概要
『星のカービィWii』のメインモードにおけるラスボス。また「格闘王への道」でも、最後に戦うボスとして登場する。
無限の力を秘めたマスタークラウンによって変貌したマホロアであり、その姿も怪物に相応しいものとなっている。
Miiverseには、カービィのウルトラソードの一撃を受け暴走したクラウンに支配されたことが書かれていた。
使用技
一部の技が、過去作品に登場したラスボスが使用した技と酷似している。その攻撃は歴代作品のプレイヤーならニヤリとさせられるようなものが多いが、おそらく初見では歴戦のプレイヤーでも笑っている暇などないだろう。
- 魔力球
複数のエネルギー弾を同時に飛ばす攻撃。第一形態のものとは発射パターンが異なる。
- コーリングショット
雑魚敵をお手玉のように飛ばす攻撃。開幕直後は第一形態で使ったコピー能力を持つ敵を必ず出すため、スーパー能力前に保持していた能力を取り戻すことができるが、地上から降り立った途端すぐに消滅するため、とるのが難しい。
- キルニードルワープ
ドロシアソーサレスの「キルニードル」に酷似した技。
歪めた空間から刺を出して攻撃する。第一形態の時とは異なり横向きに出すパターンもある。
- ワープホールアタック
ドロシアソウルの「デッドリーサン」に酷似した技。
異空間ゲートを開いての突進。想像以上に素早く、攻撃範囲もかなり広い。
画面奥で5種類の幾何学模様をランダムで描き、その形通りに描いた衝撃波が襲い掛かってくる。
ある種の初見殺しの技。
- マホロア砲
画面半分に達しようかという程の極太ビーム。高威力な上に連続ダメージまである。さらに魔方陣を経由してワープするタイプまで存在する。
- ブラックホール
マルク・マルクソウルの「ブラックホール」を原点とする、ラスボス恒例の技。
画面中央に巨大なブラックホールを出現させカービィを吸い込む。マホロア砲と並ぶ大技で、ストーンの石ころへんしんやリーフのかくれリーフといった無敵状態を無視して一呑みにしてしまう。更に、直撃すれば問答無用でコピー能力を強制解除され、且つ即座に能力星が消滅する為、残り体力次第では詰みになりかねない。画面端に向かって逃げ続けるしか回避の手段はない。繰り出す直前に魔法陣を描く時点でカービィが画面中央へ吸い寄せられる挙動を示す。
スーパー能力
今作で初登場したカービィのスーパー能力。しかしマホロアは明らかにそれと思しき攻撃を放ってくる。
オマージュしたのか、それともマホロアこそがオリジナルなのかは不明だが、画面全体に及ぶガード削りは恐怖の一言。
(なお、この「カービィの能力を使う」という点は「ミラクルマターを参照しているのではないか」と言う説が一部のファンの間で流れている事を記しておく。)
- ウルトラソード
- 対応能力:ウルトラソード
ウルトラソード(両刃の剣)を二本召喚し、斬りつけてくる。
- ドラゴストーム
- 対応能力:ドラゴストーム
紫色の竜を上下から突進させる攻撃。
3回繰り返し、最後の1発は2体同時に竜を突進させる。
- ミラクルビーム
- 対応能力:ミラクルビーム
力を溜め、自ら巨大なエネルギーの玉となって画面上を動き回り、最後に奥から突進する。
戦闘BGM
正式曲名:「CROWNED」
作曲者:安藤浩和
「彼方からの旅人マホロア」「ぼうけんのはじまり」「勝利への道」「4人の仲間と:クッキーカントリー」といった本作のメインフレーズがてんこ盛りな他、「グリーングリーンズ」「カービィ凱旋のテーマ」といった往年のカービィシリーズ代表曲までもを盛り込んだ名曲。
なお、エクストラモードや「真・格闘王への道」に登場するマホロアソウルでも同じ曲が流れる(しかし『Wiiデラックス』の真・格闘王への道では……?)。
曲名の「CROWNED」は各レベルの頭文字を並べたものであり、「王位に就いた」という意味。あえて意訳するのであれば「冠の支配者」「王冠を被りその力に呑まれた者」だろうか?
詳細はリンク先も参照のこと。
関連イラスト
関連タグ
マイマイゴン…アニメキャラクター。ほぼ同じ状態。
ばいきん大魔王…アイテムを使用した事によりそのアイテムの力に呑み込まれ暴走してしまったという点が共通している。