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格闘王への道

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かくとうおうへのみち

格闘王への道とは、星のカービィシリーズのゲームモードの名前である。 なお、本項では『ディスカバリー』の「Theアルティメットカップ」についても解説する。

概要

複数のボスと連続で戦っていく、所謂ボスラッシュモードである。

ボスラッシュそのものは『夢の泉の物語』や『星のカービィ2』などでも実装されていたが、あちらはモード名が特になく、中ボスも登場せず、休憩所もなく、各エリアボスとの連戦がある(場合によってはコピー能力すら使えない)といった簡易なものだった。

それを、『スーパーデラックス』で、独自の仕様を載せることでひとつのモードとして独立させたのがこれである。

登場するボス(中ボスも含む)全員を倒せばクリアだが、ゲームのシナリオを全てクリアした後に現れるモードだけあって難易度は難しい。

最初のボスと戦う前にコピーのもと(一部能力を除く)が置かれており、そこで好きなコピーを選ぶことができる。また、ボスを倒すごとに訪れる中間地点ではトマトがあり、そこで体力を回復させることができる。

また、休憩所にはコピーのもとが2つありコピーを変更することも可能である。

ディスカバリー』にもこのモードと同じように、ワドルディの町の「コロシアム」で「Theアルティメットカップ」と言うものがある。

名称こそは変わってはいるが、内容としてはこれまでの格闘王への道とほぼ同じ。

作品別

スーパーデラックス(SDX)、ウルトラスーパーデラックス(USDX)

SDX

ひとはなぜ たたかいをやめないのか?

ピンクのあくまが はねるとき、

ボスてきたちは きょうふにおののく…

USDX

人はなぜ たたかいをやめないのか?

ピンクのあくまが はねるとき

つわものどもは きょうふにおののく…

『SDX』で初登場。休憩所の回復アイテムはマキシムトマトが5つまで使える。

登場するボスはランダムだが、最後に戦うボスは必ずマルクになっている。1人プレイ時のシューティングボス戦では、ヘルパーが消滅してしまうので注意(2人プレイ時はヘルパー用の機体が登場する)。

『USDX』からはマキシムトマトを取ってからボスを倒して中間地点に来ると、取ったトマトがあった場所に普通のトマトが出現する。そのため、体力回復の機会が増え難易度はオリジナル版より下がった。また、下画面に時間も追加されたため、タイムアタックの目安も掴みやすくなった。

本作では、勝ち抜ききれなくても13連勝すると新モード「ヘルパーマスターへの道」が開放される。

上記の通りヘルパーで登場順番の固定された連戦に挑戦する「ヘルパーマスターへの道」が、新モードのボスが登場し、回復アイテムも減少した最高難易度モードとして「真・格闘王への道」が新たに追加されている。

出現ボス

星のカービィWiiWiiデラックス

Wii

ピンクのあくまがはねるとき、

あおきナイトがかぜをきるとき、

バンダナせんしがだいちをけるとき、

のハンマーいななくとき…

つわものどももちりにおなじ!

Wiiデラックス

ピンクのあくまが はねる とき、

あおきナイトが かぜをきる とき、

バンダナせんしが だいちをける とき、

のハンマーが いななく とき…

つわもの どもも みな、ちりに おなじ!

5つあるマキシムトマトのうち1つだけトマトボックスになっており、ボスとの戦闘中に回復させることも可能になった。

また、一度クリアすれば1Pもバンダナワドルディメタナイトデデデ大王でプレイできる。

本編で一部のボスにはスーパー能力を使う場面があったが、このモードにおいてそれらは全てカットされており、メインモードと比べてボスの体力が少なくなっている。

本作以降、ラスボスとの戦闘開始と同時にタイマーの時間が伏せられるようになった。

休憩所のBGMは「雲の夢」。

今作のみ全体のクリア率には関係せず、当モードをクリアせずとも「真・格闘王への道」を出現させられる。

『WiiDX』ではクリア率に含まれるようになったため、100%クリアには必須。

11~13バトル目

以下の順番で戦う

  1. ローア&マホロア
  2. マホロア(第1形態)
  3. マホロア(第2形態)

トリプルデラックス

人はなぜ たたかいつづけるのか…

ピンクのあくまが はねる時、

つわもの どもも ちりにおなじ…

はたしてキミは すべての

ボスたちに しょうりできるのか!?

5つあるマキシムトマトのうち1つだけアシストスターになっており、『星のカービィWii』同様、ボスとの戦闘中に回復させることも可能。セクトニア ヴァイン戦と、ビッグバン能力を使う場面はカットされている。

3戦目・6戦目・9戦目・最終戦の休憩所にはキーホルダーの入った宝箱が置いてある。

8~10バトル目

以下の順番で戦う

  1. マスクド・デデデマスクド・デデデリベンジ
  2. クィン・セクトニア(第1形態)
  3. クィン・セクトニア(第2形態)

ディスカバリー

先述の通り「Theアルティメットカップ」という名称で登場。

本編と「メタナイトカップ」で登場するメタナイトが登場する。

マキシムトマトは6つ用意されている。

フェクト・エフィリス戦でほおばりヘンケイを使う場面は全てカットされている。

1~8バトル目

以下からランダムに出現(★付きは「メタナイトカップ」でも登場する)

休憩所のBGMはメタナイトカップが「ひかえしつ」、Theアルティメットカップが「チャンピオンひかえしつ」

9~12バトル目

以下の順番で戦う

休憩所のBGMは引き続き「チャンピオンひかえしつ」だが、9戦目~11戦目では中盤、最終戦では終盤から流れ始める

  1. ワイルドデデデ
  2. レオンガルフ
  3. フェクト・フォルガ
  4. フェクト・エフィリス

関連BGM

メインストーリーで戦闘BGMが専用のものであるボス戦では流れない。

通常ボス戦と同じ曲が流れる作品は省略。

スーパーデラックス/ウルトラスーパーデラックス/トリプルデラックス

正式曲名:「コロシアムの戦い」

作曲者:石川淳

戦いを盛り上げるような壮大な雰囲気のBGM。

『TDX』ではオーケストラ風のアレンジが行われた。

星のカービィWii/Wiiデラックス

正式曲名:「勝利への道」

作曲者:安藤浩和

5-2・5-4のBGM「スカイタワー」のアレンジ。「真・格闘王への道」の通常ボス戦でも流れる。

元々は没作品となったゲームキューブ版のPVで使われた曲であり、「スカイタワー」とは表裏一体になるように作曲された経緯を持つ。

ディスカバリー

正式曲名:「戦えアルティメット」

作曲者:下岡優希

「勝利への道」・「りゃくだつのビーストバトル」(雑魚ラッシュ・中ボス戦)・「VS.デンジャラスビースト」(通常ボス戦)のフレーズが使われている。

ボス戦が第2形態に入ると後半パートが流れ、ドラムの音が追加される(サウンドテストでは2ループ目に収録)。

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