概要
マリオシリーズに登場するキノコ族の男性。
同名のキャラクターが存在しており、『スーパーマリオRPG』と『マリオストーリー』に登場している。
スーパーマリオRPG
『スーパーマリオRPG』で初登場したキノコ城の大臣。
通常のキノピオと異なり緑色の水玉帽子で黒色の髭を生やしており、海外版での名前は「Chancellar」。
ピーチ姫の側近の中でも最高位の老人で外交なども担当するものの口調は丁寧だが言い回しが少し長い。
大臣という立場もあり高貴な印象だが、元がキノピオということもあり戦闘能力は皆無で後述の事件の際は他のキノピオ達と同様に部屋の隅で怯えていた。
いつもと違うパターンでピーチ姫がさらわれた際は動揺しながらもマリオに救出を依頼する。
その後、カジオー軍団のケンゾールから襲撃を受けてキノコ城を占拠されてしまうが、マリオとマロによって救出され、改めてピーチ姫の救出を依頼した。
ピーチ姫が救出された後はマリオ達にカジオー軍団を倒して世界の平和を取り戻すという3度目の依頼をする事となった。
マリオストーリー
『スーパーマリオRPG』に引き続きキノコ王国の大臣として登場するが、髭の色が白に変更されて服装も異なっている。
また、海外版の名前も異なっている(本作では「Toad Minister」)ため別人の可能性も考えられる。
こちらはオープニングでクッパにキノコ城ごとさらわれてしまうため、最初を除いて最終盤まで会う事ができない。
余談
キノコ大臣は後に発売された「スーパーマリオサンシャイン」で初登場したキノじいが同様のポジションを担うようになってからは一切登場していないためキノコ大臣はキノじいの前身ともいえる。だが、近年では通常のキノピオが同様のポジションを担うようになり、キノじいも一切登場しなくなった。そんなところも同じである。
実はキノじいや大臣以前にも、本山一城版スーパーマリオに「じい」なるキノピオが登場している。こちらは温和そうな老人のキノピオで、ピーチ姫からこき使われても忠実に尽くす。
なお、『スーパーマリオRPG』のキノコ大臣はマリオが3度話しかけると「早く行かんかい!」と怒られてしまう。