お~い、みんな。
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ジャマするやつが いるぞ~。
そんなヤツは、どういうヤツだ!?
概要
『スーパーマリオRPG』の敵勢力でもあるカジオー軍団の一員で目玉がある剣の形をしたホッピングに乗る赤い悪魔のようなボスキャラクター。
マリオとマロがどろぼうロードでクロコから盗品を取り返そうとしている最中に手下のヘイパー達を従えてキノコ城を襲撃していた。
キノコ城でキノコ大臣がいた部屋では新しい本拠地を見つけて楽しむヘイパー達がおり、そこへマリオがやってくると一緒に跳ねてないという理由でケンゾールは上記のセリフを言いながら親衛隊のヘイパー4体と共にマリオに襲いかかってカジオー軍団のボスキャラと初めての戦闘が始まる。
戦闘中の行動
カジオー軍団で最初に戦うボスだが親衛隊のヘイパー4体も従えているため倒す敵は5体と序盤の戦いとしてはかなり多い。
敵の数が多いケンゾールに対してマリオはマロと2人だけなので装備やアイテムは万全な状態で挑みたいところ。
戦闘中は「ほのお」「ほのおのかべ」といった火属性の魔法を使い、親衛隊がいる時は空中に飛んでケンゾールに攻撃できなくなってしまうのが厄介。
親衛隊が全滅するとケンゾールは地上に戻ってくるが、しばらくすると再び親衛隊が現れてまた空中に飛んでしまうという繰り返しで初見ではジリ貧に陥る可能性もある。
弱点は雷属性の攻撃でマロの「でんげきビリリ」を使うと1ターンだけ行動不能にすることが可能でリメイク版ではしびれるリアクションが追加されている。
親衛隊も雷属性が弱点のため「でんげきビリリ」で一掃できるようになれば一転して有利になり、FPが切れないよう事前にハニーシロップを多めに購入しておくといいだろう。
リメイク版ではおたすけキノピオの存在もあるためアクションゲージを溜めておくのもあり。
りょうさんがた
ラストダンジョンでもある武器世界では量産型のケンゾールが登場しており、こちらでも親衛隊のヘイパー4体を従えている。
雷属性が弱点なのはそのままだが終盤に登場するだけあってさすがに行動不能にはならなくなっている。
しかし、使用する技は同じ上にこの時点でマリオ側は3人パーティーで仲間も増えていたりアイテムや装備も充実しているため苦戦する事はないだろう。
倒すとたまに攻撃力アップのボーナスフラワーが出現したり戦闘後に「かえんだま」をドロップする事もある。
他の量産型は進行ルートで必ず倒す必要があったりエンカウントしやすいルートで出現する事が多いが量産型のケンゾールは出現するエリアが限られている上に場合によってはスルーもできるため量産型の中では特に印象が薄い存在でもある(リメイク版ではモンスターリストをコンプリートするため戦う必要があるが)。
なにかんがえてるの使用時のセリフ
ケンゾール「ビヨヨ~ン! ビヨヨ~ン! ビヨヨヨヨ~ン!!」
リメイク版のモンスターリストでは誰よりも跳ねる事が好きで頭の中もいかにカッコよく跳ねるかでいっぱいと解説されている。
りょうさんがた「マリオよ !私はかえってきた!!」
リメイク版のモンスターリストでは量産されたら恐ろしい事になると思われつつもマリオ達も格段に強くなっていたと解説されている。
スーパーマリオくん
カジオーが放った第一の刺客としてマリオを狙って登場しており、その場に居合わせたマロも含めて始末するべく襲い掛かって来る。
ギャグ漫画の本作品としては珍しくボケキャラではなく、ツッコミこそするがまともな悪として描写されているもののマリオには名前を「パラゾール」と間違えられていた。
バッドエンドではマロを置いて逃げるマリオの尻に剣先を突っ込むが、それによって起きた脱糞にマロ共々巻き込まれてしまう。
正解ルートではマロの「でんげきビリリ」で倒された。
なお、手下のヘイパーは登場しておらず戦闘場所もどろぼうロードに変更されている。
学年誌版でも突然現れて勝負を挑んできており同様に倒されている。
余談
ケンゾールは赤い悪魔のキャラクターが本体なのか目玉がある剣のホッピング部分が本体なのかはあまりはっきりしていない。
リメイク版ではデザインがわかりやすくなり前者が本体の可能性が高そうだが、マロの「でんげきビリリ」でしびれている時はホッピング部分の目玉も反応しているためやはりどちらが本体かは不明瞭となっている。
魔法攻撃を使用する時は赤い悪魔の方が頭部を分離させるような動きをしている。
原作ではバグ技を使うと彼との戦闘をスキップできるためRTAでは必須テクになっている。
リメイク版では修正されており、RTAでも戦闘スキップは不可能となった。