『カイガン! ニュートン! リンゴが落下!引き寄せまっかァー!』
概要
天空寺タケルがニュートンゴーストアイコンを用いてゴーストチェンジした姿。
TV初登場は第4話。
劇場版『仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』にて先行登場しており、未来型ロイミュードを撃破するという戦績を上げている。
容姿
基本カラーは青。マスク部分には落下するリンゴの模様が現れている。
左手に「リパルショングローブ」を、右手に「アトラクショングローブ」を装備し、エネルギー増幅器「フォースアンプリファー」で本体と繋がっている。
パーカー「グラビテーションコート」は他の形態より厚手なダウンジャケット風で、どこか減量中のボクサーを思わせる外見をしている。
頭部の「ディスカバリーフード」で周囲のエネルギーや重力の観測及び各機能の調整を行うとされる。
グローブの形状は恐らく地球や月をイメージしているものと思われる。
スペック
身長 | 204.0cm |
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体重 | 110.0cm |
パンチ力 | 6.3t |
キック力 | 11.0t |
ジャンプ力 | 37.0m |
走力 | 100mを7.1秒 |
そのパワーは絶大で、最大で放てば上空から落下してくる1㎞はあろうかと思われる島を丸ごと持ち上げるほど。公式設定ではフォースフィールドの効力は半径5kmに及ぶ。
この能力を用いてブック眼魔によって浮き上がった都市をゆっくり降下させようとした際には自分が落下してきた都市に押し潰されるおそれがあったが、そもそもゴーストにデフォルトで備わっている透過能力で生還した。
向きも自由自在で、マシンガン眼魔の発射した銃弾を斥力で押し返したこともある。この能力は大群戦でも有効であり、先行公開動画では接近してきた眼魔コマンドを吹っ飛ばしたり、引力で纏めて引き寄せたりもしていた。
砂のような堆積物を吹き飛ばしたり、左手でドライバーから眼魂を吸着して変身を解除したりという応用も可能(#15)。
テレビ朝日公式サイトの解説によれば肩のフィジカルショルダーで「接触した物体の形状に合わせてあらゆる物理攻撃を受け流す」(原文ママ)とある。物理学者ってそういう意味じゃ…。
代わりにスピード面は低くジャンプ力はビリ2タイ。走力はゴーストの全形態でワースト。
まぁ飛び道具反射すればいいし、敵も引き寄せればいいので大した問題はないが。
ガンガンセイバーは使用しない。というより手の形状からして手持ち武器を扱えるかどうかも不明。フォーゼのロケットモジュールみたいに物を持つ時のみ普通の手になる可能性もあるが。
序盤に変身できる形態としてはあまりにも強すぎた為か、登場回数は少なく、闘魂ベースの形態も登場していない。
必殺技
- オメガドライブ ニュートン
ニュートン魂の必殺技。キック技としては未使用。
第4話では右手の斥力を増幅させる技を浮遊した街を安全に下ろすために使用し、攻撃には使っていない。
『サプライズ・フューチャー』では未来型プレーンロイミュード(コブラ)(演:塚地武雅)相手に使用、後述するグラビテーションインパクトと同様の攻撃方法となっており、デコトラに激突させて撃破に追い込んだ。
- グラビテーションインパクト
左手から引力を発生させて敵を引き寄せ、斥力を込めた右ストレートで敵を吹っ飛ばす。
ガンバライジング限定技。
余談
ニュートンと言えば微分と積分の発見、プリズムの発明、錬金術なども有名。ブック眼魔(ルイス・キャロル)との共通点は双方とも数学者であること。
入手経路は『仮面ライダードライブ』最終話で起きた事件ということになっており、ゴースト第4話の描写からこの事件は第3話と第4話の間だと思われる。ただ、先行登場した『ドライブ』劇場版は、この最終話よりも前の出来事とされており、矛盾が生じてしまっている。しかし、劇場版には未来型のロイミュードが出現している事から、こちらのゴーストもロイミュードが健在の未来からやってきて最終的に未来が変わった為ゴースト本編とは繋がらないパラレルの存在であると言う推測も出来る。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』では久々に登場。ゲームの力を持つ仮面ライダー達でなければ倒せないネビュラバグスターに対応するべくこの形態に変身し、斥力の力でネビュラバグスターを纏めて吹き飛ばした。
アクションフィギュア「ゴーストチェンジシリーズ」ではヒミコゴーストとのセットでプレミアムバンダイからの限定発売となる。
後に左手の「リパルショングローブ」と右手の「アトラクショングローブ」は、「仮面ライダーガッチャード」のハイパーバトルビデオに登場するマーズフェニックスに改造、リペイントされた。
参考元リンク
仮面ライダーゴースト GCPB01 ニュートンゴースト&ヒミコゴースト&ユルセンセット