概要
2014年5月29日に発売されたマリオカートシリーズ8作目。Wii Uソフト。
今作では7の要素(空中、水中でのカート操作)に加え、新たに反重力が追加された。反重力ゾーンでは呼ばれる場所ではタイヤが水平になり、一部の壁や天井なども走行可能になる。また、Wiiにあったバイクが復活し、7同様カスタマイズも可能になった。
タイトルの8の字は反重力をイメージしているのか、メビウスの輪になっている。
また11月13日には同作が最初から本体に内蔵されているプレミアムセットも発売されている。同日配信の更新データではamiiboとの連動が可能になった。
2015年4月23日にはシリーズ初となる「200cc」が追加される。
2017年4月28日にはシリーズ初の移植としてNintendo Switch用ソフト「マリオカート8デラックス」が発売された。WiiUにおける隠しキャラなどを最初から使うことができる。また、レース中やバトル中にアイテムを2つ持てるようにもなった。
キャラクター
お馴染みの8人とWii、7で登場した12人に加え、新たに「クッパ七人衆」や新キャラの「ベビィロゼッタ」、「ピンクゴールドピーチ」、それにMiiが加わり7までのシリーズで最多の30人が使用可能。
しかし初めに使えるのは16人で、残りはグランプリで優勝することでランダムで1人ずつ追加される(Miiのみ別の条件をクリアすることで使用可能。)。
マリオ | 中量級 |
---|---|
ルイージ | 中量級 |
ピーチ | 中量級 |
デイジー | 中量級 |
ヨッシー | 中量級 |
キノピオ | 軽量級 |
ノコノコ | 軽量級 |
ヘイホー | 軽量級 |
ベビィマリオ | 軽量級 |
ベビィルイージ | 軽量級 |
ベビィピーチ | 軽量級 |
ベビィデイジー | 軽量級 |
ワリオ | 重量級 |
ワルイージ | 重量級 |
ドンキーコング | 重量級 |
クッパ | 重量級 |
以下隠しキャラ
キノピコ | 軽量級 |
---|---|
ロゼッタ | 重量級 |
メタルマリオ | 重量級 |
ジュゲム | 軽量級 |
ラリー | 軽量級 |
モートン | 重量級 |
ウェンディ | 軽量級 |
イギー | 中量級 |
ロイ | 重量級 |
レミー | 軽量級 |
ルドウィッグ | 中量級 |
ベビィロゼッタ | 軽量級 |
ピンクゴールドピーチ | 重量級 |
Mii | ※ |
※Miiの身長によって階級が変わる
アイテム
太字は新アイテム
- バナナ
- トリプルバナナ
- ミドリこうら
- トリプルミドリこうら
- アカこうら
- トリプルアカこうら
- トゲゾーこうら
- ダッシュキノコ
- トリプルダッシュキノコ
- パワフルダッシュキノコ
- ファイアフラワー
- ボムへい
- キラー
- ゲッソー
- サンダー
- スーパースター
- コイン
- パックンフラワー
- ブーメランフラワー
- スーパークラクション
- ミラクル8
コース
マリオカート8で初登場したコースは勿論、過去に登場したコースもリメイクとして再登場している(古いものだと反重力というシステムの追加もあってか原形がないのもあるが)
ハードがWii Uが移った事によりグラの質も上がり背景が非常に綺麗になっている。レースだけではなくコース散策という楽しみ方も出来る。
新規コース
レトロコース
No | こうらカップ | 作品 |
---|---|---|
1 | モーモーカントリー | Wii |
2 | マリオサーキット | GBA |
3 | プクプクビーチ | DS |
4 | キノピオハイウェイ | N64 |
No | バナナカップ | 作品 |
1 | カラカラさばく | GC |
2 | ドーナツへいや3 | SFC |
3 | ピーチサーキット | N64 |
4 | DKジャングル | 3DS |
No | このはカップ | 作品 |
1 | ワリオスタジアム | DS |
2 | シャーベットランド | GC |
3 | ミュージックパーク | 3DS |
4 | ヨッシーバレー | N64 |
No | サンダーカップ | 作品 |
1 | チクタクロック | DS |
2 | パックンスライダー | 3DS |
3 | グラグラかざん | Wii |
4 | レインボーロード | N64 |
ふうせんバトルコース
WiiU版『8』ではレースコースが使われる。Switch版『8デラックス』ではこれらのコースがバトルモードに登場しなくなっている。
No | コース名 | 作品 |
---|---|---|
1 | カラカラさばく | GC |
2 | モーモーカントリー | Wii |
3 | ドーナツへいや3 | SFC |
4 | キノピオハイウェイ | N64 |
1 | マリオサーキット | WiiU |
2 | キノピオハーバー | WiiU |
3 | シャーベットランド | GC |
4 | ヨッシーバレー | N64 |
マシンパーツ
『マリオカート7』と同様、自分だけのマシンをカスタマイズできる。一定枚数コインを集めると新しいマシンパーツを入手できる。マシンフレームにはカートのほか、コーナリングに特化したバイク、オフロードに強いATVもある。『Wii』以来バイクが登場し、ウィリーは加速時の演出のみになった代わり、バイクでもスーパーミニターボが発生できる(マリオカート7のテクニックを継承させる形とする為)。
カート、バイク、ATVフレームは合わせて37種、タイヤは21種、グライダーは14種で、組み合わせは10878通り、キャラクター36人も含めると全部で391608通りの組み合わせがある。
カートフレーム
- スタンダードカート
- スケルトン
- ネコクラシカル
- プリンセスコーチ
- スニーカート
- パタテンテン
- クッパシップ
- スティールダイバー
- ビートデイモン
- トライマッシュ
- Gフォース
- ターボ・ワン
- スーパースター
- ゴールドカート
- GLA(メルセデス・ベンツDLC)
- W25シルバーアロー(メルセデス・ベンツDLC)
- 300SLロードスター(メルセデス・ベンツDLC)
- ブルーファルコン(有料DLC第1弾)
- Bダッシュ(有料DLC第1弾)
- タヌキバギー(有料DLC第1弾)
- わくわくビートル(有料DLC第2弾)
- Pウイング(有料DLC第2弾)
バイクフレーム(ドリフトタイプ)
- スタンダードバイク
- マキシマム
- そらまめ
- バーニングボール
- モト・ドーザー
- きせかえスクーター(有料DLC第2弾)
バイクフレーム(ハングオンタイプ)
- マッハGP
- スーパーコメット
- ジェットライダー
- ヨッシーバイク
- マスターバイク(有料DLC第1弾)
ATVフレーム
タイヤ
- ノーマルタイヤ
- ノーマルブルー
- ワイルドタイヤ
- ワイルドホット
- ローラータイヤ
- スカイローラー
- リングタイヤ
- スパイシーリング
- スリックタイヤ
- サイバースリック
- ブロックタイヤ
- クリームブロック
- メタルタイヤ
- ボタンタイヤ
- スポンジタイヤ
- ウッドリング
- クッションタイヤ
- ゴールドタイヤ
- GLCホイール(メルセデス・ベンツDLC)
- トライフォースタイヤ(有料DLC第1弾)
- リーフタイヤ(有料DLC第2弾)
グライダー
- スーパーカイト
- セイルプレーン
- ズングリカイト
- ワリオカイト
- パラフォイル
- パラフォイルMKTV
- パラシュート
- もくもくバルーン
- ピーチパラソル
- フラワーカイト
- クッパだこ
- ゴールドカイト
- ハイラルカイト(有料DLC第1弾)
- かみひこうき(有料DLC第2弾)
追加コンテンツ
GLAカート
メルセデス・ベンツとのコラボ。2014年8月27日配信。
メルセデス・ベンツから3種のマシン(GLA、W25シルバーアロー、300SLロードスター)を無料でダウンロードすることで使用可能になる。また、GLAホイールもタイヤとして使用可能。
また、実在車両がマシンとして登場するのは今シリーズ初。
有料コンテンツ
新キャラ、新カップを有料でダウンロードすることで使用可能になる。
配信されるキャラ、マシンパーツ、コースは以下の通り。
第1弾
キャラクター
マシンフレーム
- ブルーファルコン
- Bダッシュ
- タヌキバギー
- マスターバイク
タイヤ・グライダー
- トライフォースタイヤ
- ハイラルカイト
コース
No | たまごカップ | 作品 |
---|---|---|
1 | ヨッシーサーキット | GC |
2 | エキサイトバイク | |
3 | ドラゴンロード | |
4 | ミュートシティ | |
No | ゼルダカップ | 作品 |
1 | ワリオこうざん | Wii |
2 | レインボーロード | SFC |
3 | ツルツルツイスター | |
4 | ハイラルサーキット |
第2弾
キャラクター
マシンフレーム
- わくわくビートル
- Pウィング
- きせかえスクーター
- バウザートライク
タイヤ・グライダー
- リーフタイヤ
- かみひこうき
コース
その他
第1弾は2014年11月13日、第2弾は2015年4月23日に配信。
また、2014年8月27日から予約購入も可能。
さらに、第1弾&第2弾を両方購入するとヨッシーとヘイホーの色違い8色も使用可能になる。
動画配信
ネット対戦で世界中のプレイヤーと対戦できる仕様やランダム性のあるアイテムを採用している為、大番狂わせがあったりプレイヤー同士で足の引っ張り合いがあったりなど動画映えするアクシデントがよく起こる事から、レースゲームとしてはガチ対戦だけでなく身内のパーティーゲーム感覚の動画など、配信用ゲームとしても人気となった。人によっては生放送でその場で募ったリスナーと対戦したりもしている。
関連動画
タグ
マリオカート7→マリオカート8 (マリオカート8デラックス)
トライドロン マッハルコン - タイヤが水平になる車。こちらは空を飛ぶことができるようになる。