「今度のカービィはただのヤンチャ坊主じゃないよ」
「3匹のつよーい仲間がついているのさ」
プロローグ
そこにかかっていた虹がみんな消えてしまいました。
犯人は、空のかなたの暗やみから降りてきた ダークマター です。
恐ろしく強いダークマターは、あの デデデ大王 をも手先としてあやつり、
プププランドを真っ暗な世界に変えて住みつこうとしているのです。
さぁ、プププランドを守り虹を取りもどすため、
頼りになる3匹のなかまと力を合わせ、負けるなカービィ!
※VC版の取扱説明書から引用
概要
1995年3月21日に発売された『星のカービィ』のメインシリーズの3作目(間に『夢の泉の物語』が入っている為)。3作目なのになぜか2と呼ばれる理由は、第1作の『星のカービィ』に続くゲームボーイソフトの第2弾だかららしい(ゲームボーイではないが後の『星のカービィ3』もナンバリングタイトルとして引き継がれる)。カービィの敵として印象深いダークマターが初登場した作品でもある。
2012年2月15日から3DSのVCソフトとして配信され、同年7月19日にはWiiの『星のカービィ 20周年スペシャルコレクション』にも内蔵ソフトの一つとして収録された。
今作では仲間キャラクターが登場し、7つの島を冒険しながら彼らと力を合わせて『虹のしずく』を集めていく展開となっている。このアイテムは各ステージの何処かに1つずつ隠されており、基本的に特定の仲間キャラクターとコピー能力を組み合わせなければ手に入れる事が出来ないようになっている。
主なキャラクター
仲間キャラクター
3匹のなかま
???
BOSS
LEVEL1 グラスランド
LEVEL2 ビッグフォレスト
LEVEL3 リップルフィールド
LEVEL4 アイスバーグ
LEVEL5 レッドキャニオン
LEVEL6 クラウディパーク
LEVEL7 ダークキャッスル
FINAL BOSS
中ボス
登場コピー能力
登場するコピー能力は全て前作の『夢の泉の物語』から続投された物だが、数は少ない。
しかし、リックやクー、カインの仲間キャラを連れている状態だと能力の性能が大きく変化するので、それらを含めると実に28種類(ラスボス戦限定の能力も入ると29種類)もの能力を使える事になる。
- ??? ※リンク先ネタバレ注意!
余談
- ゲームボーイのゲームである事から1ステージごとの距離が短い為、実はちょっとした時間に遊ぶのにかなり最適な作品だったりする。
- マッシャー等既存のキャラと見た目や性能が良く似たキャラが多い。
- 仲間にはプロペラーという天敵がおり、仲間を連れていると恐ろしい表情で近づいて来る。みんなのトラウマ。
- ラスボスの後半戦では少しずつ高度が下がっていき、一定まで達すると大気圏で何度もダメージを受け続け最終的にミスになってしまう。しかし、前作のラスボスであるナイトメアパワーオーブ戦とは違い、制限時間直前で敵が逃亡しないのでバイタリティが無くなる前に倒せば良い。
- ゲーム中のスコアがゲーム終了後も保存される為、スコアカンスト後は敵を吸い込むだけで毎回残数が増えていく。
- バウンシーの初登場作品だが、この作品のみ"バウンシータイ"という名前で前頭部に毛のようなものが生えている。
- ステージ5-5の縦スクロールのステージには、特定の形でブロックが並ばれているが、攻略本などで全体を見るととんでもない物に見えてしまう。
- 開発時にはカービィが戦車などの機械に乗って冒険するイメージラフが描かれていた。ちなみに、戦車に乗るカービィ(戦車になるカービィ)は後の作品で登場している。また、そのラフには後に登場するアクロも描かれており、作中のとある場所にもアクロをイメージしたと思われる絵が登場する。
- リック、カイン、クーの3人は開発時は元々しもべと呼ばれていた。ちなみにその名残が『大乱闘スマッシュブラザーズDX』のフィギュアの説明文に載っている。
- スーパーゲームボーイでプレイすると各ステージでメインの色が異なり、虹色に対応する色が使われていることが分かる。
LEVEL1 | 黄色 |
---|---|
LEVEL2 | 緑 |
LEVEL3 | 青 |
LEVEL4 | 藍色 |
LEVEL5 | 赤 |
LEVEL6 | オレンジ |
LEVEL7 | 紫 |
ダークマター戦 | 黒 |
資料動画
コマーシャル
BGM動画
関連タグ
前後の作品
カービィボウル→星のカービィ2→カービィのブロックボール