概要
初登場はWii用ソフト『スーパーマリオギャラクシー』。英名は”Rosalina”。
名前の由来はESA(欧州宇宙機関)が打上げた彗星探査機「ロゼッタ」、若しくは薔薇の英語であるローズからといわれている。
基本的には『ギャラクシー』シリーズをベースとしたキャラであるが、新キャラの中では国内海外問わず特に人気が高く、最近では任天堂からも推され始めており、様々なマリオゲームに出演するようになった。
ファンの間でも「ロゼッタ様」と呼ばれている。
特徴
長い金髪を持ち、前髪で右目が隠れている美女。冷静で基本的に無表情だが、チコ達のママとして母性を見せている。
星の子であるチコ達のことを、我が子としてとても大切に想っており、立派な星となるまで見守り続けることに喜びを感じている。
落着いた口調で「~です、ます」のような敬語を多用する言葉遣いが特徴。ただし、チコの前で話す際や周りに人のいない際、後述する少女時代では普通の女口調となる。
マリオブラザーズに対しては、『スーパーマリオギャラクシー』では「さん」付けで呼んでいたが(マリオさん、ルイージさん)、『スーパーマリオギャラクシー2』では他の大半のキャラと同じく呼び捨てで呼んでおり、安定していない(あるいはパラレルワールドの設定なので違いが出ているのかもしれない)。ピーチ姫に対しては「(マリオの)大切な人」と呼ぶ。
クッパとの関係は実は描かれておらず、『スーパーマリオギャラクシー』『スーパーマリオギャラクシー2』の双方とも彼の野望に偶然巻き込まれた趣が強く(とても強い謎の引力によって天文台のパワースターが失ったとされている)、2人が対面したことは無かった。
年齢は不明(最低100歳以上)だがピーチ姫やデイジー姫よりは大人びた外見であり、身長もワルイージに次ぐ形で恐ろしいほどに高い。描写は少ないが足元は銀色のパンプスを履いている。彼女のドレスは肩から首の周りを露出している。
設定上ピーチを基準にデザインされているため、髪型などがよく似ている。
ただし、マリオ作品の人間キャラでは珍しく(ピーチやクッパ等魔法が使えるキャラは他にいるが彼ら以上に)魔法を使う描写が多く存在し、踏まれそうになるとバリアを張る、自らの手で持たずに道具を宙に浮かす、離れた場所まで瞬間移動するといった多芸を見せる。
また、常に魔法を行使しているのか大抵の作品で浮遊しながら移動するため、自らの足で歩いたり走ったりすることは少なく、実際に彼女だけ足音を出さずに移動する事も多い。そういった特性からスポーツ作品等では他の人間キャラが出来ないような道具の使い方をすることもある(自前の杖をゴルフクラブ代わりにする、野球のバットを片手で振るう等)。
『スーパーマリオギャラクシー』では終始シリアスに徹しているが、他の作品では他のキャラ同様表情豊かな彼女の姿を拝むことが出来る。
本編作品におけるロゼッタ
上述通り、初登場作品。
百年に一度故郷に立ち寄ろうとしていたその時、強力な重力でグランドスターをクッパに奪われてしまい、ロゼッタとチコ達を乗せたほうき星の天文台は動かなくなってしまう。
一方キノコ王国ではほうき星の接近により百年に一度の星くず祭が開催されていた。そんな中ピーチ姫がグランドスターの力を得たクッパ軍団にお城ごとさらわれ、カメックに吹っ飛ばされヘブンズドアに落ちてきたマリオはロゼッタと出会うことになる。
ずっと見ていたというロゼッタは彼にスピンの能力を与え、銀河に散らばったスターを回収するようお願いする。
スターを60枚集めるとロゼッタのかっこいい突撃ムービーが見られる。また120枚スターをコンプリートするとロゼッタのその後が見られる(足チラもあるよ!)。
ロゼッタは普段天文台の中央、トーチの前にいる。マリオを操作してロゼッタを踏もうとするとバリアを張られてしまう。スターピースを当てると杖で弾き嫌がる。
2Pのポインターでクリックすると『マリオカートWii』でお馴染みのハスキーなボイスが聞ける。
ロゼッタの過去はロゼッタの絵本で知ることが出来る。
ロゼッタと思われる絵本の少女は、幼い頃にママを亡くしていた。
そんな時に錆びた宇宙船でママをずっと待っている星の子チコと出会う。チコはママが迎えに来ないことに悲しみ泣いていた。
少女も一緒に待つことにしたが、何日まっても、何年待っても、チコのママは迎えに来ることはなかった。
ママのいない悲しみを知っている少女はチコを助けてあげたいと思い、空の上から見守っているという生前の自身のママの言葉を信じながらも、ママを探すために星の海へと旅立つ。
最初の方は少女とチコの楽しそうな宇宙の旅が描かれているが、中盤では夢の中に亡くなったママが登場しチコと共に泣いてしまうなど、少女の苦悩も描かれる。
やがて沢山のチコ達と出会い、チコ一人一人に名前をつけ、少女はみんなと一緒に家を造る。
そして100目のほうき星が通りすぎた時、故郷の星が気になった少女はふと望遠鏡を覗き、亡くなったママと一緒にお弁当を食べた丘、眠い中パパと一緒に星を観た丘を見つけ、突如ホームシックに陥ってしまい、チコ達に自身のママがいないこと、本当は空の上にママがいないことを知っていたことを打ち明ける。
それを見て最初に出会ったチコは大切な人のために星になることを決意し、少女のためにほうき星の尾となった。少女が故郷に帰れる様に、星の海を旅することができる様に、チコは星に生まれ変わったのだった。
戸惑う少女にチコ達は「大切な人のために星になれることは幸せなこと」だと告げる。
少女はチコ達を抱き寄せ「ありがとう…」と声にならない声でつぶやく。この時から少女はチコ達のママとして、チコが星になるまで見守って行こうと決意を固めたのであった。
少女はほうき星に乗って百年に一度だけ故郷に立ち寄ることにしているという。
そのためマリオ達の住んでいるキノコ王国には百年に一度、大量の星くずが降り注ぐ「星くず祭り」が開催されている。
なぜかマリオの名前を懐かしむが、明確な理由は明かされていない。ロゼッタの絵本の主人公であるロゼッタと思われる少女のパパは自慢のお髭で、ママはピーチ姫のイヤリングを付けており、弟は緑の帽子をかぶっている。故郷がキノコ王国であることも判明しているため、ロゼッタは「未来か前世のマリオとピーチの娘」という説が度々ファンの間で考察されている。
ちなみに「ロゼッタ」とはアルファベットで「rosetta」と記述して、バラを意味する「Rose(ローズ)」に由来した語句、女性の名前。付け加えると桃(ピーチ)はバラ目バラ科の植物である。
おたすけウィッチとして登場。一部のコース限定だが、数回ミスをするとゴールまで進めてくれる。ただしスターはブロンズスター(銅色に輝くスター)になってしまい完全なクリアとはならない。
どういうわけか前作のロゼッタよりやや大きく、なぜか普通のおたすけ機能と違いボスを圧倒する動きを見せる。
本人はクッパにほうき星の天文台ごと捕まりベビィチコを迷子にさせてしまう。
自らが危機に瀕しているにもかかわらずベビィチコの心配をしスターピース付きの手紙を送ってくれる。
なお、彼女はエンディングで登場するため、マリオやルイージは彼女との面識はその時まで一切ない(≒初対面となるロゼッタの事を知らない)が、ロゼッタは彼らのことを特に疑問に思わず普通に話しかけ、その名前を呼ぶ。こちらは名乗っていないにもかかわらず。
そのため、前述した「未来か前世のマリオとピーチの娘」説の他に「平行宇宙(パラレルワールド)のマリオとピーチの娘」説も浮かび上がってきた。
スターを120枚集めるとロゼッタとチコ達のエンディングを見ることができ、ファイルセレクトにロゼッタのアイコンが追加される。
また本当の最終コース「マスターオブギャラクシー」にてマリオを待ち構える。
スターを242枚全て集めると最後の特典として星船マリオにロゼッタがやってくる。スーパーマリオギャラクシーとは違い、マリオの方向に体ごと向いてくるため、横顔や後ろ姿などをじっくり拝むことができなくなってしまった。
ゲームクリア後、ワールドスターの「スーパーギャラクシー」というステージをクリアすることで5人目のプレイヤーキャラとして登場する。ついにロゼッタ自身を操作することが叶った。
(ちなみにゲーム関連サイト「4Gamer.net」では、最初デイジーを出演させる考えがあった模様であるが、ピーチとの差別化からロゼッタが採用された様子)
固有能力はスピン。『スーパーマリオギャラクシー』と同様、攻撃とジャンプの水増しに使える。チビ状態でも使うことができる。全方位に広い判定があり2段ジャンプにもなるので、とても使いやすく強力な固有能力。初心者 - 上級者まで幅広く扱うことができる。
スピンを使うことでルイージクラスのジャンプ力とピーチを超える滞空性能を得ることができ、高い場所にあるアイテムも難なく取ることが可能。幅跳びからスピンを繰出すことで遠くに飛ぶこともでき、素早さも補えるので変身無し状態では最強キャラとして君臨している。大抵のステージはロゼッタを使用することで難易度が大幅に下がる。
走る遅さ、ジャンプの挙動の遅さはスピンによってほとんど問題となっていない。
唯一のデメリットは変身後ではスピンが使えなくなることである。変身をするかどうかを良く考えて使わないとならない、マリオシリーズでは珍しい性能のキャラとなっている。
スーパーベルでネコロゼッタへ変身すると、黒ネコとなる。
ファイアフラワーでファイアロゼッタへ変身すると、サンタ服のような真っ赤なドレスに身を包み、髪型は愛らしいポニテとなる。
スーパーこのはでタヌキロゼッタへ変身すると、タヌキスーツに身を包んだ可愛らしいロゼッタを拝むことが可能。
ブーメランフラワーでブーメランロゼッタへ変身すると、コウラを背負いこちらも愛らしいポニテになる。
余談であるが、比較的新しいキャラである彼女の2Dアートワークが今作で初登場した。彼女のハンコやクラブニンテンドー特典であるサウンドトラックで見られる。
その他ゲーム作品におけるロゼッタ
マリオスポーツ関連ゲームは2004年の『マリオテニスGC』以降に固有の必殺技たる要素が取り入れられているが、彼女の露出が増えて来たNintendo 3DS、Wii Uでリリースされたスポーツゲームでは軒並み廃止される傾向にあったため、本領発揮はNintendo Switchからとなる。
- マリオカートシリーズ
『マリオカートWii』から登場。
カート時は普段着であるが、バイクに乗るとピーチとデイジー同様ライダースーツ姿となる。
初登場の『マリオカートWii』では、『スーパーマリオギャラクシー』のセーブデータの有無で入手難易度が大きく変化する。セーブデータがあればプレイ回数50回達成で入手出来るが、なければミラー全カップでランク☆1つ以上orプレイ回数4950回達成と一気に難易度が跳ね上がる。
マリオカートの産みの親である紺野氏の提案により『スーパーマリオギャラクシー』開発時に身長が伸び、女性初の重量級として参戦したという経緯がある。
NintendoDREAMのインタビュー記事によるとロゼッタが重いわけではなくチコが重いため重量級らしい。
しかし体格が細身のワルイージですら重量級なため、身長が高いことから重量級だと推測される。
『スーパーマリオギャラクシー』であまり声を発さなかったせいか、ギャラクシー後にプレイするとキャラが崩壊している様に見える。清楚で無表情なキャラもマリオキャラの中にいると弾けることが証明された。
『マリオカート8』からは新キャラとして赤ちゃん姿のベビィロゼッタも登場している。
- マリオパーティシリーズ
『マリオパーティアイランドツアー』のマップ「ギャラクシーロケットレース」の背景として初登場。ロゼッタが背景だけの出演となるのは非常に珍しいケース。
次作である『マリオパーティ10』からはプレイアブルとして登場。以降のシリーズではすべての作品で参戦している。
『スーパーマリオパーティジャンボリー』ではジャンボリーフレンドの1人に抜擢され、彼女を仲間にするとターン開始前にちょっとした性能のアイテムを1つ出してくれる。チャレンジミニゲームは「ロゼッタのスノーボードレース」であり、Joy-conを傾けて操作し、スノーボードに乗って彼女を追い1位を目指すレースミニゲームとなっている。レース後半からはレインボーロードを生成していく能力を披露してくれる。このミニゲームが体感ミニゲームであるがために、体感ミニゲームをonにしていないと出現することはまずない。
- マリオゴルフシリーズ
『マリオゴルフワールドツアー』にて、ダウンロードコンテンツとして『マリオゴルフ64』のリメイクコースと共に配信。600円(税別)のスターパックを購入することで使用可能となる。ゴルフ慣れしていないのかコントロールが悪いが、魔法によってかクッパに次ぐパワーを備えており、ゴルフクラブを直接持つのではなく魔法で浮かせて振るいゴルフを嗜む。ちなみにピーチやデイジーがゴルフ用の動きやすい衣装なのに対し、ロゼッタはドレス姿のまま。
登場演出やリザルト演出などではチコ達も登場する。ダブルボギーになるとチコが3星がかりでロゼッタを支えようとして失敗する、ロゼッタを重そうに表現している演出が見られる。イーグル、アルバトロス、ホールインワンでは様々なチコ達がほうき星の天文台やマリオギャラクシーの星々と共に登場する演出が見られる。
続く『マリオゴルフスーパーラッシュ』では最初から登場、ゴルフ衣装姿も実装された。
性能はオールラウンドタイプ。
ライバルのゴルフボールをスターピースに変えてショットに影響を及ぼす「スターピースチェンジ」や、2体のチコと共に駆け抜ける「チコダッシュ」を使う。
- マリオテニスシリーズ
『マリオテニスウルトラスマッシュ』から登場。当初はパワータイプであったが、続く『マリオテニスエース』ではトリッキータイプ(ボール軌道が曲がりやすい)となっている。
人間キャラでありながら常時浮遊しているため、チャージしている際の移動速度が早く(テレサと同じ性質)、とくに『マリオテニス エース』ではスペシャルショットなどを打つためのエナジーを効率良くためやすい性質となっている。
ただし、ボールへの反応がやや鈍い関係でボレーが弱く、長身でありながらリーチも短いため、ネット際での攻防では向かないため注意が必要。
スペシャルショットは黄・赤。緑のチコ達と連携で放つ「スターコンビネーション」。
オフェンスタイプ。
ハイパーストライクは「オービットバースト」。天高くサッカーボールを蹴り上げ、何処ぞの天体周辺を通過して戻って来たボールに冷気を纏わせて力強くシュートするという演出が挟まる。
シュートへ触れたライバルやキーパーを氷付けにさせ動きを封じる効果がある。
マリオのスポーツ作品において数少ない氷属性の必殺技。
- マリオ&ソニックシリーズ
『マリオ&ソニック AT リオオリンピック』より登場。新体操で使用でき、レオタード姿で美脚を披露してくれる。
続く『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック』ではサーフィンで出場。水色のラインが入ったウェットスーツ姿で競技に登場する。
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から、我が子であるチコと共にロゼッタ&チコ名義で参戦。
詳しい解説はロゼッタ&チコを参照。
漫画におけるロゼッタ
登場期間は37 - 40巻。37巻に収録されたスーパーマリオギャラクシーの読み切りには1コマだけ出ており、この時は原作寄りの顔立であった。本格的な登場は38巻の「スーパーマリオギャラクシー」編からで、顔立ちも美少女風に変わっている。
謎の美女を自称している通り、彼女の正体や素性などは一切が不明。マリオやピーチとの関係も特に描写されていない。
原作のように完全な敬語ではなく「まだまだ足りないわねー」「あ、ごめん」など女性語を多く交えて話す。感情も豊かで笑顔でいることが多い。困った愛も苦笑しており怒りを見せることは一切ない。登場当初は「○○かあんたは!」という風に突っ込み時だけ口調が一変していたが、後にこういった面はなくなった(ただし、ズッコケたりしている)。
当初は「マリオさん」と呼んでいたが直ぐに「マリオ」呼びとなった。
基本はツッコミだがたまにボケる(暫くゴミを捨てるのを忘れてゴミ屋敷レベルでため込んでいたりなど)。39巻ではゴールドワンワンへ向けて「ワンワンというよりキン○マだね」といってしまったことで呪いを掛けられ、巨大なボール(顔だけ)のような姿に変身させられてしまった(描写的に発言したのはマリオのようであるが、ロゼッタも一緒にいったという説明がある)。しかもオチではドッスンにまで呪いを掛けられ、今度は四角い姿となってしまった。
押しは強いがピーチ姫のような凶暴さはなく、女性キャラの中ではかなりまともな部類である。
このように原作とは全く異なるキャラなのであるが、寧ろ原作の方が漫画版に近いキャラ性を出すようになっていったという珍しい例である。
ピーチ姫を連れ去られ意気消沈していたマリオを励ますべく、巨大クリボーの幻影を生み出してマリオとチコにけしかけ戦意を取戻させた。ただし、割と本気でチコへ攻撃していたので容赦のなさに文句をいわれた。
攻撃能力は持たないが、40巻のクッパJr.戦では、バリアを使ってマリオ達を守るシーンが描かれている(ゲームとは異なり、直接ほうき星の天文台へ乗り込んで来てパワースターを奪おうとして来た)。この際にアイテムを手渡してバネマリオに変身させ勝利へ貢献した。
そのまま星船を動かしてクッパとのラストバトルまで同行。ピーチ姫とは顔を合わせるなり礼儀正しく挨拶を交わし、一緒にマリオ達の応援へ回っていた。この時の連携はそれこそ親子や姉妹の様に息がピッタリであった。
このまま観戦と思いきや無敵形態となったクッパへ苦戦するマリオに対し、仲間達全員でスピンアタックをすることを提案。マリオ・ロゼッタ・ルイージ・ピーチ姫、そしてチコ達のスピンアタックによって星船まで回転し、「銀河超(ギャラクシースーパー)スピンアタック」によってクッパを撃破した。
直後、吹っ飛んだクッパが大王星へ激突したことで超新星爆発(スーパーノヴァ)が発生(恐らく大王星は太陽の20倍以上の質量があったと思われる)。それに伴って生まれた恒星の残骸・ブラックホールを消すためチコ達が犠牲となって消滅してしまい、ロゼッタも姿を消した。悲しみに暮れるマリオ達へ向けてロゼッタはテレパシーで「チコ達は何度も生まれ変わる」ことを告げ、そのまま別れの時を迎えた。チコはその後も何度か登場しているが、ロゼッタだけは1度も登場していない。
……と思われたが60巻巻末漫画で、マリオの思い出に残っているキャラ達の集合イラストにて1コマのみ再登場した。
ちなみに作者は女の子の描き分けが苦手なのであるが、彼女は頑張って描き分けたことがコロコロアニキで明かされている。
余談
- Super Mario Galaxy Collector's Editionにはロゼッタの開発中のデザインが掲載されている。
- スーパーマリオギャラクシー2サウンドトラック(非売品)にロゼッタと絵本の少女が手を繋いでいるイラストが描かれている。
- ピーチ『桃』とロゼッタ『薔薇』は両方ともバラ科だが、デイジー『菊』はキク科。
- 『マリオテニスオープン』では、チコが出場するということから、彼女も出るだろうと騒がれたが、出場しないという結果に。NintendoDREAMによれば、参戦候補だったらしい。後に、『マリオテニスエース』で2019年1月にチコが参戦したため、ダブルスを組んでプレイすることが叶った。
- 『とびだすプリクラキラデコレボリューション』ではマリオ、ピーチ、デイジーと共にロゼッタのカートが登場している。ピーチ、デイジー、ロゼッタの3プリンセスが公式で推されたのは珍しいこと。
- すれちがいMii広場のピースあつめの旅のヒロインピースにはロゼッタも登場している。このピースにて、ポリーンやゼルダとの共演も果たした。
- ローソンの公式ツイッターでは、彼女がローソンでバイトしているという内容の4コマが存在している。あきこちゃんの兄とは顔見知りらしい。なお、前述したとおりロゼッタは相当な高身長を誇るが、立っている位置の関係もあるがあきこちゃんの兄と並んでいると彼より背が低い描写となっている。
- 『スーパーマリオ オデッセイ』では彼女は未登場なものの、公式の設定資料集では「ギターを左手で弾いている私服のロゼッタ」というものがある。王冠は被っておらず、ギターで見えないもののへそ出しの可能性が高い服装と言ったラフな出で立ちであり、ワリオ以外のキャラが私服姿で登場すること自体が希少であるのもあって、かなり印象を残りやすい。→マリオデロゼッタ
担当声優
- メルセーディス・ローズ:『スーパーマリオギャラクシー』シリーズ、『マリオカートWii』
- ケリー・ケイン:『マリオカート7』、『マリオゴルフ ワールドツアー』
- ローラ・フェイ・スミス:『スーパーマリオ 3Dワールド』以降の大半の作品
マリオキャラの中で恐らく初登場時の印象と今の印象で一番大きく異なるであろうキャラ。
初めの頃はミステリアスで低音のハスキーボイスという(時にはそういったギャップ萌えも)非常に大人びたキャラだったが、『マリオカート7』以降では声が高くなり喜怒哀楽が豊かになって、ロゼッタの印象が丸っきり変わってきている。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではケリー・ケイン氏のものを使用している。
関連イラスト
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