概要
女の子のキノコ族で、キノピオたちのアイドル。ピンク色のキノコ頭と、おさげの髪が特徴。
ピーチ姫のことを「頼れるお姉さん」として慕っている。
デビュー作は『マリオカートダブルダッシュ!!』で、キノピオのパートナーという位置付けで隠しキャラクターとして登場した。
『マリオカートWii』が長く遊ばれていたため感じにくいが、『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』以来長らく新作ゲームに登場していなかった。
『マリオゴルフワールドツアー』『マリオカート8』で6年ぶりに再登場。以降、アクションゲームを含めた多数の作品に出演している(代わりにキノじいの出番がなくなったが)。『スーパーマリオラン』で2Dアクションに、『スーパーマリオオデッセイ』で3Dアクション及びスーパーマリオシリーズに初登場した。パーティ系ゲームで初登場したキャラとしては中々の大躍進と言える。
なお、2014年に行われた宮本茂に対するインタビューではキノピオの種族は性別は決めていないらしいが、『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』等ではキノピコは女の子と明言され、他のキノピオ等(特にキノじい)も性別の概念がある描写がなされているなど、少々無理がある回答となっている。
この名前が彼女の個人名なのか、はたまた女性のキノコ族全般を指すのかは不明。『スーパーマリオギャラクシー』のオープニングでは彼女と同じ姿をした個体が複数人描かれていたが、『マリオ+ラビッツ_キングダムバトル』では1人のみとなっている。
主な登場作品
スポーツ・パーティ系
マリオカートシリーズ
初登場作品。隠しキャラクターとして登場。
8では隠しキャラとして登場。8DXでは最初から使うことができ、『コース追加パス』にてパワーアップの姿であるキノピーチも参戦。
レアキャラとして参戦。ウルトラレアでも変身姿や衣装が登場しており、探検家姿やビルダー変身、ペンギン変身、セーラー服、宇宙服と様々な姿を見ることができる。8DXより先行してキノピーチも参戦している。
マリオパーティシリーズ
『マリオパーティ6』から『マリオパーティ9』を除く作品に登場。プレイアブルキャラだったり進行役だったりと扱いはまちまち。
『マリオパーティDS』ではストーリーモードに登場。ハンマーブロスに自身の音楽室を占領され困っている。
マリオテニスシリーズ
『マリオテニスウルトラスマッシュ』から登場。
『マリオテニスGC』では直接の登場は無いが、オープニングのトーナメント表にキノピオとキノピコの写真が載っていた。
アクションゲーム
キノピオ探検隊の一員として登場。
敵に拐われるヒロイン役で、第2章では隊長の代わりに操作する。
プレイアブルキャラの他、「キノピオラリー」での審判も担当する。
『進め!キノピオ隊長』の設定。
エンディング後に登場するエリアのキノコ王国で、記録係を担当する。
追加プレイアブルキャラとして登場。性能としては『NewスーパールイージU』におけるトッテンのような初心者救済キャラクターといった立ち位置。
新アイテムのスーパークラウンによってキノピーチに変身できる。
それ以外のモードではプレイアブルキャラの一人として選択可能。
『UDX』から続投。アワ変身やドリル変身はもちろん、ゾウに変身したりワンダーフラワーの力で奇想天外な姿になったりすることも。
公式が公開したゲームのオープニングでは、クッパの引き起こしたワンダーに驚き、後ろに転倒してしまいそうになったところをデイジー姫に支えてもらうといった場面がある。
尚本作ではキノピーチに変身できない。
RPG系
ブーツ・ハンマーを獲得したときの解説役として出演。初めてセリフが用意された。
その他の登場
「みなさん! わたしはキノピコ! マウント・ビーンポールへようこそ!」
『ヨッシー・アドベンチャー』の案内役として登場。日本語音声なのが特徴。
メディアミックス
漫画
スーパーマリオギャラクシー編のエピローグに1コマ登場。その他の作品でもチラッと登場することがある。
もう一人の「キノピコ」
『マリオストーリー』でも同名のキャラクターが存在するが、こちらは別人である。
ハテナ虫のアシスタントをやっており、上記のキノピコよりも大人びている。
余談
本山一城版『スーパーマリオ』では「キノッペちゃん」という女性キノピオが登場している。ただし見た目は人間の美少女。
関連イラスト