自らトモダチを うらぎった
あやまちで、異空のドンゾコに
おちたマホロア。異空をかけ、
ふっかつをかけ、うしなった
チカラを とりもどそう!
(※ポーズ画面から引用)
概要
『星のカービィWii デラックス』に登場するキャラクターで、『マホロアエピローグ 異空をかける旅人』のマホロアの俗称。また、おすそ分けの4人同時プレイにも対応できて4人のマホロアを操作する。なお正式名称の判明前はボロロアと呼ばれていた。
正式名称の判明はわいわいマホロアランドで貰える彼のなりきりおめん。
キャラクター像
元々青かった衣装は本編後に異空間を漂った際に色褪せたボロボロの白装束に変化し、頭のフードも片方が少し破れてしまった。因みに、この時に初めて耳の部分が被り物のパーツではなく体の一部である事が判明した為、別のキャラを彷彿とさせる容姿になっている。
また、『マスタークラウン』による無限の力も失った事で高威力な攻撃や長時間の浮遊も不可能になり、当初は悲しそうな表情をしていた(この点については本編の活躍を踏まえると因果応報で、とあるボス戦でもポーズ画面で触れられている)。しかし、作中で敵を倒したり『かじつのカケラ』を入手する度に少しずつ魔力や技が戻っている事を確信し、異空間からの脱出を決意する。
異空をかけ チカラを全て集め、
まるで 生まれかわった ような
旅人マホロア!いつの日か
トモダチのために、そのチカラを
使う時がくるかも・・・こないかも?
(※ポーズ画面から引用)
全ての技の強化を終えると、「最強のマホロア」になりポーズ画面の文章が心からのベストフレンズや頼もしいバディとして活躍する未来を示唆するような内容に変化する。
使用技
基本的には『スターアライズ』での使用技と同じ。
- ふゆう(空/A)
空中を移動できる。強化するほど浮遊可能な時間が長くなる。
逆に言えばレベル上限になるまでは時間制限があり、これを見落とすと落下死が容易に起こる。空を飛べることが当たり前なカービィシリーズならではの落とし穴と言える。
- まりょくきゅう(B離す)
前方向に魔力球を発射。レベルを上げるとサイズや速度アップは勿論、溜め技の「レボリューションボウル」、同じく溜め技で氷を溶かせる「レボリューションフレイム」も撃てるように。
- まりょくきゅう・天(上+B)
上方向に魔力球を発射。レベルを上げるとサイズや速度アップは勿論、氷を溶かせる溜め技「レボリューションフレイム・天」も撃てる。前方への攻撃とは異なり、「レボリューションボウル・天」の段階は省略される。
- まりょくボム(下+B)
魔力で作った爆弾を投げる。強化に応じて最大3個まで同時に投げ、爆風の範囲も広がる。
- まりょくグランボム(上+下+B)
回転しながら巨大な爆弾を置く(まりょくボムを強化していくと使用可能)。まりょくボムよりも爆風が広く、最大強化時は爆風が広がっていく。
- マホロアストーム(D/B)
相手に向かって回転しながら突進。風属性を持っているため火を消したりできる。軌道の調整や長押しによる持続時間の延長はできない。強化に応じて飛距離が長くなる。さらに強化すればマホロアストーム中にもう1回マホロアストームを使う「れんぞくマホロアストーム」(マホロアストーム中に方向入力どれか+B)やマホロアストームをキャンセルして壁にぶつかった際にも発動する「ストームバースト」(マホロアストーム中にAをする)が使用可能。
元ネタは『20周年スペシャルコレクション』でカービィとレースした時に使っていた技。
- キルニードル(下+上+B離す)
地面から左右に1本ずつトゲを伸ばす。過去作と異なり針はしばらく残る。強化していくとトゲがより大きくなり、溜め技の2本ずつトゲを伸ばす「ダブルキルニードル」、4本ずつトゲを伸ばす「クアッドキルニードル」も使用可能に。
- マホロア砲(ワザエナジー満タンの状態でX)
ワザエナジーが貯まると使用出来る技その1。
前方に地形を貫通する巨大なレーザーを放つ。強化していくと、ヒット数が増え、レーザーがさらに大きくなる。
スターアライズでは「せーのでドン!」の演出でしか無かった。
- ブラックホール(ワザエナジー満タンの状態で上+X)
ワザエナジーが貯まると使用出来る技その2。
頭上に星型のブラックホールを設置、範囲内の敵やオブジェクトを吸い込む。強化していくと攻撃力や吸引力、サイズが上昇(エフェクトもド派手に)。
- リフバリア(L/R)
星型のバリアを張って、攻撃を無効化する(魔力ポイントで解放すると使用可能)。ボス戦第一形態に使っていた技。
ガード時にガード削りを受けないバリアを5回分展開する。ダメージを受けるごとにバリアが壊れる。リフバリアを解放するまで、マホロアは全ての攻撃でガード削りを受けてしまう。
強化するとバリアが壊れた時に相手にダメージを与える「リフカウンター」が発動出来る。
- いくうかんバニシュ(空中L/R)
『スターアライズ』初出の、エスパーの「バニシュ」のコンパチ技も勿論使用。異空間に隠れて移動、壁や相手の攻撃をやり過ごす。空中でしか使用出来ないのはご愛嬌。強化すると隠れる時間を延長出来る他、出現時の攻撃判定が強化される。
その他
- 体力
読んで字の如くHPを増やす。持久戦が得意なプレイヤーはこの強化を優先しても良いだろう(レベル5以降はゲージ2本目に突入する)。
- イカサマ
要はマホロアの素の力。コンボが切れるまでの時間を長くしたり、敵撃破後に食べ物をドロップさせたり、移動スピードを上げたり、被弾後に一時的な無敵状態にしたり、果ては後述のマホロア砲やブラックホールを発動させやすくしたりと何でもござれ。
ちなみに、レベル9から10に上げるのに必要なポイント数は5,586pt(「ゴーゴーハル」の語呂合わせ)。
余談 (ネタバレ注意)
- 因みに、冒頭のムービーではカービィ達に敗北したのが通常版とは異なる姿だった為、エクストラモード後か小説版のように最終決戦のみ先述のモードの時間軸である可能性が仄めかされている。
- 2023年4月21日に発売された『Nintendo DREAM』(2023年6月号)では、マホロアの衣装が白くなった理由について力を失った事を表すだけでなく、旅を乗り越えて再起した姿との関連を強める為である事が記載されている。
関連イラスト
関連タグ
エヌゼット:彼とよく似た外見を持つキャラ