ベンケイ魂
べんけいだましい
『カイガン! ベンケイ! アニキ!ムキムキ!仁王立ち!』
天空寺タケルがベンケイゴーストアイコンを用いてゴーストチェンジした姿。
第9話より登場。
基本カラーは白。頭を覆う頭巾「ソウシュウフード」は変身者の戦意を高め、いかなる戦いでも退くことの無い忍耐力を生み出す。オーバー部分に当たる「スズカケコート」は敵の攻撃エネルギーを吸収し、自らの防御力に変換できる。
また、肩には数珠型の「マイティネンジュ」には自らのパワーを2倍とする能力を有する。
マスク部分は弁慶の「七つ道具」がモチーフとなっている。
劇中では使用しなかったが、頭部にある「チュウギノトキン」は近くにいる仲間のダメージを肩代わりするという機能を持つが、おそらく元ネタは弁慶の仁王立ちの逸話。
『100の眼魂とゴースト運命の瞬間』ではダークネクロムR(レッド)がこの形態に変身し、ゴーストに襲い掛かった。
身長 | 204.0cm |
---|---|
体重 | 120.0kg |
パンチ力 | 9.99t |
キック力 | 11.1t |
ジャンプ力 | 39.0m |
走力 | 100mを6.4秒 |
天下無双の怪力を誇る弁慶を再現する如くパワーに優れ、パンチ力・キック力ともに闘魂ブースト魂登場前の全形態中で堂々一位のスペックを誇り、得物のガンガンセイバーハンマーモードを使用したパワー重視の戦法をとる。
特にパンチ力は次点のニュートン魂に3t以上の差を付けている。ただし脛の防御力はわずかに低下する(※テレビ朝日公式サイト掲載)。
素早さはオレ魂を下回るもののエジソン魂やニュートン魂、ベートーベン魂よりは高く、この手のフォームにしては珍しくスピード面もそこそこ維持している(前述の3形態はスペックが低い代わりに特殊能力を持つ特化型という事情もあるが)。
身長 | 204.0cm |
---|---|
体重 | 130.0kg |
パンチ力 | 16.0t |
キック力 | 14.4t |
ジャンプ力 | 39.9m |
走力 | 100mを6.0秒 |
19話、34話に登場の闘魂ブースト魂からゴーストチェンジしたベンケイ魂。
基本的にベンケイ魂と容姿は変わらず角のウィスプホーンも同じ形状だが、ボディカラーリングは赤くなっている。
英雄アイコンを使用した形態ではトップのパワーを有す。
武器は変わらずガンガンセイバーハンマーモードで、必殺技には炎が宿る。
- オメガドライブ ベンケイ
ベンケイ魂のキック必殺技。第10話ではオメガボンバーと併用。
- オメガボンバー
ガンガンセイバーハンマーモードを地面に叩き付け、大槌を除く弁慶の七つ道具(薙鎌、鉄の熊手、大鋸、刺又、突棒、袖搦)を模したエネルギー弾を放つ(薙刀と勘違いする人もいるが、飛ぶ向きから薙鎌であることが分かる)。
このエネルギー弾は、仮面ライダースペクターの必殺技を受けてもビクともしないカウンター障壁としても使える。
第10話ではオメガドライブと併用して、巨大な棍棒のようなエネルギーを纏い敵を叩き潰す技を使用した。
第19話にて登場した闘魂ベンケイ魂の方は、炎を纏ったエフェクトが追加されていた。
第29話ではガンガンセイバーハンマーモードを地面に叩きつけ、その際に発生した衝撃波で敵の集団を薙ぎ払う技を披露した。
- ゴウケツの鉄槌
ガンガンセイバーハンマーモードにエネルギーを溜めて地面を叩き、発生したエネルギーの拳で舞い上がった敵にガンガンセイバーを勢いよく振り下ろして地面に叩きつける荒技。
ガンバライジング限定技。
パンチ力 | 18.7t |
---|---|
キック力 | 15.2t |
ジャンプ力 | 41.7m |
走力 | 100mを5.2秒 |
ベースがネクロムであるためか、量産型ライダーにもかかわらず闘魂ベンケイ魂を凌ぐ高いスペックを持つ。
- 初登場した第9話にて仮面ライダースペクターツタンカーメン魂を必殺技のぶつけ合いで圧倒して変身解除に追い込んでいるが、この勝利がゴーストvsスペクターにおけるゴーストの初勝利である。
- 弁慶の「七つ道具」には薙刀が含まれる事もあるが、ガンガンセイバー ナギナタモードは使用していない。まぁライダーウェポンのナギナタはその実ダブルセイバーなので仮に手にしても弁慶のイメージとは合致しないだろう(ナギナタモードにクモランタンを接続したのがハンマーモードではあるが)。
- オレ魂の体重は96.0kg、ベンケイ魂の体重は120.0kg。だが闘魂ブースト魂の体重:111.0kgに対し闘魂ベンケイの体重は130kgしかないため闘魂ブーストゴースト(パーカー)も結構な重量がある模様。