概要
『スーパーマリオギャラクシー』で初登場。同じく初登場キャラであるロゼッタと沢山のチコが住んでおり、宇宙を旅している。いわば、宇宙船と宇宙ステーションを足したようなものであり大きさはピーチ城を軽く超える。
元々は少女時代のロゼッタがホームシックになってしまった際、沢山のチコが彼女を慰めるべく、共に住んでいたとある氷の星と一体化するが如く彗星になって、それが現在の天文台となった経緯を持っていた。故郷にいつでも戻れるようになったロゼッタは、100年に一度だけそこに向かうとされている。
『スーパーマリオギャラクシー』では他の惑星に向かう際のメインフロアとして登場した(『スーパーマリオ64』のピーチ城、『スーパーマリオサンシャイン』のドルピックタウン、『スーパーマリオギャラクシー2』の星船マリオ、多少趣は異なるが『スーパーマリオ オデッセイ』のオデッセイ号と同じ役割)。
力の源はピーチ城と同じくパワースターであり、クッパによって散乱されたパワースターを集めていくと、徐々に光を取り戻し銀河の行動範囲が広がっていく。
ちなみに変形させることも出来、バリアを纏いつつ圧倒的巨体で突撃してクッパ軍団の宇宙戦艦を軽々と撃破する描写も存在している。
その他の作品でも、『スーパーマリオギャラクシー2』ではエンディングに登場、『マリオパーティアイランドツアー』では「ロケットレースギャラクシー」の舞台、『スーパーマリオ3Dワールド』では背景に登場と言った具合に、様々な形で登場している。
構造
様々なドーム(生活スペース)が存在し、「テラス」「バスルーム」「キッチン」「ベッドルーム」「マシンルーム」「ロフト」に分けられている。そのうち、テラスにはパパの望遠鏡が置かれており、ロフトはチコ曰く「秘密の部屋」らしい(実際に部屋の中は草原が広がっているような雰囲気であり、室内であることを感じさせない。その為か、英語版では「Garden(庭)」という名称になっている)。
他には、時々ロゼッタがチコ達に読み聞かせをする際に使われる「書斎」や、プロローグのステージ「ヘブンズドアギャラクシー」に行くための「子供部屋」、キノピオ探検隊の宇宙船が停まっておりルイージがマリオを待ち構えている「ガレージ」、高難易度ステージ「試練の銀河(チャレンジギャラクシー)」やキノコ王国ステージ「グランドフィナーレギャラクシー」に行くための衛星「試練の扉」が存在している。
その内、子供部屋の内部はそれっぽい要素は一切見られず(これも海外版では単に「Gate(門)」になっている)、スターを120枚集めた際のトゥルーエンドではその建物を通じて直接「ヘブンズドアギャラクシー」と天文台を行き来している模様。
スーパーマリオくん
37巻~40巻のスーパーマリオギャラクシー編に登場。ゲームと同じくマリオたちの拠点となる。
主にロゼッタやバトラーとの会話の場として登場しており、書斎や子供部屋のような細かい部分は描写されていない。
ゲームとは異なりクッパとの最終決戦では突撃して直接乗り込み、決着の際は仲間たち全員の想いを込めたスピンアタックによって星船も回転。「銀河超(ギャラクシースーパー)スピンアタック」によってクッパの無敵形態を破り勝利する。