こまったヤツラの顔は 最高ニャー!
さあ!
つぎのもくひょうは1010本ニャー!
概要
カジオー軍団の一員で、弓の姿をしている。
矢の形をした手下「アーロン」を大量に従えており、自らの体を使って放つ。
一人称は最初は「オイラ」で途中から「オレ」に変わる。
なぜか語尾に「ニャ」をつけて話す。
BGM「森のキノコにご用心」が有名な森のダンジョン「ハナチャンの森」のボス。
戦闘までの経緯
ユミンパは手下たちと共に「オイラ以外のヤツラがこまった顔をするのは、とっても楽しいニャー!」と騒ぎながら、当たると動けなくなる矢をローズタウンに向けて1000本も放っていた。
現場に遭遇したマリオは思わず殴りかかろうとしたがマロに止められ、敵の数が多すぎるため隠れて様子を見ることにした。
すると、手下の一人がスターピースを拾ってきた。
スターピースが何なのかわからないユミンパは的当てに使おうとする。
そこにジーノが現れてスターピースの返却を求めたが、ユミンパは邪魔をされたことに怒り、やつあたりとして矢を遠くに向けて乱射した。
さすがに見ていらなくなったマリオは降り注ぐ矢を搔い潜って突撃、マロも必死にそのあとを追いかける。
ユミンパを止めるために戦っていたジーノに2人が加勢して、このゲーム初の3人パーティーが結成された。
戦闘中の行動
手下のアーロンたちはユミンパに使われる武器に徹するので、実質ユミンパ1人との戦闘になる。
そのため「おまえら、おおぜいできたないニャ!たぜいに ぶぜいニャ!」と怒り出し、A(物理攻撃)・Y(スペシャル技)・X(アイテム使用)3色のコマンドパネルを模した的が用意され、矢が当たったコマンドを禁止する特別ルールを押し付けてくる。
「オレもルールにしたがうから、イヤとはいわせんニャ」と律儀にユミンパ自身もこのルールに従って戦闘が行われる。
そのターンで多く選択されたコマンドを禁止するという法則があり、例えば3人中2人がA(物理攻撃)を選んだ場合、Aを優先に禁止してくる。
矢を放つ通常攻撃、雷を操った魔法攻撃を仕掛けて来る他、相手を眠り状態にする特殊攻撃「おやすみアロー」を使用してくる。
この「おやすみアロー」はY(スペシャル技)ではなくX(アイテム使用)に割り当てられている。
問題は、加勢時には何も装備がないジーノの防御力である。
マリオやマロはレベルアップでの割り振り次第だが、ジーノの初期HPは45のうえ、元々防御力が低い為、全体魔法である「ほうでんげんしょう」を喰らうと30ものダメージとなる(リメイク版は25ダメージ)。
一方で攻撃力はどちらも高めなので、マリオとジーノが攻撃を担当に、マロは回復技やアイテムなどで補助役に回るといいかも。
また、全体回復アイテムはケロケロ湖のおたまじゃくしが売っているので、あらかじめ買っておこう。
尚、ケンゾールやヤリドヴィッヒなどとは違い、ユミンパには弱点の属性がなく、逆に無効な属性もない。
リメイク版ではおたすけキノピオも禁止にしてくる。更に、HPを削り切った際に全コマンドを禁止するイベントが追加され、3人わざの「スターライダーズ」で止めを刺すこととなる(要するに3人わざのチュートリアル)。尚、ユミンパには力を合わせる仲間がいなかったので、その特別ルールで自滅する末路を辿った。
ラストダンジョンで戦う「りょうさんがた」も同様のルールで戦うことになる。
ただし、こちらは禁止してくるコマンドがランダムになっている上にユミンパがルールに従わなくなっている。
HPは1000と高く、リメイク版に登場する「きょうてき」バージョンはHP3000とこの後のボスたちをも超えるタフさを持つ。長期戦でジリジリとこちらのリソースを削ってくるため、三人技を使ってでも早めに片づけたい。
使用技
- でんげき
- ほうでんげんしょう
- おやすみアロー
- ライトニングボール
なにかんがえてるの使用時のセリフ
オリジナル「なんニャコイツラ。へんなカッコにゃ。ムカつくニャ」
…実際、オーバーオールとパンツ一丁と裸マントのトリオなので、あながち間違ってはいない。
りょうさんがた「2だニャ。 かなりやる気ニャ。 つぶすニャ。」
なお、ケンゾール(ケンゾール2型)やヤリドヴィッヒ(ヤリドヴィッヒ・マーク2)の量産型は名前が判明しているが、ユミンパは不明である。
スーパーマリオくん
50巻と51巻に登場。
コロコロコミック版では適当に弓矢をあちこちに放っていたが、突然現れたジーノからやめるように注意される。怒ったユミンパは弓矢で反撃に出るが、駆け付けたマリオに阻まれ戦闘となる。
マロの雷を喰らいそうになるがたまたま屈んだことで後ろにいたマリオに命中してしまい、これ幸いと弓矢でトドメを刺そうとする。しかしその隙を突いたジーノの「ジーノビーム」によって敗北した。
四年生版ではマリオが駆け付けないifストーリーとなっており、ジーノを圧倒してコテンパにしてしまった。
余談
似たような例としてスーパーマリオくん7巻では、海の上から色んなものが海底に捨てられた結果、クリボーの頭に矢が刺さってしまった。他にも剣など凶器の類が落下しており、クリボーたちの頭に突き刺さって大迷惑をかけられている。
ちなみにこのシーンは50巻にてセルフオマージュされており、カジオー軍団に敗れたクリボーたちの頭に矢とか剣とかが突き刺さっていた。
ケンゾールの部下のヘイパーとは異なり、部下のアーロンとは一度も直接戦う機会は無い。ハナチャンの森でも武器世界でも、当たると怯むギミックとしては出てくる。
彼らにはあくまでもユミンパの武器としての役割しかなく、本人に戦闘能力は一切ないのかもしれない。