概要
『スーパーマリオ オデッセイ』の公式設定資料集にラフ画が描かれており、クッパピーチと同じく本編には登場していなかった、いわゆる没案のロゼッタの事である。
王冠は被っておらず黒い半袖のシャツにジーパンを着ており、左手でレフティのギターを弾いているのが見られる。あくまで没案なので、どういった状況でロゼッタが私服でギターを引くようになったのかは不明瞭であり、普段の彼女の性格から見ても印象が大きく変わっている。
そもそもロゼッタは『オデッセイ』には登場していないため、どういった経緯で登場するかも特に決められていない。
日本ではあまり話題になっていないが、海外では数多くのファンアートが描かれており、国内外で印象の残りやすさに違いが出ている事が分かる。
推測される没になった理由
普段のロゼッタらしからぬラフな出で立ちであるため、恐らくニュードンクシティ辺りで登場すると思われるが、そもそもロゼッタに都会のイメージが無さすぎる為に没になったと思われる。また、ニュードンクシティのコンセプトアートのひとつに彼女が電子看板あるいは巨大広告らしき物に映っているものも存在している。
また、マリオや本編クリア後のピーチ姫のように衣装のバリエーションの一つという手もあるだろうが、宇宙ステージは存在するもののロゼッタが登場する動機に乏しい為、着せ替えの一つとして登場する事も無かったと思われる。
(余談だが、設定資料集ではマリオの着せ替えの没案も描かれており、その中にはキノピコやようせい姫、そしてチコ等のような「似合わなかった」等の理由で没にされた衣装チェンジの案が描かれている)
ちなみに
ロゼッタがギターを弾くという描写はこれが初出ではなく、『スーパーマリオ3Dワールド』のサントラ(クラブニンテンドーの特典)では彼女が黒猫の姿で右手でギターを弾いているというイラストが描かれている。