小柄(こづか=小型のナイフ)、そして両手に持った二刀という重装備で決闘に臨んだと語られる。


    高家旗本吉良上野介義央の中小姓。赤穂浪士の討ち入りでは少々戦って討たれたという。

    後世の作品では二刀流を使い、赤穂浪士を相手に最も奮戦した吉良方の一人となっている。



    二刀流の架空の人物(2次元)編集

    ガンダムシリーズ編集


    漫画・アニメ編集







    • 封神演義(藤崎竜版)
      • 黄天化(ビームサーベル型宝貝「莫耶の宝剣」で、中盤から二刀流を行うように)
      • 清虚道徳真君(黄天化の師父(コーチ)であり、柄の上下両方からビームの刃を発生させる「莫耶の宝剣Ⅱ」で二刀流を使用。のちに宝剣Ⅱの一振りは天化に受け継がれる)
      • 木吒(反りが大きく幅広の、二刀一対の蛮刀型宝貝「呉鉤剣」を愛用)








    • あずみ
      • ひゅうが(主人公あずみと同じく小幡月斎に育てられた刺客。小柄だが難なく二刀を使いこなす)
      • あわ(月斎に育てられた刺客でひゅうがと同じ二刀流の使い手。二人一組で殺し合う最終試験でひゅうがに敗れ死亡)
      • 白蛇
      • 宮本武蔵

    • 烈火の炎
      • 磁生(互いに引き付け合う性質を持つ双剣型の魔導具「磁双刀」の使い手。片方を投げてから手元の剣の磁力で引き戻すというブーメランのような戦法も可能)
      • 音遠(自身の魔導具「不狂和音」が破壊された後は磁生の形見の磁双刀を使用する)




    • ブラッククローバー
      • アスタ【状況にもよるが、魔法を打ち消す大剣「断魔の剣」と魔法を吸収・放出する細剣「宿魔の剣」の二刀流を多く使っている)
      • キアト(「舞踏魔法」の使い手であり、攻撃には剣舞の動きで二本の宝剣を振るう)

    • 北斗の拳
      • マッド軍曹(両手に持ったサバイバルナイフで1秒間に10回の突きを繰り出す)
      • ガロン(二振りの剣を持つ。接近戦の武器というよりは、剣を打ち合わせた火花で口から噴き出したガソリンに着火する火炎放射「火闘術」(アニメでは「竜吐火焔術」)の道具)
      • 双剣のレイナ(外伝作品に登場。『天の覇王』では日本刀型の「日月双剣」による二刀流を使う)




    • キャプテンキッド
      • ジョーカー・バラード(ククリ刀のように湾曲した「ブーメラン剣」の二刀流。名前の通りブーメランとしても使用可能)
      • ハリー・ライム(凄腕のガンマンであると同時に、レイピアとマインゴーシュ、さらには先祖伝来の長短一対の聖剣「クルセイダーズ」を操る二刀流使い)




    • 黒博物館シリーズ
      • グレイ(ゴーストアンドレディ:霊体でできたサーベルによる二刀流が基本的な戦闘スタイル。霊体の火打石銃や銃とサーベルの変則二刀流も使用する)
      • 黒人の紳士(同上:巨体に見合わぬスピードで二丁の大型のナイフを操る)
      • 嘆き〈ゴーリェ〉(三日月よ、怪物と踊れ:暗殺組織の標準装備である細身の曲刀を二振り同時に用いる)
      • 陰気〈ムラーチノスチ〉(同上:短剣による二刀流)





    その他の作品編集


    ゲーム編集






    • Fateシリーズ
      • 衛宮士郎(stay nightシリーズ:得意とする投影魔術と彼自身の特性により、刀剣類(長じれば白兵武器全般及びコストはかかるが防具類も)に限れば宝具も含めあらゆる武具を再現して具現化可能(ただし投影するモノによって相応の負担が生じる)。戦闘においては、投影魔術で作り出した白黒雌雄一対の中華刀の宝具干将・莫耶をメイン武器として二刀流で戦う)
      • アーチャー(弓兵のサーヴァントではあるが、上記の士郎の完全上位互換とも呼べる剣技・魔力・投影魔術精度を誇る。白兵戦においては士郎と同じくメイン武器に「干将・莫耶」を投影し、二刀流で戦う)
      • イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(プリズマ☆イリヤシリーズ:英霊の座に登録された上のアーチャーのクラスカードで夢幻召喚を行い変身したアーチャー形態で、彼のそれに準じた投影魔術と「干将・莫耶」の二刀流を駆使して戦う)
      • クロエ・フォン・アインツベルン(同上:彼女が肉体を構成する際に、上のイリヤが使ったアーチャーのカードが使われているため、彼やイリヤと同じく投影魔術と「干将・莫耶」の二刀流を駆使して戦う)
      • 美遊兄(同上:上記の衛宮士郎の平行世界存在の一人で、プリヤ世界でただの一般人として育った『イリヤの義兄の衛宮士郎』ではなく、プリヤ世界のさらに平行世界で投影魔術使いとして育った『美遊の義兄の衛宮士郎』。使える魔術はsn世界の士郎とは若干差異があるが、「干将・莫耶」の二刀をメイン武器として戦う)
      • 斎藤一
      • セイバーのディルムッド・オディナ(原典の彼は一槍一剣なのだが、セイバーランサーというサーヴァントのクラス分けの特性により、双剣使いと双槍使いに分かれて現界する。セイバーとして召喚された彼は、超絶的な切れ味を誇り真の力を発揮するときには一振りで数太刀の斬撃を放てる赤の魔剣「憤怒の波濤(モラ・ルタ)」と、防御に特化し刀身は無論のこと柄まで異様に頑丈な黄の魔剣激情の細波(ベガ・ルタ)の二刀を用いる)
      • 風魔小太郎(逆手苦無による二刀流)
      • 宮本伊織













    • ソウルエッジ、およびソウルキャリバーシリーズ
      • セルバンテス・デ・レオン邪剣ソウルエッジに魅入られその傀儡となっている間(「ソウルエッジ」時代)は二本のロングソード型に変化したソウルエッジを振るい、邪剣の直接支配から解放されてからは銃撃機構を内蔵した剣「ニルヴァーナ」とロングソード「アーケロン」(「ソウルキャリバー」時代以降)の二刀流を使用。においてはアーケロンではなく、自身に残った邪剣の残滓とかき集めた破片から新たに作り上げたソウルエッジを使用)
      • 多喜(「エッジ」時代は元来愛用していた自作の忍者刀「裂鬼丸」のみで戦っていたが、「キャリバー」以降は里の重鎮からタキに託された後にソウルエッジの破片を刀身に取り込んだことで妖刀化した霊刀「滅鬼丸」との二刀流に)
      • 凪津(タキが忍術の師匠であり、「淡雪」「葛切」と名付けた二振りの忍者刀を使用)


    小説・ラノベ編集


    • ニンジャスレイヤー
      • ラオモト・カン(平安時代の哲人剣豪ミヤモト・マサシが愛用したとされる、名刀匠キタエタが四そろいで鍛造した二刀一対の妖刀「ナンバン」&「カロウシ」を愛用。イアイドーのワザマエも非常に高く、また通常の剣技以外でも、テレキネシス・ジツにより投擲したカタナをファンネルめいて操ったり自動回収したりと、カタナを使った搦め手技能も高い)
      • ヤモト・コキ(ラオモトの死後に散逸した「ナンバン」&「カロウシ」の一セットを敵ニンジャとの戦いで入手し、愛刀とする。彼女もサクラエンハンスメント・ジツによりカタナを操ることが可能。のちに彼女のナンバンとカロウシは融かし合わされた一本のカタナになっており、サクラエンハンスメント・ジツのエネルギーで生み出されたカタナと二刀流で用いることも)
      • ケジメニンジャドスダガーの二刀流)
      • ノトーリアスバイオニンジャゆえの四本の腕で二本のカタナを自在に操る(=「一本の刀を両手で握れない」という二刀流の宿命を強引に克服し、「二刀流」&「両手持ち」の欲張りセットができる)「バイオ・イアイド(ダブル・イアイドとも)」を得意戦法としている。そのイアイドーも、四本腕の利点を抜きにした純粋なワザマエで二十段(バイオ・イアイドで三十段にもなる)だと豪語しており、実際ニンジャスレイヤーからも対峙した際「攻め入る隙を見出せない」と、ひとかどの評価を受けている)
      • ソードダンサー
      • オフェンダー(二本のダガーナイフ)
      • ケイビイン(宙に浮かせた六種の武器を自在に操る「アスラ・カラテ」のほか、ソウルの炎を纏わせたニンジャソード二刀流を操る)

    • 駿河城御前試合
      • 黒江剛太郎(二刀流剣術「未来知新流」を興した侍。投げた脇差を相手が防御・回避して生じた隙を狙い斬りつける「極意・飛竜剣」が必殺技)
      • 片岡京之介(二刀流「二階堂流」の名手であり、御前試合で黒江と戦う)




    その他のジャンル編集



    二刀流の架空の人物(3次元)編集

    特撮編集








    時代劇編集


    刀剣以外での二刀流使い編集

    厳密には「二流」とは呼べないが記載する。


    刺突武器編集

    編集


    :元来2本1組で扱われる。編集


    その他の刺突武器編集


    編集


    編集


    打撃武器・鈍器編集

    棍棒メイス編集


    ヌンチャク編集


    鞭(鉄鞭・硬鞭)編集


    (軟鞭・一本鞭編集


    木刀竹刀編集


    トンファー:基本的に2本で一対の武器とされる編集



    鉄扇:本来は閉じた扇の形をした鈍器の一種だが、創作では打撃の他に、展開して盾のように攻撃を防ぐ、刃物のように鋭い縁の部分で対象を切断するなど多彩な機能を持つ武器として扱われる。編集


    トンファーブレード:刀剣とトンファーの複合武器。柄がトンファー型の剣、あるいは刃の付いたトンファー。編集


    その他の鈍器編集


    腕に装着する武器編集

    鉤爪手甲鉤編集


    手甲剣編集


    その他編集


    飛び道具・投擲武器編集

    苦無投げナイフ編集


    ブーメラン編集


    チャクラム円月輪乾坤圏編集



    手裏剣編集


    その他編集


    魔法の杖編集


    ヨーヨー型武器編集


    その他の武器編集


    異なる武器同士編集

    刀剣と槍(矛、薙刀も含む)編集


    刀剣と斧編集


    刀剣と鉤爪編集


    刀剣と打撃武器編集


    刀剣と魔法の杖編集


    斧と鈍器編集


    ナイフとフォーク編集


    その他編集



    二刀流の派生編集

    • 無限一刀流

    使い手は漫画『ソウルイーター』のミフネ

    スタイルは普通の一刀流だが、無数の刀を自身の周りに突き刺し、それらを取っ替えひっかえして戦う。

    ちなみに史実では松永久秀の一味に襲撃された足利義輝にコレクションしていた刀を片っ端から突き立て、兵士を迎え撃ったという記録がある(最終的に敗死したが)。


    Fate/staynight』に登場する固有結界。使い手はアーチャー及び衛宮士郎。能力によって無数の剣を作り出して戦うスタイル。ビジュアル的には上述の無限一刀流に近いが、こちらは二刀流を用いることもある(普段の戦闘でも夫婦剣『干将・莫耶』を使っての二刀流)。

    なお、『魔法少女まどか☆マギカ』の美樹さやか、『スマイルプリキュア』のキュアビューティもこれと同じような戦術を使用したこともある。⇒無限の銃製無限の氷製


    • 千刀巡り

    使い手は『刀語』の敦賀迷彩

    相手から奪った刀で斬り殺す奪刀術流派『千刀流』と、完成形変体刀十二本の一つ・千本一組の刀『千刀「鎩」』を戦場中にばらまいた殺界との合わせ技。


    • 殲景・千本桜景厳(せんけい・せんぼんざくらかげよし)

    BLEACH』の朽木白哉が所有する斬魄刀・千本桜の技の一つ。無数の剣がドーム状に自分と敵を取り囲み、自分はそのうち一本を手に敵に斬りかかる。


    使い手は漫画『ONEPIECE』のロロノア・ゾロ。もともと使用していた二刀流に、さらに友の形見である一刀を口に咥えたスタイル。


    片手で三本のビームサーベルを使用した『ガンプラビルダーズ』のビギニングガンダムも三刀流と呼ばれることがある。

    SOULEATER』のクロナ・『トライガン』のラズロの様に背中から第3の腕を生やして3つ目の得物を振るう、『グランブルーファンタジー』のオクトーのように髪を操って三本目の刀を持つ、というケースもある。


    • 四刀流

    この辺りから多腕キャラによる使用が前提になってくる。

    使い手は映画『STARWARS』のグリーヴァス将軍

    普段二本の腕がそれぞれ二つに分割でき、それぞれに一刀ずつライトセーバーを持ったスタイル。

    片手の代わりに足でライトセイバーを握るアクロバティックなことも可能で、サイボーグの身体とその際埋め込まれた電子頭脳による補助を活かした戦い方だが、映画本編では「アクターの負担が大きい」との理由であまり日の目を見なかった。

    なお関連は不明だが、『機動戦士Ζガンダム』のモビルスーツジ・Oは腕2本+隠し腕2本による四刀流が可能。

    その他には『ONEPIECE』のカクが二刀流+両足から鎌鼬を発する「嵐脚」を使用して四刀流を名乗り、『HUNTER×HUNTER』ではトガリという人物が、投げる武器2本+手持ち武器2本というスタイルの無限四刀流を使用。

    家庭教師ヒットマンREBORN!』では幻騎士が両手両足一本ずつの四刀流を使用。朝利雨月山本武が長刀1本と小刀3本の変則四刀を使用。

    また、上記のティトゥス(斬魔大聖デモンベイン)も、先に見せ技として繰り出した斬撃2つを捌かれたタイミングで魔術で自分の腕を刀ごとさらに2本追加し、「これでもうこの一手の内に攻撃は来ない」と防御の隙を見せた相手に第三、第四の斬撃を浴びせるという「必殺の隠し玉」としての四刀流を用いる。

    ゲーム『凍京NECROSUICIDEMISSION』に出てくる一本松双葉は、サイボーグ化手術で増えた両腕2本とともに四刀流を繰り出す。


    • 五刀流

    使い手は漫画『鋼の錬金術師』のキング・ブラッドレイ

    どう闘うかは不明。

    コミックス第5巻の表紙裏では、二刀流にさらに両耳の穴に二刀、尻の穴に一刀を刺したスタイルを披露(※あくまでもおまけページでのネタである)。

    特撮『海賊戦隊ゴーカイジャー』ではゴーカイブルーことジョー・ギブケンが使用したことがある。

    右手に二刀が、左手に三刀が融合した状態の刀を纏めて持つスタイル。


    • 六刀流

    使い手は漫画『ONEPIECE』のはっちゃん及び『映画ドラえもん のび太の夢幻三剣士』のスパイドル将軍。他に『機動戦士ガンダム00』のセラヴィーガンダムや『ダイの大冒険』の地獄の騎士バルトスも可能。

    六本ある腕にそれぞれ一刀ずつ、刀剣を持ったスタイル。


    主な使い手はゲーム『戦国BASARA』の伊達政宗

    上記の六刀流を左右それぞれ1つの手に一括した感じで、両手に三刀ずつ、指の間に挟むように持ったスタイル。


    ゲーム『閃乱カグラ』のも伊達政宗と同様の持ち方の六刀流を使用する。


    • 七刀流

    使い手は漫画『めだかボックス』の贄波生煮

    手に持った一本の刀に加え、スカートに隠した六本の刀を片手に三本ずつ突き刺すという恐ろしく体を張ったスタイル。


    • 八刀流

    使い手は漫画『ONEPIECE』のヒョウゾウ

    両手と六本ある足に一本ずつ刀を持って戦うスタイル。


    NARUTO』のキラービーも使用。

    脇や肘など、体の至る所に刀を挟み、回転しながら攻撃する(作中では7本しか確認できないが、8本の剣を持つと言われているのでこちらに記載。最大8本なのかもしれない)。


    • 九刀流

    使い手は前述の三刀流と同じくロロノア・ゾロ。正しくは「鬼気九刀流」。全身から気を放ち三面六臂の阿修羅を彷彿させる姿となり戦うスタイル。


    • 十刀流

    使い手は『機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM』のアスラン・ザラが搭乗するインフィニットジャスティスガンダム弐式

    右手に双剣型のビームサーベルの刃が2本、左手のシールドに付けられたビームサーベルが1本、両脚にそれぞれ2本、バックパックのウイングにそれぞれ4本、そして頭部の鶏冠に1本と合計10本のビームサーベルが装備されており、正に全身凶器という代物となっている。

    これまでは多椀だったり、独特な武術を扱うものが多かったが、こちらは機械の特性を生かして全身に装備する形を取り、特にバックパックにもビームサーベルを装備する点は生身の人間には出来ない芸当である。


    (以下追記募集中)

    その他の二刀流編集

    二つの異なる手段をもって事にあたること、両立不可能と思われる二つを同時に行うことのなどの意味でも使用される。

    など。

    令和初頭現在では下記「野球における二刀流」が最もよく耳にするであろう。


    野球における二刀流編集

    投手と投手以外(捕手野手DHのいずれか)のポジションを兼任する選手(特にプロ野球選手)のこと。

    近年では大谷翔平選手が最も有名。

    アメリカ合衆国においてはトゥーウェイプレイヤー(two-way player)と呼ばれている。


    野球において投手にかかる身体への負担は野手のそれとは比較にならないほど大きいため、投打分業が進んだ現在において、投手と野手を兼任する選手は珍しい存在である。

    ただし、かつては藤村富美男関根潤三ベーブ・ルースなど、戦争や天災などの理由で選手が当時慢性的に不足がちだった頃はNPBでもMLBでもこのような選手が決して少なくなかった。

    比較的近年の事例では、NPBでは嘉勢敏弘、MLBではブルックス・キーシュニックやケイシー・パトリック・ケリーがいる。

    大谷以外で現在でも二刀流として活躍している有名な現役選手では、KBOロッテジャイアンツ所属の金大宇羅元卓羅畇雁、また、チャイナのプロ野球には、本職は捕手だが投手や外野手も兼任している孟偉強という選手がいる。NPBでは北海道日本ハムファイターズ上原健太が2022年に二刀流に挑戦することを表明した。


    MLBでは、大谷の活躍によって、2020年のシーズンからロースター枠(出場資格枠)が25人から26人に拡大され、「投手」枠と「野手」枠に加えて「二刀流」枠という新しいカテゴリーが設定された。

    二刀流の登録資格を得るためには現シーズン、あるいは前年シーズンにおけるメジャーの公式戦で、投手として20イニング以上登板し、野手あるいは指名打者として20試合(各試合最低3打席)以上に出場することが必須条件となっている。

    また、二刀流の選手が投打同時出場した際に投手して降板して以降も打席に立つことができるよう、投手とDHを兼任できるルール(通称『大谷ルール』)が2022年に施行された。

    なお、アメリカの大学野球では、二刀流で活躍した選手に贈られるジョン・オルルド賞が2010年に設立されている。


    勘違いされやすいが、単に打棒が強いだけの投手は本来の意味の二刀流ではない。定義上はあくまで大谷のように投手と野手を兼任する選手のみを指す(というか、上記の勘違いが正しければ「エースで四番」の高校球児は全員二刀流選手ということになるが、彼らがそのような呼ばれ方をされることは普通ない。同じ高校球児でも投手と野手を兼任する選手こそが二刀流である)。


    また、DH制が認められているルールの場合投手はふつう打席には立たないが、二刀流登録の選手が投手として出場する試合においてDHを採用せず投手が打席に立つことがある。この現象を「リアル二刀流」と呼ぶことがあるが、これも本来の意味ではない。余談だが、いずれもプロで安打を打ったことがある投手の金江栗鄭粲憲は韓国で2人しかいない現役の10割打者である。


    なお、投手以外どこの守備位置にも就ける選手がが、彼らを「〇刀流」と呼ぶことはない(そのような選手は「ユーティリティプレーヤー」と呼ばれる)。あくまで投手との兼任においてのみである。


    こちらの記事がさらに詳細⇒二刀流(野球)



    競馬編集

    競馬界における「二刀流」は、芝とダート両方の馬場をこなす馬のことを指す。

    pixivではウマ娘化した事で知られるアグネスデジタルが一番有名だろう。


    芝・ダート両方でG1級競走を勝利した馬



    なおこちらもウマ娘化したメジロパーマーは障害戦を制しているが障害での重賞勝ちもダートでの勝ち鞍もなく、二刀流と呼ぶかどうかは議論が分かれる。

    また、障害レースの王者・オジュウチョウサンが年末の有馬記念に挑戦すると表明した時には『競馬界の二刀流を目指す』と報じられた。


    その他編集

    2018年の平昌オリンピックでは、チェコエステル・レデツカ選手アルペンスキー(女子スーパー大回転)とスノーボード(女子パラレル大回転)の2つの競技で金メダルを獲得するという快挙を成し遂げた。日本のマスコミはこの快挙を『二刀流』と報じた。


    2023年5月11日麻雀のプロ団体『日本プロ麻雀連盟』が将棋棋士鈴木大介氏の入会を発表

    これにより、麻雀と将棋の二刀流のプロが誕生した。


    関連タグ編集

    双剣(「」限定の二刀流)

    双槍(「」限定の二刀流)

    三刀流 六爪流

    二挺拳銃二丁拳銃(「拳銃」限定の二刀流)

    木刀使い(零刀流と言えなくもないのかと)

    男のロマン ドヤ顔ダブルソード  二足の草鞋

    大谷翔平 二刀流(野球)

    オービュロン おどるメイドインワリオでの二刀流と言う作法の担当。

    別名・表記ゆれ編集

    双刀 二天一流 二刀 両刀使い


    外部リンク編集

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