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概要
重力相互作用の斥力の事。方程式の上では反重力は記述可能であるが、実際には負の質量を仮定しなければならず、実在はしないとされ、専ら物理学の分野よりSFで登場するのが常である。SFでは作用反作用の法則や揚力・浮力などに頼らない飛行能力としてしばしば登場する。
反重力が登場する作品
- ウルトラマン:ウルトラマンは足の裏から反重力エネルギーを出すことで、空を飛べるらしい。
- F-ZEROシリーズ:登場するマシンはG-ディフューザーシステムによって地面に対し垂直や反転しても走行出来るようになっている。
- サカサマのパテマ:地球の重力からエネルギーを得ようとした実験の結果重力が逆転し、人類の大半が「空へ落ちる」大災害が起きた。わずかに生き残り地下に避難したサカサマ人間と、影響を受けなかった人類とに二分した世界が登場する。
- 三大怪獣地球最大の決戦:キングギドラが反重力を武器に使う。
- スターフォックス:F-ZEROシリーズと同じく自機アーウィンは機体の姿勢制御にG-ディフューザーシステムという反重力装置を用いている。
- 電撃戦隊チェンジマン:渚さやかが劇中で反重力装置を発明しようとするが…。
- ドラえもん:タケコプターや逆重力ベルトなど、飛行系道具の大半が使用している。また、ドラえもん自身も反重力により常に3㎜ほど地面から浮いているため、靴を履く必要がない。
- マリオカート8:コース内に反重力によるホバー走行で壁や天井を走行する部分がある。
- YAT安心!宇宙旅行:作中に登場する「次元トンネル」(異次元の穴を人為的に発生させる装置)は「ブラックホールを応用した移動手段であり、トンネル内を航行する宇宙船が重力で潰れないようにするために反重力でバランスを取っている(コミックス版)」或いは「重力エネルギーと反重力エネルギーを衝突させて空間の歪みを作り出す(アニメ版)」という設定となっている。宇宙船などの浮上のためというより空間の歪みを発生させるために使用している(但し劇中にはエアカーやエアバイクも出てくる上、大型宇宙船の重力圏内での係留(飛行船のように浮いたまま乗降用施設に接続される)を見る限り、浮上の手段としての使用もあるのかもしれないが)
- UFOロボグレンダイザー:主人公機・グレンダイザーは胸部から「反重力ストーム」を放つ(熱線ではない)。