概要
仮面ライダーゴーストに登場する、可変型の武器。
ゴーストドライバーに目のシンボルマーク「エナジーアイクレスト」をかざすことで「アイコンタクト」し、必殺技の発動が可能になる。
待機音は「ガンガンミナー!」。
ちなみにドライバーが実体化されていれば変身前の状態でも召喚する事は可能で、変身前の姿でも武器として問題なく使える模様(劇中ではブレードモード、二刀流モード、ハンマーモードなどが使用されている)。
ゴースト以外ではグレイトフル魂に召喚された英雄ゴースト、仮面ライダーダークゴースト、仮面ライダーダークネクロムR、仮面ライダーダークネクロムBが使用。
『バトルスピリッツ』参戦時には系統「剣刃」(ソードブレイヴと同じ系統)を持つ紫属性のブレイヴとして登場。
系統「仮面」/「魔影」を持つスピリットが合体対象となっていた。
各形態
仮面ライダー電王のデンガッシャー以来となるフォームチェンジに合わせて変形する武器。
この特性ゆえに初期から物語後半にかけて活躍し続け、強化形態の武器であるサングラスラッシャー登場以降も出番は全く減っていない。
ムゲン魂での必殺技は該当項目を参照して欲しい。
ブレードモード
基本形態。主にオレ魂で使用する形態。両刃の剣である。
刃の「クァンタムブレード」はゴーストの「インビジブルスーツ」同様に「クァンタムソリッド」製で、理論上は地球にあるほぼ全ての物体を切断できるというブレイラウザーに似た性能を持つ。
他にも変身前のタケル、リョウマ魂、闘魂ブースト魂、闘魂ムサシ魂、グレイトフル魂、ムゲン魂、平成魂、エグゼイド魂、ダークゴースト、ナポレオン魂(ダークゴースト)、リョウマゴースト、ディケイドゴースト、グランドジオウ(※ガンバライジング)と使用者はかなり多い。
ちなみに後述する二刀流モードがあまり使われなくなった理由はズバリ、強化フォームで二刀流をする時はガンガンセイバー(ブレードモード)+サングラスラッシャーの組み合わせである事が殆どだったからである。
必殺技は刀身にエネルギーを込めて敵を切り裂く「オメガブレイク」なのだが、TVCMでの登場以降、長らく披露されておらず、映画『仮面ライダー1号』で漸く日の目を見た。
二刀流モード
主にムサシ魂で使用する形態。上部ブレードを取り外し、防御フレーム「クァンタムディバイダー」を取り柄として用いる小刀との二刀流形態。
他に使用したのは闘魂ムサシ、ムサシゴースト、変身前のタケル、ムゲン魂(※本編では未使用)だけというほぼムサシ専用形態と化している。ムサシ魂が斬り合いに特化した形態なので必然的にこのような扱いとなったのだろう。
電気眼魔との戦いでは避雷針の役割を果たしてしまい、電撃で痺れてしまった。
必殺技は刀身に赤いエネルギーを込めて切り裂く「オメガスラッシュ」。
ガンモード
主にエジソン魂とビリー・ザ・キッド魂で使用する形態。
上部ブレードを取り外し前後を入れ替えて付け替え、グリップから先を寝かせた銃形態。
銃口は先端部の「シャンデリアンマズル」というエネルギー弾に電磁力を加えて威力や命中率を調整する機関にあり、突起部は銃口ではなく「シュートポインター」という部位である(なお、前者と似たシステムがガンガンハンドやガンガンキャッチャーにも搭載されている)。
この他にもオレ魂、闘魂ビリー・ザ・キッド魂、ムゲン魂、ビリー・ザ・キッド魂(ネクロムB)が使用した他、英雄ゴーストではエジソンゴーストやビリー・ザ・キッドゴーストが使用した。
通常時はエネルギー弾を放つが、エジソン魂は電撃放射も可能。
ビリー・ザ・キッド魂はバットクロックとの二丁拳銃で戦う。ビリー・ザ・キッド魂は連射や銃撃に補正が掛かる形態なので最も相性が良いと言える。
ムゲン魂の場合はバットクロックの代わりにサングラスラッシャーを二丁目として用いる。
必殺技は強力なエネルギー弾を放つ「オメガシュート」で、エジソン魂の場合は電撃波を発射した。
ナギナタモード
上部ブレードを取り外し、柄尻に合体させたナギナタ形態。薙刀ではなく双刃刀の一種。
他の形態と違いメインで使用する魂は無く、オレ魂、ムサシ魂、ムゲン魂、テンカトウイツ魂が使用。
ヒミコゴーストが用いた例もあるが、実はヒミコ魂は一度もこの形態を用いていない。
必殺技は両刃にエネルギーを込めてガンガンセイバーを振り回す「オメガストリーム」。
アローモード
ロビン魂で使用する形態。グリップから先を寝かせたブレードモードに、ゴーストガジェット・コンドルデンワーを合体させた弓形態。
他には闘魂ロビン魂、グレイトフル魂、ムゲン魂、ロビンゴーストが用いた。
発射方法は弓から伸びる緑色のエネルギー弦を引いてからガンガントリガーを引くという古典的なクロスボウ形式だが、グレイトフル魂が使用した際には片手で発射している。
ある程度は近接戦にも対応できるようである。
必殺技は「オメガストライク」。
命中率・貫通力に優れる緑色の矢を発射し、斧眼魔のバリアの穴を縫うようにトドメを刺す活躍を見せた。
ライフルモード
ビリー・ザ・キッド魂で使用する形態。ガンモードにゴーストガジェット・バットクロックのガンモードを合体させた大型銃形態。
この他に使用したのはムゲン魂だけである。
威力は遠距離武器の中では抜群の攻撃力と命中精度を誇り、ムゲン魂はガンマイザー・ウィンド戦でこのモードを選択し、台風の目を撃ち抜く事を試みている他、ガンバライジングではゼロ距離射撃に用いられている。
必殺技は強力なエネルギー弾を撃ち出す「オメガインパクト」。
なお、玩具ではアローモードの中間形態からも合体出来てしまうがこれは誤りである。
ハンマーモード
ベンケイ魂で使用する形態。ナギナタモードにゴーストガジェット・クモランタンを合体させた槌形態。槌と呼ぶにしては些か形が歪すぎる気もするが、気にしてはいけない。
他にも変身前のタケル、闘魂ベンケイ魂、グレイトフル魂、ムゲン魂、ベンケイ魂(ダークネクロムR)、ベンケイゴーストと使用者は以外に多い。
必殺技はエネルギーを込めたガンガンセイバーを力一杯振り下ろす「オメガボンバー」。
ただし、劇中でこのタイプはオメガドライブとの組み合わせであり、ベンケイ魂や闘魂ベンケイ魂は弁慶の七つ道具型エネルギーを敵にぶつける技として用いた。
商品情報
| 商品名 | DXガンガンセイバー |
| 発売日 | 10月3日 |
| 商品価格 | 5,500円(税抜) |
| 付属品 | ムサシゴーストアイコン |
※商品公式HP(外部リンク注意)
プレイバリューに富んだ武器玩具であるが、眼魂を装填するといった従来の連動方式はガンガンキャッチャーに譲ることとなった。
劇中にはない形態として二刀流モードをベースに本体をガンモードに変形させたり、ナギナタモードをベースにコンドルデンワーを合体させて十文字槍型にしたりとオリジナル形態も作成できる(ただし、必殺技音声は本体の形態に依存する)。
余談
モチーフ
モチーフは燭台で、柄の辺りの銀色のモールドがロウソクと燭台の支柱のように見えるデザインとなっている。
『S.I.C.』版ではより燭台の要素が強く出たデザインに変更され、台座を取り付けると本当に燭台型になってしまう。
鎌モード？
実は玩具版のガンガンセイバーのジョイント部にはスペクターのコブラケータイを取り付けることが可能であり、専用のモードが起動される。
ただし説明書にすら載っていない非公式の遊び方であり、劇中でゴーストがグレイトフル魂でツタンカーメンの力を使用した際に所持していたのもガンガンハンドの鎌モードであった。またダイカイガンの技名である「オメガクラッシュ」もガンガンキャッチャーロッドモードの技名として流用されてしまったため日の目をみる事はないと思われる。
外部リンク
関連タグ
ガンガンハンド：こちらはスペクターが用いる武器
大橙丸 無双セイバー：同様に剣、銃、二刀流、ナギナタの状態を持つ武器。
主役ライダー武器
ハンドル剣/ドア銃←ガンガンセイバー→ガシャコンブレイカー
